日本に帰ってきて未だに慣れないものの一つにエスカレーターが有ります。
アメリカではエスカレーターを使うのは一部の大都市の交通機関かホテル、若しくはモールの一階と二階の間を往復するだけのもの。日本のようにどこに行ってもエスカレーターとエレベーターがボコボコあるなんていうことはあまり有りません。
また、田舎もんの自分にとっては例え日本にいてもエスカレーターにはあんまり乗るチャンスは有りませんでした。ところが、名古屋に来れば話は別。どこに行ってもエスカレーターが有ります。
特に東山線はほぼ二分おきと頻繁に地下鉄が通りますので少しでも先を急ぎたい人はエスカレーターを駆け登っていく人も居ます。
皆が左側に並んで立ち止まり、右側の空いたところを急ぐ人が駆けて行く、、、というのが標準パターンですけど、そうやって駆け上がっていく人の脇には「歩かないでください!停まります。」という文言が書いてあります。
歩かずに駆けるのは良いのかなどという洒落は別として、実際にこうやって急ぐ人に右側を空けるというのが不文律のようになっている日本ではこの状態で右側歩いてはいけないというのはどうも矛盾しているような・・・。
何年か前日本にちょこっと帰ってきた時にたまたまテレビでこの問題のことに関してテレビで放映していました。このエスカレーター会社の人によると、エスカレーター自体は人が真ん中に乗ってじっと上まで到着するのを前提に設計されているとのことでしたので、ああやって片方に寄って立つというのは実際は負担をかける乗り方なんですよね。
アメリカに居た時は、モールとかにあるエレベーターでは真ん中にじっと立っていたような記憶があるんですが、、、。
この不文律、これから整合性のあるものに変わるんでしょうか。本当に歩かないシステムをつくろうとすれば、極稀に見る人の幅一人分のエレベーターを設置するしか無いような気がするんですが。
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