2016年1月31日日曜日

最悪の選択は起きないと思いたい

アメリカ大統領選での予備選・候補者絞りの段階で今のところ「未だに」あのドナルド・トランプが有力候補として残っています。

この事自体には、アメリカで右傾化している救いがたい田舎モンの存在というものを考えれば別に驚くことではありませんが、宗教右派と結びついて無学・無教養の人間の耳に心地よい文句をそれこそ「囁き続ける」という戦略に不気味な脅威を感じます。

実際の話、こんなインチキ野郎は以前からエスタブリッシュの人間からみればただの嘲笑の対象であって、U-Pennの生み出した最大の恥ではないかと私は思うんですが。
簡単にいえば鼻持ちならないレベルの自己顕示欲の塊であり、ポピュリストという呼び名はこの男のために創りだされた言葉であろうと思えるほどです。

この男以外の候補者がこれまた魅力の無い方々であるせいもあって、この男が目立ってしまうのですが、更なる問題はこのままこの男が勝ち進んで万が一にも、万が一にも、万が一にも大統領になってしまったらって言うザ・ナイトメアが世界や日本、そしてアメリカ自身に及ぼす四年間の悪夢です。

日本は民主党政権時代に鳩山・菅という獅子身中の虫を抱え込んでのたうち回りましたが、アメリカの大統領はその影響力において日本のトップとはケタ違いの影響力を近代国家群に対して持っていますから、その悪夢の大きさは比較にさえなりません。

知性を持ったポピュリストが政治を操った結果は80年前のドイツで何が起きたかを振り返るまでも無いと思うのですが、、、。

アメリカの良心に期待したいものです。

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