2016年1月11日月曜日

センター試験の時期ですな〜

16日はセンター試験ですね。カレンダーを眺めていてふと気づきました。

私が受験した頃は共通一次と呼ばれていてほとんど国公立大学受験者のためだけの試験でした。また、私大受験者が受けるにしても私大受験の練習のためみたいな感じもありました。
しかも、過去問は収集できても確か十年文には全く届かないくらいじゃなかったかな?当時は共通一次というシステム開始前のプレテストの分までが過去問として出されるほどで、まだまだ歴史というものがありませんでした。(今調べてみると実際の第一回は1979年とか。)

しかし当時から既に30年以上が経過し、もう大量と言ってい良いほどの過去問が手に入るほどの歴史になりました。もう少し経てば共通一次から名前を変え続けつつも執り行われてきたこの国家がセットアップする試験も半世紀を経過することになるのでしょう。

何事も半世紀が経過するほどのものになればシステムとしては充分に時を経たものと呼んでも良いのでしょうが、日本という国の未来を創っていく上で果たしてこのテストがもたらした成果はプラスに働いたのかマイナスに働いたのか・・・。

双子を使ったトライアル実験など出来ませんので、誰もその答えは知らないわけですが、多くの人がああでもないこうでもないと言いつつもそう言い合う人達自身が既にこの試験の洗礼を受けて選ばれた人達ですからね〜。
なんというかこの手の論評における客観性の担保という意味ではそういう意味でイマイチって感じもしますが。w (製薬会社の内部の人間が行った自社開発の製品評価みたいな。)

私達の受験生の頃は五教科七科目が千点満点で行われ、大学ごとに足切りと言うものがあって、受験産業が学生達の進路動向と自社施行のテストにおける試験における偏差値との相関を使って各大学、各学部への合格可能性をA-E判定で出していましたね。

例えば東大はほぼ足切り関係なく(よっぽど酷い点を取らないかぎりw)2次試験でいくらでも逆転可能みたいな大学とか言われていましたし、一次試験がこの点数取れていれば後は関係なくまず確実にこの大学のこの学部なら行けるというような話もてんこ盛りでした。きっと今も、傾斜配分とかいろいろあるんでしょうが自分の子供達が日本の大学を受けないという事情もあってすっかり現代日本におけるセンター試験の類には浦島太郎状態の私なのでした。

若いみなさんも、己の夢に向かって今は必死に最後の追い込みをかけている頃でしょう。少なくとも本番では緊張しすぎて実力を発揮できない、などということがないように頑張って欲しいものです。

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