今年のGWも当直でブチブチに切断されました。
私と副院長で、この休日中の院内の内科ケア(精神科からの以来分も含む)は殆どカバーアップされました。意外にも真夜中のwake up call自体はそれほどなかったのですが、正直なところ、弱い緊張感がずっと持続するような当直業務のような仕事はたとえ何も起こらなくても本当の意味では心も体も休憩は出来ません。
世間では最大9連休などというお話もありますが、私自身にとってはただの厳しい連直の日々でした。w
臨床に戻って早くも四年半という時間が経過しましたが、自分たち医師側からのみならず、患者さんから見ても「まとも」と言えるレベルの臨床の質を維持するのは大変重要なことで、それが達成されて初めて病院にいる「意味」がより確かなものになります。
日本では仕事の長さと疲労度においてブラックな職業の一つとしてカウントされている医業ですが、労働時間の分散と定時制をきちんと確保していかないと今後は若い人達を中心にうつ病等によるドロップアウトが更に増えていくんじゃないかと危惧しています。
我々「昭和」生まれの医師たちもやがて数十年経てば臨床の現場から消えていきます。その時は平成生まれの先生達が要職について日本の医療を引っ張っていくことになっている訳ですが、この時代になれば流石に法的要件などは整い、医師の仕事の質は随分と変わっているのでしょうか?
その時に老人になっている我々は「俺達の頃はもっと厳しくてだな〜」等とくだらない昔語りで苦労自慢でもしているんでしょうかね。w
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