ここ最近ネットで「深夜食堂」を観てます。
既に三シーズン分が放映されており、今度は映画にもなるということです。
調べてみると、ビッグコミック・オリジナルで始まったようですが、この番組楽しみにされてる方も沢山いるようで、病院で話をしてもやっぱり見ている人はかなりきっちりハマって観ているようでした。
私のような記述力の無い人間がドラマの内容に関して書いてもただ虚しくなるだけなので、実際に見ていただくことにしましょう。ネットの上には無数のリンクがあり、いろいろな国の言葉で(主に中国語で)字幕が付けられて観られるようになっています。
やっぱ歳とったんでしょうかね。それとも内容の秀逸さ故に・・・。
ほとんどの話で、観る度にジーンと来てしまって「エエ話やのー」と感じながら目頭に涙が溜まってしまいます。話の筋の多くは、何気ない日常の出来事から人の心の機微を描き出すようなもの。この歳になると、身の回りにはこのドラマで出てくるような状況というのは結構身近で見聞きするようなことが多いので共感するようなシーンが多いんでしょうかね。
そして話の質をきちんと確かなものにしているのは、台本の確かさに加えて演じている役者さん達の演技力。特に主演の小林薫は完全なはまり役ですよね。他にはオカマ役のコスズさんや松重豊演じる地回りの剣崎、そして脇のほうでいつもゴニョゴニョやっているオダギリジョーなんていう選択を見ても「監督さん、凄いはまり役をよう探しだしてるな」というのが素直な感想。
良い台本とはまり役の役者。この話、将来的にもずっと高い質を保ったまま続いて欲しいなと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