2026年2月9日月曜日

ゴミ屋敷ではないけれど

ゴミ屋敷?というレベルではないのだけれど、薄汚れた家というのがあります。

私の経験した患者さん達の家では特に男性の家で「一人暮らし」をされている70代以降の方のその手の家が多いような気がします。家の中には日常使う動線以外には深い深い埃が溜まっていて、その厚さが数センチ!になるようなところもある始末。

YouTubeで見るようなタイプのゴミ屋敷はどちらかというと堆く積み上げられた大量のゴミが部屋を覆い尽くして足の踏み場は勿論、そもそも登山のようなことをしなければ家の奥にさえ行けないなんて言う家や動線以外には雪かきされた後のように塵が積もっていて〜何ていう家が多いような印象なんですね。

しかし、実際に上のような高齢男性の家の汚部屋というのはどちらかというと大量のゴミが存在しているというよりも、たしかにゴミはあるけれどもそんなに多くはなくて、むしろモノを全く触らないことでその上に生活で発生する埃が山の様に積み重なっているという感じがします。

それが起こるカスだと恐らく繊維やダニの死骸なども多いんでしょうが、ある患者さんの家ではその男性の寝床周辺にフケや皮膚の落屑が大量に、堆く積もってそれが髪の毛や他の毛と混ざっているような所もあって、見ていて体が痒くなりそうな時があります。w

そういう家にお邪魔する時は我々の防御としてはマスク直用は当然のこと、使い捨てタイプのスリッパもこちらで準備し、場合によってはシューズの上から直接被せるシューカバーで対応することもあります。

誠に申し訳ないのですが、ここまでしないとその次に待っているのはダニや疥癬の家への持ち帰りや何らかの体液の靴下などへの付着で、看護師さんの中にはこれが原因で比較的短期で訪問看護という仕事を辞めていく人が「少なからず」いるのでした。

女性の一人住まいではどちらかというとこういうのは、私自身は見たことがないレベルの稀さでして、男の老後というのはどちらかというと汚くなりがちなんだなと自戒する自分でした。

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