2026年2月21日土曜日

京都から親戚来名

京都から嫁さんの従姉妹がやって来ました。

LINEの記録を見直してみるとほぼ一年ぶりの来名となっていましたが、今回は私の方から「いつ遊びに来るん?そろそろまたおいで」というテキストを送って実現したものでした。

彼女は京都のある有名な桶の工芸店で働いておりまして、以前勤めていた機織りの仕事からそちらに勤務場所を変えて新たに手技を取得するというノマドの様な生活を送っている一人暮らしの女性です。生き方としては拘束されずに一人で自由に生きるという方法が自分にあっているそうで、まあ何と言うか「今どき」の生き方なんでしょうね。私が論評を加える類のものではありません。

さて、夕方に藤が丘駅に来た彼女を迎えに行ったのは私の長女。6時頃には藤が丘の日本料理店で食事をするための予約を入れていますが、一旦は我が家に来てもらって荷物などを部屋に置いてもらうことにしました。

家に来た彼女を見ると、全く変わらずという感じでいろいろと京都のお土産を眼の前でひろげてくれました。暫く近況を聞いたあとで話を一旦切り上げて藤が丘のお店へ家族全員で移動しました。

店の中ではガンガン皆が注文してくれまして、楽しい話で盛り上がること。去年と全く変わりません。最後は嫁さんが「よろぴく」という事で私の支払い。お金は預けてあるはずなんだがと思いつつも…まあ、想定内でしたが!

彼女の働いているお店は一つが30万ほどするワイン・クーラーなどを売っておりまして、繊細な工芸を作ることで有名。世界中に顧客がおりまして、あのGAFAの創業者や他の有名人も結構お忍びで来ている上に、世界中の超一流ブランドもコップや物容れなどを注文してくるのでした。私は聞き知ってはいますが、それらの会社名はここでは言えません。

例えば数億円の時計を入れるケースを作るとかいう訳のわからぬ注文などもあるようですが、そこはそこ、金に糸目はつけぬ世界の人達の注文はまさに青天井ですね。モノさえ良ければそれでいいという世界。到底理解できません。

まあ、そんなこんなでいろいろ生き方死に方などの話しながら夜中の三時過ぎまで飲んでおりました。

翌朝彼女はゲボ吐くレベルでダウンしていたようですが…。お互い飲み過ぎはいけませんな。(私は今日は昨日のこともあったので、一滴も飲みませんでした。W)

2026年2月20日金曜日

高校の先輩に偶然出会うという恐ろしい事態

今日は夕方から眼科の先生と皮膚科の先生のお誘いに乗って今池で飲みました。

集まったお店は「みやこんじょ」でした。わかる人なら一発でわかるんでしょうが、これは宮崎県人にとっては都城・宮﨑の地元の人間による都城の呼び方。今日の日にどこで飲み食いするかということを他の先生に幾つか候補を挙げられて尋ねられた時に「みやこんじょ」という名前を見て1秒も迷わずに即答しました。「ここでお願いします」と。

どう考えても地元宮崎の、しかもみやこんじょうの人間が営んでいるとしか思えないこのお店で飲んでみたくなったのです。

何時も食べにいく今池屋ではなく、7番出口から出ていくルート。今池ドンキホーテの脇の小径を左に入っていった四角に隠れる様に斜めに取り付けられた入り口が見つかりました。扉を開けると最大で席を詰めあっても10人が限界というカウンターのみのお店。

中に入って皮膚科の先生の名前を告げ、コースターを載せて予約の席であることを示す場所に座ると早速大将が「失礼ですが、宮崎の方ですか?」との質問。短い返答のみでバレてます。w

すぐに他の二人の先生方も合流して乾杯。私は最初から目の前の熊本の焼酎から熱燗で呑み始めました。そして4杯ほど呑んだところでこれは一々注文しておれんという事になって、カウンターの向こうからお湯を頂いて一升瓶をカウンターのこちらサイドにキープしてからガンガン呑み始めました。

するとどうでしょう。そこに白髪の紳士が二人の部下を伴って入店してきました。私は右隣の今日初めて出会ったお兄さん達と楽しく喋ってトンカツや地鶏の談義に花を咲かせていたのですが、その紳士が入ってくるなり「みやこんじょうのXX町の人間」という異様にローカルな話が始まりました。

その後、その先輩と挨拶を交わすとなんと4年上の同じ高校の先輩であることが判明。ここから後はちょっとここには書けない、書いても意味のないレベルの細かく懐かしい話が続きましたが、やばい話も多すぎて横にいた眼科の先生に若干引かれました。さまざまな当時の話をしていると、当時の体育教師のことや行事でバチバチに話があってめちゃくちゃ面白かったのですが、ずっと敬語以外は使えませんでした。w

やはり高校時代の一年の差はその後の人生でも大きく、4年もの差は雲上人。ネットでお名前を調べたところ、ある企業の社長さんでした。orz

それからは一升瓶も空になってそのまま3人で眼科の先生のお宅に行って3人ともぶっ倒れてしまいました。気づいたら私はソファの上でグースカ。もう外も白々と明けており、土曜日の地下鉄をグッタリしながら朝からふらついて朝帰りでした。

嫁さんから飲み過ぎのダメ出しをされました。当然ですが。

2026年2月19日木曜日

弁護士選びの大切さ

ある人から興味深い話を聞きました。

彼女の友人が交通外傷の被害者になって2年半も経っているのに何の保証も得られず、解決策も見えていないとのこと。

車による右折巻き込み事故によって外傷を負ったのですが、最初に行った病院は近所でも評判のヤブ医者。そして、彼女が選定した弁護士がこれまたどうしようもない弁護士であることが明白な人を選んでしまったという話。

その上で、最近までその事故の原因を作った爺さんから一度も謝罪の言葉も得られないとのこと。要するに全てのことが良くない方向に回転してしまっていて、今に至って色々な身体症状が悪化してきているとのこと。

よ〜く聞いてみると、結局のところ最初の段階でのステップの踏み間違い、ボタンの掛け違いが今になって表面化してきてにっちもさっちもならない事が最近の日常になってきたというのです。しかしここまでやってきて、今になって言えることは何故ここに至るまで放っておいたのかということなんですね。本当に一体どうやってここまで事態が悪くなるまで…。

