歳重ねて来ると、体のいろんな器官が言う事を聞かなくなってきますが、恐らく毛根の遺伝子のコントロールもその一つである事には間違いありません。関係の無い場所からニョキッと唐突に生えてくる耳毛、そしてそれ以外の毛。
昔はホクロから一本だけ必ず生えて来る長い毛を宝毛と言って面白く観察していましたが、何時のまにやら生えて来なくなりました。代わって登場してきたのが長くなってきた眉毛。これは我が家の伝統で、親父もロング眉毛で白髪付き。
何時もは私の嫁さんの種々の進言にはホイホイと従う私の親父なのですが、「眉毛を切れば?」と云う私の嫁さんからの進言にだけはニヤリと笑って首を横に振り続けるのでした。結果は故村山富市状態。
上の例は眉毛ですが、私の場合は左右の耳穴近くと耳たぶ(耳朶・じだ)に存在する黒い毛。放っておくと恐らく容易に1センチ程度にはなるであろうこの「耳毛にしては極太で、髪の毛と比べると細め」の要らん毛はなんで抜いても生えて来るのかとその毛根力に呆れてしまいます。この「毛力・けじから」が私の頭頂部にも存在すれば問題無いのでしょうが、世の中そう上手くはいかないのが世の習い。
要らん所に要らんパワーが配分され、必要な部分には必要なパワーが配分されないという哀しい現象が老化していく身体には顕れるのだな~という実に解りやすい事実が自分の毛根を通じて何度も何度も強制的に理解されるのでした。orz
そう言えば病院に入院している爺さん達診てると耳毛ボーボーなんていう人は極々普通。結局オノレもその一員になる鳥羽口に立っているのかと思うと、耳毛を通じて何だか人の世の無常を思い知るのでした。w

0 件のコメント:
コメントを投稿