年末もそれなりには忙しかったのですが、二週間経って戻ってきた同じ外来は別の様相を示しておりました。定期的に来られる慢性疾患の患者さんに混じって大量の熱発者が混ざってきている状況でして、その熱発者の多くがすでに熱発して一日から二日ほど経過している人々でした。
別室に通して次々にスクリーニングにかけられるのですが、びっくりする程次々にインフルエンザA型の人が検知されます。
病院ナースによるとB型の人もすでに“たまには”検出されますよとの事でしたがまだまだ基本的にはA型のインフルエンザ患者さんが圧倒的大多数です。
結局今年はインフルエンザワクチンが当たらなかったのでしょうか?何だかアメリカではそういう話が出回っているようですが、真偽の程は数値としては確認しておりませんのでその確かさを話す根拠を残念ながら持っておりません。
とは言え、名古屋は今年も結構なレベルで警報が出ている感じ。
少なくとも例年の平均的流行の開始よりも三週間から一ヶ月ほど早い感じで拡がっています。今年は早めに爆発するのでしょうか?気を引き締めないと私自身がかかってしまう可能性が十分ありますので、用心していかねばなりません。
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