最初に踏むべきステップを間違っていなければ今でも色々とアクションを取れるはずなのに、そのステップが間違っていたために後でどうしようもなくなるという話で、今になってここまで事態が悪化し、2年半も時間が経ってしまっては何も証明出来なくなってしまっていて、それを「今になって」時間を巻き戻して身体症状と事故の因果関係を証明しようとしても時既に遅し。 

悪手を打ち続けてきた結果が今になってこうやって影響を及ぼしているのです。何事もトラブルを解決しようとするならば早め早めに良き手を打ち続けることの重要性を改めて「他人の話」から学んだ次第でした。

弁護士の選定も医師選びと一緒で、担当エリアに専門性が高くかつ実績のある人を選ぶのが結局は正解。金はかかっても時間もかからず満足度の高い結果を得られる可能性が大幅に高まるってことでしょうね。

2026年2月18日水曜日

中国向けに注文するというリスク

今日はじめて中国の業者に直接注文というものをしました。

モバイルPC用のバッテリーで、この前のマックブック用のバッテリー交換はAmazon経由という安全装置を通しての注文ですから、リスクが段違いです。

Amazon経由でも中国から発送されるものの中にはモノが届かなかったにも拘らず配送終了になっていたり、モノがいつ届くか判らないトレースの不可能な事が頻繁にあります、というかそれが殆どと言っていい感じですね。まあ、あの国のことだから仕方ないかと言って仕舞えばそれまでなんですけど、21世紀なんだからなんとかして欲しいですね。

如何なる注文もAmazon経由であれば最終的にはリファンダブルなので大きな問題はないんですけど、今回の様なマイナーなバッテリーの注文であると、そういうことが不可能であるというリスクを負わなければならないところがあります。

注文自体は容易でしてカードの情報を入れるだけ、しかも金額は6000円程度でしたので、特に届かなくても心理的なダメージはないと思うんですけど、一体いつ届くのかという感じでずっと待っているのはあんまりね。

注文する前に一体この会社がネットでどういう評判を受けているのか調べたら、それぞれに二分する評価があるという状態。しかし、ネットでサイト自体がフェイクサイトかどうかと調べたらそれは心配無しで、信頼度93%と出てきたので、とりあえず「まあ良いか」と云う感じで注文しました。

今回の注文、まずはモノが届いてもそれが本当にワークするのかという点も興味が尽きないところですが、まずは一回「ものは試し」と云うやつで注文してみた次第です。

平均的な到着までの時間は2,3週間と出ていましたので、明らかに陸送と船便の組み合わせでSALを使っているのでしょうが、私としてはこのマックブックもあるので特に少しぐらい遅れても問題はありません。

少しぐらいなら!w

2026年2月17日火曜日

人生最後の数年間

なんと沢山の孤独な最後があるのか。

病院で仕事をしていると、人生のエンディングが近い時に全く兄弟や配偶者、そして子供達がいない人が沢山います。単に「今の時代」だからというだけでは無い、複雑な背景があることも非常に多くて、本人の犯した犯罪による離縁・死別・アル中・駆け落ち・遺産相続の揉め事・その他諸々の理由から血肉を分けた親族親兄弟が患者さんの晩年においても全く姿形を表さない最後が本当に多いです。

この事は内容を変えて何回か書いてきた部分もあるのですが、年老いた患者さんの甥っ子、姪っ子とか後見人などがついているパターンが本当に増えています。あとは役所が親戚代わりとなっていて、亡くなったりしたらそのままお骨焼きみたいな感じの直葬という最後。

死んでしまえばどうでもいいじゃ無いの?というのは確かに一つの考え方ですが、その人の長い人生に関する記憶が周囲の我々に一言も語られる事なくスッと泡の様に消えていく様は古典で言うところの「もののあはれ」そのものです。

そこを敢えて目指しているならいざ知らず、勝手に終着してしまっているんですから、まあ一つの芸術的な終わり方なのかもしれませんが!それにしても元気な時、若い時にタイムマシンにでも乗って今この瞬間の自分の無縁状態というものを見たとしたらやっぱり若い時の生き方を変えるんじゃ無いでしょうかね…。 

トラブルの中に自分から飛び込んでいく様な人生を選び続けてきた人達が多いのは事実。人生の来し方を伺ってみても、普通なら「そっちは危ない方だよね」という方向に向かっていく選択を続けてきた人達がそういう状況に陥っているという、まあ比較的だれもが納得のいく終わり型になってきているんでしょうかね。

死ねば終わり、という言葉を真正面から力強く受け止められるならそれでも問題はないのでしょうが、根っこの弱い自分にはなんとなく寂しい終わり方だという気がしないでもないのでした。

2026年2月16日月曜日

何かが起きる時は重なるもの

知り合いのおばさんから医療相談を受けました。

よく知っていることだったので、淡々とお話をしてどの科に行ってどんな検査を受けて、どういう感じで話が進むかというのを頭の中で組み立ててお話ししたところ、少し気持ちが落ち着いたようでした。知っている事をお話しして、可能性としてはどのようなものがあって、というような私達医師にとっては日常の診療の延長線上のお話をさせていただきました。

結局、翌日に私がお勧めした病院に行って下さり、推測した通りの「良性のある疾患」であることが判明したのは良かったのですが、今度はその方のご主人に便潜血が…。

これに関しても、どこの病院に行って何をする事によって何が判って云々という道筋の物語を仮想の物語としてお話ししたのですが、幸いにしてこれも良性の疾患で、CTで認められた大腸の肥厚像は悪性のものではありませんでした。

いきなり発生した御夫婦お二人の緊張するような症状二件でしたが、当初の「悪い方の可能性」が共に消失して「杞憂」として終わってくれたのはまさに不幸中の幸い。加齢が進行すればいろいろな病気になる確率は常に高まっていくのは当然のことで、今回のように何時も「良い方向」に物事が収束してくれるわけでもない訳で、事実、2年前の私の親父の胃穿孔からの晩発性腹膜炎も、潰瘍の中心部に癌が見つからなかったのはまさに今回のおばさん達ご夫婦と一緒の「不幸中の幸い」以外のなにものでもありません。

何かが起きる時には何か後もう一個重なることがごく普通にあるという現実を再び思い返すと共に、起きたとしても冷静でありたいものです。(少なくとも表面的には…)

