2018年3月19日月曜日

死に体の日本年金機構

日本年金機構の中身はどこまで無能・無責任な組織なんでしょうか。

記憶に残るレベルでは古くは名寄せ不可能問題から始まって、10万6000人に対する600億円以上の年金未払い問題、ほんの一か月前には130万人分の過少支払い問題。そして今度はデータ入力業務を中国に再委託とか、本当に次から次へとホームランを次々と場外へ叩き込み続けております。orz

今回の事件では豊島区のSAY企画という会社が中国に何と500万人分の年金受給者の情報を渡して入力依頼していたとのこと。年金機構自体はマイナンバーや配偶者の年間所得額などの個人情報の入力業務をここに委託していて、さらにここのバカ社長が「自分が創業して役員となっている」中国の会社に再委託をして入力させていたらしいのですが、このオッサン曰く「入力させていたのは漢字の名前とふりがなの作業だけ」なんですと!

おまえ、いい歳こいて怒られる前の小学生がつくようなわかり易い嘘をシャーシャーと吐くもんじゃないよ?

そもそもこの会社は既にヤラカシタ前歴を持っておりまして、約130万人の年金が過少支給となった問題でも、データを入力せずに放置していたことが判明したばかりの会社。一体全体こんな無責任の権化のようなオッサンが頭を務める会社になぜ年金機構は一次委託したのか?
誰かがこのオッサンに強いコネでもあって持ちつ持たれつの変なことをしているんじゃないでしょうかね?

このオッサンの刑事責任を淡々と、しかし確実に追及するとともに、一体全体何が起きたのかということを細部にわたって詳らかにする必要があるでしょう。しかしそれにしても、そもそもなぜこの日本年金機構という組織はこれほどまでに毎度毎度ボロボロなのか・・・。

こういうことはあまり想像したくないのですが、官僚機構も含めて日本という国の平均的仕事の能力が低下している一端がこんな形で出てきているのかも知れません。データ処理と解釈、そしてその活用に弱い国家はやはり21世紀では明らかな泥船なんですかね。

とはいえ、先の大戦でもデータ活用で全くアメリカに勝てなくてボロ負けしたわけで、そういう意味では昔から変わって無いという話もあるんですが。w

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