2016年1月29日金曜日

病棟の中で働く人達

自分でもいつの日にかはそうなるのかもしれません・・・。

しかし、日本に帰ってきて約二年。
中で働く人達の「移動や去就」というものがいろいろと"理由付きで"見えるようになって来ました。ここで書くのは主に看護師さん達の動静なのですが、じっと眺めていて解ったことは"最終的には人は落ち着くべき所に落ち着くことがほとんど"ということでしょうか。

私の働く病院では年に二回の人事の異動が発表され、それにともなって各病棟で少数の人達が動きます。退職、入職、移動、昇格そしてマレに降格。
全病棟合わせるとそれでも結構な数になりますが、結構中の人達は悲喜交交。移動したくて移動願いを出しそれが認められていく人達もいれば、不本意ながら移動させられる人達も居るわけで、100%皆の希望を叶えれれないのが普通です。

多くの人にとっては未知の病棟に移動させられることも多々あり、不安に苛まれたりする人も中にはいるようですが、仕事さえできれば通常はどの病棟に移動しようが問題は多く発生することはありません。
ただ、、、女性の多い職場です、私が傍観者としてじっと見ているとどうやら人間関係の調整が上手くいかず、師長さんが適性を判断して外にまわすというパターンが多いみたいですね。まあ、仕事が出来ずにっていう方々も居ますが。(決して師長さん達はそうだとは言いませんが!)

ただし、問題の有ると言われた人をまわされた方の病棟も結局はその人を抱えきらずにやはりかなり早い段階で更に外に押し出したりするという現象も見受けられます。まあ、いわゆる玉突きですか。
従って、余りに頻繁に病棟を移動させられ続ける人っていうのは"通常"何がしかの問題を抱えている人が多そうです。

それは能力的な問題であったり、特異な行動パターンがその問題の元だったり、奇異な性格だったり。
こういった点は一般の会社組織ではそこまで頻繁に起きることではないのでしょうが、看護というキーワードで括られる世界では、比較的全国的に良くある出来事なのではないかなと感じます。

最終的にそういう方々は病院のシステムからドロップしてしまう人もかなりの確率で居るようで・・・。最後は自分にあった病院に再び移っていくようです。
しかし、何事にも向き不向きというものは有るようですな。

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