人に起きたイベントから学ぶことも重要だなと思った今回の出来事でした。

2026年2月15日日曜日

バレンタイン・デー

キャンプでは直ぐ側でガンガンに焚いていた焚き火の為に再び私の全身は焦げ臭くなりました。

まあ、そんな事は気にもしていないのですが、 家に帰り着いた時に嫁さんから「凄い臭うね」と言われたことで改めてそれに気づいた次第でした。実際車の中も臭ってましたしね。w

さて、帰りの道すがら先ずした事はどんぐり村にある「どんぐりの湯」に入ること。以前から名古屋市内からあちこちのキャンプ地に行くときの分岐点に位置するこのどんぐり村のお湯に浸かるための着替えを持っていくのを忘れては「ああ、また忘れた」と呟く事の繰り返し。

今回は出発前に「着替え」と云ういつもは持たないものを車の後部座席に積んで出発しておりまして、全ての設営道具一式を片付けた後でいそいそとこのどんぐりの湯が如何なるところかを調べるために出撃いたしました。

駐車場に車を停めて中に入っていくと、思った以上に広い施設で驚きました。豊田市によって運営されている施設のようですが、お土産品の売り場や一階と二階に別れた湯などはなかなか広くて良いものでした。湯に浸かろうと脱衣して服をロッカーに入れようとしてハッと気づきました。「あれ?ここのロッカー100円玉払い戻し式だ!(・・;)」ということで、一旦裸になってフルチンだったのにもう一度服を着て受付まで行って100円に崩して再利用となりました。

でもまあ、入浴してしまえばそんな事はすぐに忘れて鼻唄歌いながらのんびりと湯に浸かり、におい消しです。空を眺めながらの露天風呂ですが、どちらかというとここの湯は部屋の構造の中から露天を味わうような形式のもので半露天風呂とでも言うべきでしょうか。

それでも、熱い湯、ぬるい湯などを順番に回りながら入って400円は安いと思いますね。出口のお土産品コーナーで私の趣味であるTシャツを選びました。どんぐりのマスコットの刺繍のあるオレンジ色の1300円(安い!)のものを選んでいそいそと次の目的地である、直ぐそばの稲武街道沿いの「つたや」に行って白身魚フライ定食を食べました。これが美味い!なんでこんな山奥でこんな美味い魚が?と言っては失礼なのでしょうが、御主人が名古屋の柳橋中央市場まで行っているんだとメニューの脇に書いてありました。

ちなみにトンカツも美味いですよ!マジ。トンカツ通の私が言うから間違いない。(嘘ばっかw)

満腹になったのは良いのですが、社長達と来るときと違ってビールが飲めないのは痛いですな。贅沢言い出したらきりがありませんが。orz

さて、家に帰って今日はもう一日終了みたいな状況だったのですが、ネットを調べてちょっとドッキリ。こんな記事がありました。まあ、私が入ったのは二階でしたし、既に問題は解決済だからこそ再開されていた訳ですが!

人生色々です。

はて?今年のバレンタイン・デイは何処かに飛んでいってしまいましたとさ。^^

2026年2月14日土曜日

思い立って急に山へキャンプへ

今日はいろいろとゆっくり家の掃除をしていたんですが、夕方になって急に思い立ちまして、嫁さんの「行きなはれ」の最後のひと押しでキャンプに出発しました。

もう出発時点で4時過ぎておりましたが、テントを張ろうとする山の持ち主である社長さんにテキストメッセージ送ったところ、ダイレクトに電話で返しがあって「今ちょうど名古屋に戻ってくる方向に走ってきてるからコテージ使うなら鍵渡そうか?」との温かいお言葉。

しかし、個人的にはトイレも使わんつもりだったので、お言葉に甘えて「山は使わせていただきますが鍵は不要です」とのお返事をさせていただきました。キャンプ道具を置いてある場所と灯油缶を置いてあるところは別々だったのでちょいと準備に手間取りましたが、最終的には八草、設楽へとひた走りして真っ暗になった山の中で車を停車。

車の扉を開けて闇の中へ足を一歩踏み出すとそこは変なカラスの鳴き声が響く山の谷間。街灯一つありません。真の闇です。直ぐに焚き火に火をつけてバンバン薪を燃やし始めると直ぐに松脂の吹き出し弾ける音が出始めました。

時折たなびく方向を変える薪の煙に燻されながらも淡々とone poleテントを設営し、コットを組み立て、タイベックを敷いてベッドマットを膨らましたら料理の準備。飯をメスティンで炊いたのですが、やっぱり自分には飯盒のほうが上手く炊けますね。
そして、人に頂いた帝国ホテルのカレーのパックを炊きあがったパックの上に展開して食べようとしたところではたと気づきました。

「箸も匙も忘れた」orz

これで何度目や!?本当に急に思い立ったから仕方ないとはいえほぼキャンプするごとに8割の確率でこの箸、匙という食うために最も大事な道具を忘れてしまいます。一体全体お前は食うことに興味ないんかい?と言うやつでしょうか。

とりあえず、私が手に入れたベストの道具はたまたま袋に入っていた巨大なトング。w
その全長30センチの銀色のトングを呆然と眺めながらV字型ににゆっくり開き端っこの方でカレーのかかった白いご飯粒を口に運びました。まあ、ペグで食ったこともあるしなんてこと無いです。

さて、その後出発時点で買い込んだあと雪の中に埋めておいたビールを取り出して焚き火をガンガン炊きながらYouTubeで誰もいない山の中で音楽ガンガンかけて、二本ほど飲んで気持ちよくテントに入って寝ました。

しかし、湿度が高くて寝にくてまいりました。山の中で怖いのは幽霊でも静けさでも闇でもなく動く人ですが、幸い誰も通らず車さえ一台も見ることはありませんでした。暗闇も焚き火とアルコールの敵ではありませんでした。

2026年2月13日金曜日

働き過ぎの次に起こること

 私も研修医の頃に24時間働き続けて体調に異変が生じた事をこのブログで書いた事があります。

わたしの知り合いの男性で各種大型車両の整備をされている方がおられるんですが、この方の最近の働き詰めの程度が酷すぎて「完全に労基違反」状態になっています。そしてそれが少なくとも数カ月は続いているという具合でしょうか。

本来、このような昭和風の働き方は最終的に「人の心と体の健康」を蝕み、結局は人的資源を消耗させる方法論として時代とともに忌避されるべき労働法として法律の力で罰則付きで強制されてきた歴史があります。

