一回目は6人でランダムな安酒屋集合。二回目は3人で超高級馬刺し店。そして今回、私の取っての三回目に参加するにあたって「本当は」名古屋で一番古い居酒屋である大甚を案内してあげたかったのですが、ここはお盆にはお休みをとってしまっておりまして熊本から東京へ行く途中でわざわざ名古屋に一泊して、私と飲み食いする時間をとってくれたE君に申し訳なかったです。
それでも、彼とはまず初めに栄にある居酒屋で待ち合わせてから飲み始めました。LINEでIDは交換してありましたので、今回も今どこにいるという事を教え合いながら店に近づいて行きました。店の前で待っている私にそっと近づいてきたのはまさに私の息子のような歳の若々しい青年。
忘れないように前もって松坂屋と三越で買っておいたフィナンシェと他のお菓子を彼に渡して席に着き予約通りの注文を待って飲み食いを始めました。所詮、安酒屋ですからこんなもんと思っていたものが出てきて私としては「あ~あw」という感じ。ネットの評価とは全く異なる感じで、オジサンになるとなかなかこういう感じの店の飯は美味いと感じられません。
しかし、そういう食事や酒とは違って彼との話は大盛り上がり。そもそも彼が何をしているのか、どこでどう暮らしているのか、そして最近はどうしているのか等の話が次から次へと出て来ます。このゲームをしている人間達って本当に驚くのですが皆バック・グラウンドが一部上場企業とかが沢山。そして彼も御多分に漏れずその一人でした。
ところが、途中から話がガラリと変わりました。盛り上がって互いの話をした後、彼が突然「こうやって話をして信頼できる方の様ですから話をしますが、実は二週間前に親父が突然亡くなったんです」という驚愕の話が飛び出て来ました。
「本来はココでこんな話をして居るべきじゃ無いのかもしれませんが、Xさんとはその亡くなる前から今回の約束をしていましたので、今回はこれを守らせて頂きました!」との事。私は茫然としました。しかも、父君が亡くなられたことを離婚をした実母さんには知らせていないという話。
いろいろと複雑な事情も話をしてくれたのですが、私よりも若い父君を突然なくしての東京行き、ましてや私の所へ約束を守るために寄ってくれた等となっていて大変申し訳なく思いました。
しかし、ここは名古屋。せっかく来てくれた息子のような歳の彼に名古屋を知らないまま帰って貰うわけにはいきません!そこで私が取り出した秘策は亀ちゃんでした。実際に連れて行くと、驚く事にメッチャ若い三人組と70代の御仁三人が居たのですが、全員が滅茶苦茶歌が上手くて驚愕。こんな亀ちゃん初めて見ました。
それでも最後は彼もバンドのボーカルである事を生かして猛烈な美声を披露してくれました。今晩は「普通は全く喋らない店のお母さん」が、饒舌に己の過去を喋ってくれたのが物凄く印象的でした。彼自身も大満足で「こんな店あるんですね!」といって大いに楽しんでくれたのでした。w
その後私が当然全部払わせて貰った後で、脇で歌ってくれた若者足しの分も払って店を出ました。必ずの再度のリアルでの出会いを約しての解散となりました。いや、実に楽しい飲み会でした!
0 件のコメント:
コメントを投稿