この4月から遂に「本来は最初から当然そうであるべきだった」電力の小売自由化が始まるようです。
ネット上の様々なニュースソースが地域ごとの電力自由化後の激変(特に電力会社自身にとっての)の可能性を伝えていますが、実際はどうなるんでしょうね。個人的には実に興味深い話です。
電力会社といえば昭和生まれの私からみるといわゆる「面白くもおかしくもない」インフラの供給会社であり、地方自治体や国家と深く結びついて独占的な権益を保証された半公務員のような事業者というイメージが有りました。
実際、従姉妹で九州電力に入社した人間がいましたが、当時高校生だった私は周りの親戚達がいい会社に就職できて安泰だね!って感じのコメントをその兄ちゃんの親に発していたのを聞いて複雑な気持ちでした。
当時既に松永安左エ門の話などは結構文章から知っていましたので、日本における電力事業というのがどういう感じで創成されていったのかということ概要は掴んでいるつもりでしたが、たとえ社会には必須のシステムであっても「面白く無さそう」な会社への就職っていうのは何だかな〜って感じてた時期もありましたよ。w
しかし、その「絶対安泰」というものが世の中には有りえないんだということがこの春からやってくる、そしてその事実は東京電力を始めとして各地の電力会社を津波の如く洗い流す可能性まで出てくるわけで、電気の調達コストさえ優秀であればどんな小さなところでも競争に参加できると言うところがなかなかワクワク感を醸し出しています。
しかし、この感じと言うのは昔の携帯各社の戦闘開始の時になんかそっくりですよね?
ということは・・・最終的には各社叩き合いを止めるために裏で各社をお互い眺めあいながら「最終的には」横並びで価格を出してくるという、時間はかかるものの、面白くもおかしくもない「いつもの世界」が出現するのでしょうか。
我が家の電気代は今のところ我が家は毎月三千円ほどwですが、10%、20%の差を出してくるような凄い所が出てくればそれでも乗り換える価値はありますよね〜。だけど、携帯各社のように数式を使わないとどこがどう安いのか算出できないような複雑な価格提供はヤメてもらいたいですなとあらかじめ言いたいのは私だけか?
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