もちろん、経営者自身や自営の人間ではそれが当てはまること無く続いていて、存在する時間を最大限に活かして短期決戦のような形で人生の勝負の為に頑張っている人達はいますが、それも最終的には心身の限界が来るまでの話。っ体や心が壊れてしまっては本末転倒、元も子もありません。頑張れる限界は人それぞれに違いますが、必ずやってきます。

アメリカなどでも経営者クラスの人間が薬の力を使って乗り切るさまを描いたドラマなどがありますが、最終の落下点は破滅か死です。あっという間に「もう無理」となる人間もいれば、何年も頑張って心は頑張れても体が悲鳴を上げて循環器系統その他に異常が出現する人もごく普通におります。

私は、整備士の彼に一体会社の労務管理はどうなっているのか、産業医は介在しているのかなど聞きたいことは山のようにあるのですが、「責任感」の強い彼をウマいように使う会社側に私自身は強い憤りを抱いています。上司はしょっちゅうゴルフに行っているのに、下で働く彼は一日中顧客相手の整備と新人の教育を行い、外商として注文も取りに行くという話。

その上に家に帰ってもスマホでメールと電話が1日中縛られているという状況。

これが日常の業務日であれば「まだまし」なんでしょうが、休日もこれが続くと聞いて驚きました。それを聞いて私は彼にダメ出し。そんな事してたら…という話になりました。実際、彼自身も今のままではヤバいということは理解しているという状況。

まだこんなことをやっている会社があるんですね。因みに彼は「自分が今辞めたら一ヶ月で崩壊する」と感じているそうです。

それほどのスキルと能力があるなら独立する手もあるとは思うんですが。

2026年2月12日木曜日

嫁さんと違う視点で!

家の日常では基本的に嫁さんが掃除をしています。

いつも決まったコースで決まったやり方で掃除をしている嫁さんですが、どこをどう掃除するかというのはもうセット・パターン通りに進めていく感じ。良いとか悪いとかじゃなくて、そういうふうにするという嫁さんの決まり通りですね。

そういう状態で何時もきれいに家の中を保ってくれているわけですが、実際には目が届かない「部分」というものが必ずあって、そこは意外とホコリが溜まったりするわけです。

私は別に神経質な嫁さんというのは求めていなくて、常識的な範囲で家をきれいにしてくれる女性が配偶者になってくれただけで万々歳。実際のところ一日中家の中をホコリ一つないような状態に保とうとする神経症的な女性を配偶者に「持っていた」同僚の医師を知っていますが、そんな家庭が最終的に崩壊を迎えたのはそういったところが影響があったんではないかと問うこともなく思っています。

何と言っても家に帰り着いた瞬間に玄関で服を全部脱がされるとのこと、聞いて仰天してしまいましたが、そういう家庭というのは表に出ないだけで結構あるのかもしれませんね。そんな女性と結婚するのは死んでも嫌ですが。まあ、そもそも付き合わないか。w

さて、今日の掃除は洗面場と風呂。何時もササーッとはきれいにしてくれているし、長女も時々執念を見せてきれいにしてくれますが、私はそれを上回らなければなりません。

時間にしたら結局1時間半程度でしたが、くっちゃくちゃになっている普段は表に出てこないボードの裏とか壁の下の方の水黴が生えやすいところ、棚の裏などの普段は見落としがちな、思っていてもあえてその瞬間には掃除しないような場所にブラッシングを行って徹底的に美しました。

大きなブラシや歯ブラシを総動員してゴシゴシ、シコシコ。

これなら陛下が来臨されてもお入りください!と「ギリ」で言えるほどにはきれいにしたつもりです。また、ドアサッシの周りには布ぼこりなども蓄積しやすいので、そこら辺も念を入れました。使った時間は1時間半ですが、きれいになった浴室以上に私の心にもたらされた気持ちのリフレッシュと充実感のほうがよっぽど大きいなと思った時間でした。

またやろう!

2026年2月11日水曜日

90超えると⋯

いつも外来に御家族とやってくる90過ぎのおばあさん達が数名居られます。

当然の事ですが、普通はこれ位の年齢の患者さんには当然のように御家族のどなたかが一緒に連れ立ってこられるというパターン。多くのおばあさんは最低でも杖は持っている状況で、その次は歩行補助の為のシルバーカー。それでも移動が出来ない方は車椅子となります。

足腰が動かなくとも元気に病院に来られるような方々は基本的に口はよく回るという印象が強いですね。そして実際にそのことを自分の口から語って「口ばっかりで体が動かんわ、がはは」というような物言いをする人が多いですね。^^

私の経験上、高齢者も「超」がつくような年齢になってくると何かがあった時の予備力の少なさが如実に出てくる印象です。要するに風邪をひいた、熱が出た、歩いていてこけた等というその何かの一撃であっという間に別人のように悪くなるのです。やはり免疫力、若さというのは偉大で、本当に動けなくなるまでの余裕の差は70代に入った頃から急速に消えていくようです。

ましてや90代。私が御家族にお話ししているのは、80代の変化は一年ごと。90代の変化は一ヶ月ごとというお話しです。

80代の頃には一年毎に体力の衰えと共に気力が、もしくはその反対に気力が衰えて体力がという方も居られますが何にしても数ヶ月前にはアレほど元気だったおばあちゃんが、90代では月単位でみるみる動けなくなって今はベッドの上に横たわっていたり、脳梗塞を発症したりして一言も発声しなくなったり等というのも良く見るのでした。

これが命の力なんだなと思うと遣る瀬ない気持ちにもなりますが、それも含めて90代まで生きてきた偉大な遺伝子の集合体と生活習慣とその生命力に改めて敬意を表するのでした。

90年を超える人生は当然のごとく第二次世界大戦をも生き延びているわけで、日本の貧しさも体の中に染み込んでいる世代。そんなおばあちゃん達の問わず語りも今や次第に消えていく時間帯になってきているのでした。

今や戦中に生まれた方々も一番若い方で80歳。そして戦争を生々しく覚えている世代は恐らく85歳くらいから上でしょうから、これらの人達は戦争の惨禍を繰り返すことの無い時代の継続を強く望んでいたはず。しかし、これからの人たちが消えていった後、左翼でも右翼でも無いただ単に平和を望む人である人達がどれほど真っ当に育っていくのか、参政党などの出現と得票を見ると、ちょっと怖い気もします。

