一期目は己に忠実と思われる人間も含め、ある程度はトランプ寄りと考えられる人間が閣僚として仕事を始めましたが、最初から不協和音の連発で、みるみるうちに閣僚が辞職。しかも立て続けでしたが、辞めた人間達のトランプ評は予想通り散々なものばかり。出ていった、若しくは解任された人間達ですが、普通このレベルの高級閣僚になると元の雇い主の悪口は言わないもの。しかし、この閣僚達は出て行った後で殆どの場合散々な内情暴露とトランプの人格に関する疑問を悪し様に書き連ねたり言い続けました。
で、今回の二期目ですがヤバい事になっている様子。二期目のトランプ政権の閣僚達は見たところ一期目とは比べものにならない程の完璧なイエスマン揃い。ただでさえ病的なレベルの肥大した自尊心を持つこの男を、宥めすかしてでも諫言する人間が居なければ一体何が起こるのかという話です。
しかも、任命に当たってはその資質や経歴(犯歴w)に疑問符が付くような連中も盛りだくさんで、任命の時点でこれほどまでに物議を醸す状態では先が思いやられるというもんです。
このバカ大統領は既に昨日の段階で連邦法の手続きを無視して監察官15人を電子メールの通知で解雇したとか。定められている30日前の事前の議会への通知も全く無視しての都合の悪い人間達の一斉解雇。大統領になった途端100連発以上の大統領令を乱射。裸の王様の権力濫用は留まるところを知りません。
バカに権力を与えるとどうなるかという最もシンプルな事例が現代のアメリカで展開されていますが、一体これからの4年間はどうなるんでしょうか。改めてげんなりです。
恐らくこの政権でも、一期目と同様利権を求めて周りをうろつく有象無象の連中達が利益相反と目した瞬間から政権を離れていく事になるのでしょう。政権の一体性というものがそんな流れの中でどう担保されるのか(他人事ながら)きっと興味深いものとなる事でしょう。
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