2025年6月2日月曜日

最近ずっとAIを診断補助に使っています

最近は検索という行為を行う機会が大きく減りました。

一時期は検索、検索、そして検索という感じでいろいろな事を調べては「なるほど」「おお、そういう事か」等と感じる日々でしたが、結局それらはどこかのページに辿り着いて精々数ページ分のデータを読み込んで、自分なりに情報をまとめたり必要と思われるページ自体を種々の方法で保存して「大事」という事で時折引っ張り出しては使ったり勉強のネタにしていました。

ところが、数年前までのChatGPTの初期バージョンなどと異なり、AIのレベルがここ一年程度で明らかに急上昇してきて、かつ幾つものAIが登場し、それぞれに「使えるレベル」を超え、明らかに有能なアシスタントになってきた事が理解できると、これを使わずに仕事や生活を送る事は明らかに非合理的だと考えられるようになってきました。

例えば、AIに何年何月何日のアメリカのトップ20の経済ニュースを教えてというと、キッチリ答えを返してくれるし、仕事の上でも副作用の出そうな薬の組み合わせでこれを処方する事によって発生する可能性のある副作用を列記して欲しい時などはネットのデータベースにある添付の文書を読むのが「今まで」でしたが、「今では」それらの情報は単に一次情報で、更に世界中の論文からレアケースまでを含めたそのような副作用の事象を掻き集めてくれて、その上でそれが発生するメカニズムに関して推測したり、判っている事実を列記して数秒でまとめ上げてくれるのですから、本当に超頭脳のアシスタントが掌の上に立って待って居る様な事態です。

勿論、その情報を吟味していくのは受け手側である私自身ですが、真偽の判定はそう簡単なものではありません。

恐らく、あっと言う間にAIが仕上げて来るこちらの提示した条件に見合う生成画像と一緒で、よく見ると指の形が変だったり、犬の手足がが6脚あったり水平線が歪んでいたり等という感じで、リアルを理解している人間が生成された文章の真偽の程を吟味できない程度のレベルでは、まさにFakeインフォに踊らされるようになる訳です。しかも、その微細な差が最終的には大切な要素だったりしますから気が抜けません。

恐らくAIを使うか使わないかという意味では答えは「いろいろな形や場所で絶対に使う」けれども「それをどう使うか」によって、その人の未来は大きく変わると思われます。

医学の世界では恐らく「年齢と人種と性別と身長、体重、家族歴、病歴、症状と画像と血液データを入れてください!」というプロンプトに従っていくだけでヤバいレベルで鑑別診断などがずらずらと出てきてそこらのヤブは「さようなら~」という世界がすぐそこまで来ていると思われます。

既に放射線科はそのレベルに達していると身内の方では申しておりました。これから医者になる諸君は大変ですな…。


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