2026年2月10日火曜日

チョコレートの値段

バレンタイン・デーが近付いてきました。

あちらの店こちらの店に可愛らしいキャラとともに大量のチョコレートが並んでいますが、一体これだけのチョコが並んでいても最終的に売り物として「売り切り」というのは蚊の言うなんだろうかと強い疑問を抱いてしまいます。

そしてそのチョコの値段の高さにも驚くばかり。実際のところ可愛いメタルのケースに入っているチョコの値段はごく普通に1000〜2000円台が中心なのですが、その中身ははっきり言って最大でも300円程度の価値しかないでしょう!と言う程度のものとしか思えません。w

それでも「可愛いは正義」主義の私から見て、そして可愛い容れ物大好きの自分からして、並んでいる猫や犬やいろいろな有名キャラの容れ物は思わず「少しくらい高くても」手に入れたいなと思うようなものである事に間違いありません。

普通は誰かの為に送るチョコレートなのでしょうが、これくらい可愛いと「自分のために一個」と言う事になるのも十分にうなづけてしまいます、最近はちいかわのかんかんやディズニーの可愛い容れ物を手に入れたのですが、極め付けに可愛いですね。しかし…私は色々と可愛らしい容れ物を集めすぎて今のところ「いれるもの」がありません…。

そこで何をしているかと言うと、集めた箱をマトリョーシカのように入れ子構造にしてさらにそれらを段ボール箱の中に収納しているという何だか訳のわからない状況です。

結局使っているのは集めた箱の半分もいっていない状況ですので、そのうち人にやったりしないといないなと思っています。そんなものどうでもいいと思っている人から見たら私のやっている事はただのゴミ屋敷爺さんのゴミ収集前段階ですからね。orz

最後にちょっと気になるのはチョコの中に叩き込むカカオのこと。なんだかネットの情報を読んでいると種々の理由でチョコレート言うものが今のようには食べられなくなる時代がすぐそこまでやってきているという話。YouTubeを見ているとその話には非常なるリアリティがあり、もしかせずともそうなるのかなという気がしてきます。そうなると、「本物の」チョコなんて言うのはもの凄い高級品になるんでしょうかね?

まあ、それでもギリギリ私が死んでいる頃だろうなという気はするんですが!w

2026年2月9日月曜日

ゴミ屋敷ではないけれど

ゴミ屋敷?というレベルではないのだけれど、薄汚れた家というのがあります。

私の経験した患者さん達の家では特に男性の家で「一人暮らし」をされている70代以降の方のその手の家が多いような気がします。家の中には日常使う動線以外には深い深い埃が溜まっていて、その厚さが数センチ!になるようなところもある始末。

YouTubeで見るようなタイプのゴミ屋敷はどちらかというと堆く積み上げられた大量のゴミが部屋を覆い尽くして足の踏み場は勿論、そもそも登山のようなことをしなければ家の奥にさえ行けないなんて言う家や動線以外には雪かきされた後のように塵が積もっていて〜何ていう家が多いような印象なんですね。

しかし、実際に上のような高齢男性の家の汚部屋というのはどちらかというと大量のゴミが存在しているというよりも、たしかにゴミはあるけれどもそんなに多くはなくて、むしろモノを全く触らないことでその上に生活で発生する埃が山の様に積み重なっているという感じがします。

それが起こるカスだと恐らく繊維やダニの死骸なども多いんでしょうが、ある患者さんの家ではその男性の寝床周辺にフケや皮膚の落屑が大量に、堆く積もってそれが髪の毛や他の毛と混ざっているような所もあって、見ていて体が痒くなりそうな時があります。w

そういう家にお邪魔する時は我々の防御としてはマスク直用は当然のこと、使い捨てタイプのスリッパもこちらで準備し、場合によってはシューズの上から直接被せるシューカバーで対応することもあります。

誠に申し訳ないのですが、ここまでしないとその次に待っているのはダニや疥癬の家への持ち帰りや何らかの体液の靴下などへの付着で、看護師さんの中にはこれが原因で比較的短期で訪問看護という仕事を辞めていく人が「少なからず」いるのでした。

女性の一人住まいではどちらかというとこういうのは、私自身は見たことがないレベルの稀さでして、男の老後というのはどちらかというと汚くなりがちなんだなと自戒する自分でした。

2026年2月8日日曜日

自民大勝

今日は嫁さんと長女と長男と一緒にいつもの投票所に行ってきました。

息子の手を引いて何時ものように体育館の中へと入っていくと、私と息子の誕生日を話して投票権と交換。まずは政党名とエリアの個人名を書いてそれぞれ息子に持たせて投票。そして次に最高裁判所裁判官の信任へと移り無事投票終了。

体育館を出る時に栞のようないつもの「第51回衆議院議員総選挙の投票に行きました」みたいな紙を頂いてきました。なんか、職場によってはこの紙切れを提出して投票に行ったことを確認させるみたいなことを病院の看護師さんが言っておりましたので、私自身としては「何じゃそりゃ?」という感じです。

さて、今回の選挙で長女は初めての日本での投票という事になりました。そもそもアメリカではグリーン・カードは持っていても、外国人には選挙権なんてありませんからね。「国民こそが投票権を持つ」というのに私自身は異論ありません。税金払っとるかどうかなどは逆に稼ぎがあれば誰でも当然のことで、外人さんも投票して国政に影響力を持ちたければ当然国民になるべきだと思います。それこそ国家の命運を決める共同体の一員として!

体育館を出たときの昼頃の投票率は私のエリアで20%台でしたが、同時にその横には不在者投票率は20%台と出ていたので、合わせると既に45%以上は投票済み状態になっていたことになりますね。あの時点で既にそれとは「高い」と思いましたが、最終的には2区全体での投票率は53%弱までで止まってしまったようです。6割は欲しかったですね。

深夜になって開票結果が出てきて驚きました。事前予想で300議席越えの自民党という可能性が出ていましたが、それを遥かに超えて結党以来最大の議席を獲得してしまいました。その反対はというと、アノ「中道」の皆さんは3段逆スライド的地滑り的超大敗!

