2018年3月29日木曜日

息子の初給料!

近くの施設に週一回行き始めた息子が「なんと!」給料をもらってきました。

自分の息子が自閉症であること、知的障害があることなどからなかなかお金を頂ける❝仕事❞というものが出来るのか否かという事に関して半信半疑でしたがちゃんと給料の明細を頂いてきました。

給料を貰えることとなった人生初の仕事は六時間分の仕事だったようで、6hr・110yenという事で合計660円を頂いて参りました!

当然のことですが、額は親である私にとって全く関係無しでありまして、息子が働いてその対価として報酬を得たという事実に飛び上がるほど嬉しくなりました。
嫁さんと二人して小さな給料のstubをニコニコと眺めながら深い満足感に浸りました。

生まれたからには親に喜びを与えるだけでなく、社会の一員として何らかの形で社会の役に立つ人間であって欲しいというのは人の親ならきっと誰であろうと思う事。それが数字という形で評価されたのは大変に大変に意味のある事です。

野球場で空に飛ばす風船に小さな機械で笛を付けていくのがその内容だったようですが、教えられたことは淡々と出来ていたようです。

そういう作業をしていくうえでは先生方が作業をしている人たちの周りを廻って、手順に間違いがないか、問題なく疲れずに出来ているかなどを見てくださっているようです。

私のほうも恩義を感じておりましたので、施設のほうでその獲得に困っていた定期診察をしてくれる精神科の医師を私の病院から紹介しその先生と契約させていただきました。

どんなレベルでも良いから「仕事をして社会の一員としての役割を果たす」行為を始めてくれた息子を誇りに思う親バカでした。

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