2018年6月18日月曜日

SUITSを観てます

アマゾンのプライムで観ることの出来るビデオの中にあるドラマにSUITSというのがあります。

もう何年も続いている人気ドラマなんですが、中身はリーガル・ドラマでハーバード卒の人間を集めた法律事務所をめぐるいろいろな面白い話が次々とめくるめくように回ってきます。

しかし、このドラマの核はなんと言っても人間。リーガルドラマの白眉はやはり人間の世界のお話だということを何度も何度も解らせてくれる素晴らしいコンテンツを含んでいます。
基本的にこのドラマのコアになる部分は(ネタバレになりますが)マイクというphotographic memoryを持つ怪物のような「ニセ」弁護士とその上司に当たるハーヴィーと言う頭の激切れ男の周りの部分。勿論、二転、三転というのはお決まりなんですが、鉄壁の論理を持つ負けず嫌いの男たちにも実は弱い部分が有りまして・・・。

私は映画やドラマでは潜水艦ものとリーガルドラマに滅多なことではハズレと言うもんはないと思っています。それはきっと恐ろしいほどの濃密な人間関係の中で人が吐き出す切羽詰まった本音がぶつかりあうからだと思っています。

狭い空間でぶつかりあう分子というのは物理の法則では間違いなくヒートアップの方に動く訳でして、熱いドラマが繰り広げられるのは必然となるわけです。

未だシーズン2の後半までしか観ていませんので、まだまだこれから話は間違いなく流転を繰り返すはずですが、こんなのを観ていると日本の他のテレビドラマも頑張らないと、例え海外勢にドラマで負けないにしても、NetflixやAmazon製の和洋の作品群に大河に呑み込まれるが如く消滅していくのではないかとちょっと考えてしまわざるを得ないのでした。

やっぱ、モニターとネットは残ってもテレビ局は消えるまでは行かないとしても、小さな小さなローカルニュース中継局になってしまったりして。

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