野田さんも即辞任発表レベルの物凄い差でした。

今回のこの大差の要因は私的には実にシンプルで、要因は宗教と中国の二つだと考えています。野田さんも最後の方で創価学会と結びつくという愚を犯しましたが、自民にとっては結局のところ同床異夢の虫を追い払って宗教色が相当減った事で、投票しやすくなった事、それに野田さん自身もあの韓国の壺売り宗教家と強く結びついていたことが暴露されてジ・エンド。

その上で、日本の防衛力を強化しようという「当たり前」の行為をグジグジと非難し続ける「あんた方はどこの国の代弁者?」みたいな姿勢が激しく嫌われたという話。当たり前です。

高市さんの人気というのもあったのでしょうが、今回の場合は少なくとも中道には票を入れたくないという投票行為の積み重ねでさえ大きく票の行方を変えてしまったと思っています。まさに自滅。世論の流れを読めず55年体制の軸のままで議論を繰り返してきたおじいさん達は今回の選挙で「あの人も?」というレベルで消えていきました。岡田、小沢、安住、その他の昔の名前で出ていますという人達が後援者の高齢化と共に舞台から消えました。

今後の日本がどうなるのか、信任を得た高市さんがどう動くのか。我々はじっと観察をしていかなければなりません。


2026年2月7日土曜日

またDVの犠牲者が…

先日職場の検診で新人の女性が入ってきました。

職種に関してはここではちょっと控えさせていただきますが、新入の皆さんは職種を問わず一度は検診を受けなければなりません。実に簡単な検診なのですが、必ず医師と向き合って問診の形式も入っています。

ここで今回「気になること」がその新人の女性に起きていることに気づきました。私の次女よりも更に若いその女の子、診察室に入ってきてなんとなくおどおどした、というか影を感じる女の子でした。

医者の仕事として患者さんの歩行や顔つき、体の造形、所作などをササッと観て神経学的問題その他の「ひっかかり」が無いかを探ることは診断学の基本です。しかし実際には診察は入ってくる前から始まっているのです。問診票に記入された情報だけでなく、その文字に震えや小字症などの傾向がないか、そして質問内容の理解度を見て知的能力の推測などもしていきます。勿論病歴や家族歴は素晴らしい推測の情報を与えてくれますが。

さて、その女性。入ってきて診察室に置いてある椅子に座った瞬間に私に顔を向けて1秒で異常に気づきました。

それはその女の子の右眼窩周辺に濃く拡がった蒼い皮下出血。そうです、何かにぶつかったか殴られた時にできる「青タン」と言うやつです。挨拶を交わして簡単な問診その他で他に問題がないことを尋ねていった最後に一言「その右目の周りの青あざは最近出来たの?」と聞いたのですが、女の子はこくりと頷きました。その直後にもう一言「一緒に住んでいる人かい?」と聞くと「彼氏」とのこと。

私は深い溜息が出ました。同じような年頃の娘を持つ親としてはあってはならない現実を目の前に見せつけられた訳ですが、私が踏み込めない領域もあります。私の娘に対して同じ事をしている男がいたら立てないようになるまで体を壊す事もできますが、この場合は彼女の選択と彼女の問題。

アメリカであれば通報して逮捕させると言う選択肢もあるのかもしれませんが、こう言うのは申告によるものなのでしょうか。目の前にDVの犠牲者がいると言う状況で私が取るべきアクションはと言う疑問がありましたが、成人でなければ即通報して警察などに介入してもらう事も今時は普通なのでしょうがどうしたら良いのか。

私は呻くように次の一言を彼女に伝える事しかできませんでした。「私も子供が3人いる人の親だけど、お父さんとしてはそんな男は許せないな」と。余計な発言と言われるのでしょうが。医師としての本音では無く、人の親としての発言が出てしまいました。そう言う男を選ぶ女の子の人生にもおそらく暗い何かがあるのでしょうが…。

DVをやらかすクソ男に巨大な災いが降り掛かりますようにと願わずにはいられませんでした。

下にはちょっと調べてみた日米の対応の違いを載せてあります。

項目日本アメリカ
通報義務原則なし(子ども・高齢者は例外)州によっては成人DVでも通報義務あり
スクリーニング任意が多い州によっては義務化
Safety Plan支援機関が中心医療機関内で積極的に実施
支援ネットワーク行政中心民間シェルター・ホットラインが強力

2026年2月6日金曜日

嫁さんと選挙のことで話すこと

家族であろうと家が真っ二つに割れて選挙で戦う話をよく聞くのがアメリカでの選挙。

一方日本はどうなんでしょうかね?我が家では父ちゃん母ちゃんが子供の頃に私の眼の前で政治や選挙の話をしているのを見たことはありませんし、他の家の人達が政治に関してどんな話をしているかなんてこともまず聞くことはありませんしね。

翻って私の家の中ではどうかというと、嫁さんとニュースを視ながら政治家の話をすることはあります。基本悪口ですけどね。w

今回の国政選挙での投票に関しては嫁さんと「女性が総理になって本当に良かったな〜」という点で二人とも強く一致しています。どこの悪役商会出身者か判らないような人相の悪い腹の底まで読めそうもないオッサンや、庶民感覚のないどっかのボンボンのような人間が選ばれるよりかは日本の未来は遥かに明るそうですしね。

それ以外には政治に関してまず話すことはないんですが、日本に帰ってきてからは投票にはいつも一緒に行って少なくとも息子と三人で投票を繰り返してきました。この時には基本的に嫁さんからは「誰に入れる?どの党に入れる?」という事でアドバイスを求められるのですが、私は自分の意見を言ってもどこの誰に入れるのかは基本的に嫁さんの自由。職場の縛りなどもありませんしそれは個人の自由と割り切っています。

基本的に政治家なんて言うのは犬の糞、猫の糞などの種々の糞の中から最も悪臭がせず、かつ肥料になるような人間を選ぶ必要があるという難しい選択。普通は臭いもののほうが良い肥料になりそうですからね。^^

今回の選挙では自民大勝の予想が出ていますが、おそらくこれは自民の高市さん由来の自力のみならず、公明党と立憲民主党がユナイトした時点で確実な自殺。ほぼ間違いないオウン・ゴールだと思っています。自民支持者にとっては「あの宗教政党」が自民から外れたことで応援しやすくなったと言うのもあると思います。

自民一強の状態と左派の衰退。これからどう変わっていくんでしょうかね。

2026年2月5日木曜日

政党別の政策比較

いよいよ2026年衆議院議員総選挙の投票日が日曜日に迫ってまいりました。

ああでも無いこうでも無いと悩みながらネットの上で格闘のマニュフェストを調べる作業を行っていたら、早稲田大学の研究所で作られている各党の出す種々のマニュフェスト等を比較するウェブサイトというのが存在するのに気づきました。

