2016年1月28日木曜日

甘利氏のハマったトラップ

URの口利きに絡んだ甘利氏の秘書が犯した罪はいかにもトラップそのものですな。

日本の対外貿易交渉(特に対米)のエースとして心身ともに日本のために尽くしてきた男ですが、馬鹿な秘書とそれを嵌めることを目的にやってきた元右翼のからみ合いにやられてしまったようです。
ハッキリ言って、このクソ秘書を弾き出すという意味でコントロールできなかった甘利氏自身に対しては同情の余地はありませんが、個人的には残念至極です。

この人の実務能力の高さと交渉におけるしぶとさはいろいろな形で今までも各種メディアで漏れ伝わってきていましたが、実に日本の対外実務の顔として欠くには惜しい強面です。
何と言っても、その後に指名された輩が石原ナントカという慎太郎のバカ息子・・・。ただスキャンダルとは縁が無いというだけで選ばれたこの線の細い輩ではまあ、日本の国益維持とか無理ですから。

今日医局で見かけた新聞を読んでみると笑ってしまうような政治関連の汚職が起きた時に並ぶような定型句の羅列。 実際に嗤ってしまいましたが。w
やっぱマスゴミっていうのは自分の頭で考えるってことは出来ない人間の集まりなんですねって事を再々確認させられた文章でしたね。やっぱこういう記事を書く人間たちっていうのは自分が売文で飯を食ってるっていうのは流石に意識してるんでしょうね。

時間が経てばこのトラップを仕掛けた野郎の裏も表もひん剥かれて書き募られることでしょうから、ゆっくり待っておきましょう。何が出てくるやら・・・楽しみではあります。

必ずや甘利氏を何らかの形で実務者として政治の表舞台に戻したいなと思うのは私だけではないはずです。
日本のためにあそこまで働いてくれるなら私が個人的にファンドを作ってもっと巨額の金を差し上げても全く構いませんが。w

それにしても、日本と違ってアメリカの場合は信じられない程の金をロビースト達から合法的にかき集めますが、あれってどういう法制のもとにやってるんですかね?娘達にチョット聞いてみようかな。

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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

甘利議員の件は本当に残念ですね。

TPP交渉で意外なほど(それまでさほど注目されてなかった方でしたよね)
タフなネゴシエーターぶりを見せ
安部政権の要とも言えるアベノミクスを引っ張ってきた方ですから。
(途中、癌の闘病などもありましたが、見事に復活しましたし)

マスコミが書くことなのでホントかどうかわかりませんが
後任の石原議員は他の閣僚と上手く連携できるんでしょうかねえ?
これ以上、変なことで政権がずっこけないことを祈るばかりです。

small G さんのコメント...

そうなんですよね。そのことも書こうと思ってたんですけど、自分の健康問題を棚に上げて虫の気持ちで頑張ってくれた経緯を知っていましたので、この人の日本に対する「無私」の部分を大きく評価していたんです。本当に「人材」と言う意味で"もったいなさ感"炸裂です。
人は自分の命がヤバくなった時にその本当の姿が見えてくると思っているのですが、このひとはすでにそれを見せてくれておりましたので・・・。

実力はありますので、そのうちキチンと表舞台に返り咲いて欲しいですね。
ただ、それまでの間に国益を損なうようなことが引き継ぎの人間によって起こされないことを祈るのみです。