2019年1月13日日曜日

昭和の残る円頓寺商店街

昨日の続きです。

円頓寺と書いてエンドウジって読むんですが、そこは地域の若手が参加した形でのシャッター商店街からの復活を目指すプロジェクトみたいなものがあるような話をなにげにウェブで読んで一回嫁さん達と行ってみたいと思っていたところでした。

地図を調べると、お堀の脇の県庁そばには円頓寺があることがすぐわかりましたので、そこを目指して駐車場を探すといわゆるアーケード街の脇にいくらでも駐車スペースが見つかりました。すぐに降りて散策開始です。

まあ、回りくどい説明よりも実際に見ていただいたほうが手っ取り早いので、下に順繰りとお見せします。
なんやかんやと細々とした店が脇に並んでいます。
手作り靴屋とかもありましたよ!
これが北側?五條橋側にあるアーケードの入口です。
昭和の頃は普通にあったお肉屋さん。
これこそ日本のお肉屋さんの基本形だというのが昭和生まれの私の感覚。
昔のアーケードと違って採光部分が広くて中は大変明るい状態。
それにしても地面の工事跡が全然酷くて・・・。
いつ整備していくのでしょうか。
明るい頃から開いてる立ち飲み屋。
近所にあればめちゃ嬉しいんですけど・・・。
交差点の四角にそれぞれ信長や黄門様があります。
しかし、心無いやつがどうの一部を損壊してるものもありました。
グラスファイバーとかメタルで出来てるみたいです。
しかしなぜ黄門様???
私と嫁さんと息子で中を歩いたのですが、もう我々が失ってしまったと思っていた昭和が本当に素のままで残っているところが沢山あって嫁さんと二人でああだこうだとワイワイ言いながら本当にキョロキョロしながらアーケードの中を歩き回りました。

感じたのはそれだけではなくて、この場所に連綿と繋がっている歴史そのもの。昭和の形態でさえ新しく感じるような古い古い歴史の積み上げの名残りのような「空気」を十分に吸い込める場所でした。

きっとこの辺りには大八車を曳いた人達や、馬に乗った役人達も橋を通って往来していたのだろうと感じる事ができるのです。古いものを新しいものに置き換えるだけが開発ではないと素直に理解できる、そういうところ。

嫁さんの重大な発見は「アトラクションは少なくても、美味しそうな食べ物屋がたくさんある!」っていう事実。さすが食い物が人生の半分である人は違いますな。w
今度またすぐに行こうと思ってます。

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