それがここのくらべてえらぶという衆議院選2026マニフェスト比較サイトでした。

人間がシコシコと作ってくれている立派なサイトで、各検討項目(例えば防衛、医療、福祉、子育て支援、税金、経済等々の大量の項目)に関する各党のマニュフェストからの応答内容が簡潔に書き込まれています。

その上で、更に詳細を知りたい人はリンク先の各党のびっちり書き込まれたマニュアル(スカスカのところもありますが)を読めば良いよ!という風になっている訳です。しかしまあ、こういうのは「書いてある事と実際」のズレまでトレースしていく必要がある事と、政策良好な党であろうと、その中に例えば自民であれば杉田水脈のような屑も混じっていますから、じゃあ自民に入れればいいの?ということになる訳で、そういう寄生虫の炙り出しと言うのも地区ごとに考えなければならないわけです。w

今回、自分が信じる「これはこっちで良いんじゃない?」という自分が考える各政策に関する意見をズラズラと書き込んで最後に「これらの考えを最も体現している政策の近い政党はどこか?」という問いをAIに対して聞いてみました。

すると自分にとっては「え、そこ??」というような返事が返ってまいりました。一応、参考としてその件は承りましたが、よく見てみると私の選挙区はまさにその党の人物が最も強い選挙区でした。

今回はここにすっかな。^^

2026年2月4日水曜日

焼酎は苦手と思っていたけれど

最近、弟のことで宮崎に帰郷した折にごくスーパーの棚に大量の焼酎、しかも愛知では全く見ないような初めて見る焼酎がたくさん並んでいるのを見て「ああ、宮崎に帰ってきたな〜」と初めて意識しました。

大学の頃から自分の周りでは酒好きの連中が一升瓶でさつま白波やいいちこを飲んでいるのをよく見ていましたが、自分は大学生の頃はビールと日本酒ばかり飲む人でしたので、友人で芋臭い匂いの焼酎を横目で見ながら、内心で「よくこんなの呑めるな」などと感じていたものです。

しかし、今回宮崎で種々の変わったラベルの「焼酎の群れ」を見て一回飲んでみようかなと思う事が何度かありました。
焼酎で3000円近いのは珍しい
庶民の焼酎も大量
びっくりしたのは我が田舎宮崎を代表する焼酎である「霧島酒造」の出している霧島の焼酎の種類が大量に出ていたこと。いとこが白霧島の不味さに文句を言っていたのは覚えているし、赤霧、黒霧等もあるのは知っていました。しかし今回見てみると黒霧にEXというグレードがあったり、茜霧島というのが加わっているのを見て「!?」となってしまいました。

時とともに一つの酒造が造る焼酎にも色々な種類が増えていったりする事は理解できているのですが、これだけ色々なものが増えていくのを見ると驚いてしまいます。

そもそも焼酎のみではなかった私が、今回宮崎で黒霧島と黒霧島EXの二種類を買ってみてお湯割りで試しに飲んでみたところ、芋焼酎なのにその匂いは臭くなくて、実に呑みやすい事に気づきました。還暦に到達して初めて知った呑みやすい、口当たりの良い「焼酎」という飲み物にしばらくは付き合ってみようと思っています。

2026年2月3日火曜日

入れ歯を飲み込む人達

異食症という病気があります。

以前、私の自閉症の息子が冷蔵庫に貼り付けられていた巨大なシールやドニチエコ切符を飲み込んで病院で大騒動になった件などを書きましたが、それも異食症の一種です。

世の中には本当に本当に色々なものを食べる、飲み込むという人が居られまして、この前は嫁さんが横で見ていたテレビで「土」や土壁等を食べる若い女性が出ていましたが、正直視ているこっちとしてはドン引きレベルで「うーん」という感じ。

髪の毛を食べて、胃の中に巨大な毛玉を作る女の子や種々の金属製品を飲み込んでは時々それを胃カメラで取り出すということをされる精神科の患者さんの話を聞いたことがあります。

私の病院でも病院の床の埃や塵を見つけては口の中に入れてしまう御仁を見たことがありますし、汚れを見つけては舐めてしまう人も意外と普通にいます。恐らく世の中には人には話していないけれど体に有害なものなのに口の中に入れてしまう人は沢山いて、他人に話さないだけなのだろうと思っています。^^

便を食べる人、尿を飲む人、布切れが好きな人、ボタン、釘、紙なども良くある話。体に悪いことこの上ないものもあれば、鉄欠乏性貧血で無性に氷をボリボリ食べる女性なんて言うのは意外と普通な方でしょうか。妊婦さんや子供に多いというのが私の中での認識ですけど、全くそんなのとは関係ない人も沢山おりますからね。

人と食べ物というか、口に入れるものというのは全く私個人の想像力の斜め上を行くものばかりです。

実は先日私の勤める病院で「また」あるインシデントが発生しました。それは入れ歯の飲み込み。ある晩に患者さんが車椅子から倒れて頭をヒットしたとのことだったのですが、当直の先生は頭部CTで頭蓋内病変が発生していないことを確認して翌日引き渡してくださったのですが、翌日全く食事を摂らない状況。

そこで、もしかして何らかの症状の進行が頭蓋内で発生した可能性を疑い再度CTを撮るも問題なし。そこで看護師さんが「朝からやたらと喉がゴロゴロいっています」との発言があったことが気になったので胸部CTを撮ってみるとなんと縦隔気腫がものすごい幼体になっていることが判明。

慌てて単純XPと頚部のCTを撮り直すと首の中になんだかよくわからない構造の金属を含む物体が停留していました。メタルの成分を抜き取ると綺麗に金属の形が描出され「恐らく入れ歯やな」という判定で周囲の人間と意見が合いました。

食道にU字型の入れ歯の両端が突き刺さり穴を開けてしまったことで、エアが縦隔の中に大量に入り込み頭蓋底のところにまで空気の層が入り込んでいたのでした。orz

慌てて近くの大学の消化器外科に連絡を取り診療情報提供書を作成し緊急搬送したところ緊急手術となったとの連絡が入りました。気管切開による入れ歯の摘出とその後のケアがなされたとのことでホッとしましたが、送り出す直前まで飲み込んだ御本人は「私はそんなものは飲んでいない」と否定し続けておりました。

