2025年6月20日金曜日

税制が社会を動かす

税制というのはアメリカに居た頃から「何と複雑怪奇なんだ」と思う事が良くありました。

世の中で最も確かにやってくる事は「税金と死」等と言って良くジョークのネタにされるのがアメリカでしたが、その感覚は日本に帰ってきても変わりません。当然ですが!w

アメリカにいた時も税理士さんにはお世話になりましたし、日本に帰って来てからも税理士さんには良くお世話になっています。AIの時代に最もその未来が危ない仕事の一つは税理士などと言われていますけど、実際に税金支払いのendorsementを貰えるという意味では税理士にきちんと仕事を任せて損得なく端数まで税金の出し入れをしておくというのが私にとっての安心税です。

今迄のところ、税理士さんを使って一番心強い事はいろいろと細かい事を尋ねることが出来る事。税法の細則のみならず、実務に基づいたいろいろな例外事項や私の個人的な疑問などを実例を挙げて種々説明して下さるのは「自分の今年の納税」には関係なくとも、本当に興味深い事が沢山。

社会は納税によって動いているという事が良く解る様な興味深い話を伺うことが出来ます。実際、私は納税の一手段としてふるさと納税も良く使っていて、以前も書いた様にトイレット・ペーパーやボディ・ソープ、バスクリン、石鹸、食べ物、飲み物、ティッシュ、その他諸々の返礼品は本当に役に立っていて、日々の生活の助けになっています。

しかし、ここで翻って考えてみると「もっと困っている分野への直接の寄付」「困窮者への意志ある使用」等をこの世の大事と考える私にとっては、クズのような政治家やメンテナンス費用ばかり嵩んで税金を追加で食いつぶすハコモノなんていうのよりも、よっぽど意味のある投資が出来ると思うんですけどね。

その為には税制の改革を行って、もっと納税者に納税者としての思考を行わせることで、税制への意識を向かわせることが必要だと思うんですが、政治家や財務省はそういった事を嫌うでしょうから、本当に悔しいです。長い道のりになるでしょうが、それを変えるには選挙しかありません。

有名だから、目立つからと言って屑を選ぶ事無く投票行動で徐々に国を変える。しかし言うは易しで、なかなか長い道のりです…。

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