数年前には入れ歯の飲み込みで亡くなられた方も居られただけに今回の件はとりあえずレスキューできて何よりでした。

2026年2月2日月曜日

看護師に求められる能力と看護師長に求められる能力

どんな組織でも兵隊に向いている人と、その統率者に向いているというのはあるもので、育てられる能力と育てようとしても向上しないものがあるというのが私の考え方です。

病院において私がよく観察しているのは新たに看護師から主任、そしてその後に昇格して師長さんになった人達の仕事ぶりです。日本に戻って12年目になりましたが、看護師に求められる能力と看護師長に求められる能力とはかなりベクトルが違うなと何度も何度も見せつけられる日々です。

戦場においては兵士としては勇猛果敢でも師団長としては統率力に欠ける軍人とでも言えば良いのでしょうか。そして、それがプロ・スポーツであれば選手としてはそこそこの活躍しか残せなかったけれども名将として活躍する人も一杯居る訳です。サッカー、野球、バスケなどそれはそれは枚挙に暇がなくて、その逆も当然で選手としては超一流でも監督としては残念レベルの人もこれまた掃いて捨てるほど居る訳で難しいものです。

看護師としては気が利いてチョコチョコと良く動いてくれて本当に助かる!という御仁でも、人を束ねて何かをさせる、指示を出すということに関しては全く訓練を受けてない人は沢山います。しかも、訓練を受けてもやっぱり伸びが少なくて「向いてないな~」という人はやっぱりかなり居て、こういうリーダーシップというのはある程度天性のものなんだろうなと思います。

私なんかは人の上に立ってあれこれ指示出すのは苦手な人間、というか大嫌いな人で精々のところ少人数のグループと仕事をこなすほうが好き、かつ得意です。最初から自信満々かつ意外と上手な指示を出せる人というのは居るもので、なんだかある程度は生まれつきそういうことに向いているキャラというのはあるのだと確信しています。

そもそも、師長さんになると必要なことは看護師だった頃とはガラリと変わって、職員の管理業務や書類仕事、データの整理や患者さんの家族背景に関する情報の整理や連絡などですから、PCも普通に使えなければ仕事にならないし、物事を理路整然と説明する能力はもっと必要。更には対人スキルとして最も重要なコミュニケーションが取れないとなるとこれは致命的な欠陥となってしまいます。

眼の前にある書類の山を右から左にさっさと片付けながら、業務を中断するように次々と飛び込んでくる電話対応をこなし、開かれる会議を意味あるものにする発言をしつつ、データ整理をする。更には病棟の患者さんや看護師さん達のクレームや悩みにものってあげる事ができなければ務まらないわけで、看護師としてバリバリに現場業務をしていた頃とは相当に異なるベクトルの能力が求められるわけです。

ですから、こういう訓練を師長になるために短期間受けたとしても、能力が追いつかない人は当然いるわけなんですが、ではそのポジションについて時間をかければそれが大きく改善されるかというと、どうも私が見た限りではあんまり変わりません。残念ですが。

ある一定以上のインプットがあると、パニック状態になってしまう人というのはやっぱり向きませんね。忙しい忙しいと言っていても手が動かせない人は向いていません。忙しいのは「当たり前」という前提でこの手の師長業務が出来ない人には看護師さんは向いていても、看護師長という「別の仕事」には向いてないと私は考えます。

何なんでしょうかね、指示を受けるのに向いている人と指示を出す方に向いている人。明らかに存在する適性というものはやっぱりどの分野にもあるんですね。

もちろん、看護師の時もパッとしないで師長に抜擢されてやっぱりダメダメという方も居られるわけで、こういう人は何で選ばれたんだろうと抜擢した人間の側の能力?それともなにか個人的な繋がりでもあったのかとを強く疑ってしまうんですが…。まあ、それは言いますまい。w

2026年2月1日日曜日

患者さんと家族の関係

患者さんとその周りを囲む家族さんとの関係というのは本当に千差万別どころでは済まないほどに多種多様です。

患者さんと家族の数だけのパターンがあると言っても良いくらいです。仲の良い人、悪い人。関係絶ってウン十年という人。息子とは関係絶ってるけど娘達とは普通に繋がってるとか。名古屋に仕事に来て以来、次第に田舎との連絡が疎遠になり知らないうちに親が亡くなり、その上兄弟達も消息が絶えていって…等という感じの人達はみなさんが想像する以上に多いのです。

男が浮気で家族に縁を切られたり、女と出ていって家族を捨てて行った挙げ句、人生の最後になって捨てていった家族や孫に会いたい等というパターンも思った以上に普通にあります。特に昭和のやらかし男達にはこういう人は多いです。

ギャンブルで金をすっからかんにして生活保護一直線。親子の縁を切られてもやっぱりギャンブル止められずなんていうのもこれまたごく普通。やっぱりギャンブルは依存症というかなり深刻な病気です。

また、これも実に多いのがアルコール関連で家族から捨てられた人達。これもやはり依存症です。ギャンブルとは違って、これは患者さんご自身の命が病院の中で消えていくというパターンも多いのです。肝硬変で腹の水が溜まり続け、最後の最後には命の火が消えていく人達。

時々、ここには患者さんと家族のお話を書き込みますが、無数の家族と患者さんの組み合わせの中で起きてくる種々のドラマの中でもやはり問題のある絡みが多くなってくるのはどうしても「お金」の事ですね。

あと一つ目立つパターンは犯罪を犯して家族から捨てられて久しい人達でしょうかね〜。強盗、傷害、詐欺、窃盗…刑法に記述されているだけの種類全ての犯罪を犯している人達が集まるのも病院というところです。ここから刑務所に行かれてしまった方もおりましたし。

消えていく患者さんの命を活かす代わりにその人が持っている年金を頼りに生きている他のメンバーもあれば、亡くなっていく人のお金を虎視眈々と狙ってるよねこの人達?というような  テレビドラマで出てくるような方々もちらほら。

上に挙げた例もごく一部ですが、今日入院してこられたある方の娘さんに複雑な人生の来し方を伺って、改めて家族と患者さんたちの関係に思いを馳せた午後でした。

自分の最後の瞬間にはまだ家族と繋がっているんでしょうか?うーむ。w