そもそも、政治家と特定の集票利権団体が結びついて碌でも無い事を繰り返すというのはどこの国でも一緒なんでしょうが、日本の場合はその利権構造が戦中・戦後ずっと続いてきて戦時体制のまま令和の今でも続いているという有様。
特に郵政事業と云うのは、先祖代々の田舎の地主達が子孫共々歴代その利権を受け継いで我々の税金をチューチュー吸い上げている特定郵便局の寄生虫一族として巣喰う世界。我々にとってはその存在理由は何も有りません。こう言っては悪いのですが、ハガキなどで住むエリアによって集配の値段が変わっても良いシステムで無いという事はそもそもその分を利便性の高いエリアの住民が余計な金を払って負担しているという事。
ある程度までは仕方ないものなのかもしれませんが、人口が減るだけでなく「振る袖」自体が無くなってきている今の日本で無い袖は振れない時代になってきています。ユニバーサル・サービスは限界集落を維持するために使う余裕はなくなってきています。医療であってもこういった公共サービスであっても、田舎・過疎地に住むという事は次第に金がかかる事を受け容れ、且つサービスを受ける為には時間のかかる距離を移動しなければならない時代になって来るのだと思います。
こう書くと何だか北海道の山奥の話だけをしているように感じるのかもしれませんが、そんなに時間をかけずとも「有無を言わさず」田舎に住むリスクを忍受しなければならない地方自治体は激増する筈、というか激増します。(統計が未来を見せてくれています)
ともあれ、とんでもない組織を競争力のないまま生き永らえさせる必要は全く無し。クロネコヤマトや佐川等のその他の民間事業者には物流を、金の出し入れは民間銀行に、それだけで十分。民業に国家が口を出すと碌な事にはなりません。独占禁止法と談合事業にだけ監視の目を光らせればよいのです。ハガキだって許されれば民業で必ず手を上げる組織出て来ますから。(値段は変わるでしょうが、そもそも通信は高齢者以外電子的にやる時代)
水道やガスも電気と同じ感じで自由化していけばいいともいます。人口の集中していない地域での水道管やガス管の維持は異様にコスパが悪いもの。残念ですけど今後はガス代も上下水道代も田舎に居れば「キャップの設定はされる?」にしても、それなりに高額となっていく時代となるでしょう・・・というかもうフツーにそうなり始めてますけどね。
日本のような民主主義を騙っていても異様に中央集権的な国家では、政府から民業への業態転換こそがサバイバルの核。これを小泉さんの時代に田中派の力を削ぐ目的一点に集中してやってかなり郵政族の力を削いだはずですが、最近になって楽天と組んでコソコソと悪だくみを再開しています。
ホントにゴキブリ共のやる事と言ったら、税金で生き残る事しか考えないんですよね。要するに他人様の金じゃなくて己の力で己の金で何とかせいって百万回言いたいです。
年賀状の料金上げた瞬間に大幅な年賀状配達枚数の減少に見舞われたようですが、私の周りでも年寄りのみならず30代でも年賀状仕舞いの報告をLINEでしてくる人々の多い事!こういう報告を受けると、嫁さんはともかく「自分自身」ももう年賀状仕舞おうかな等と考えてしまったこの正月でした。
これで益々郵便局の終焉に力を貸せるのかなと思うと「あとは実行あるのみ?」と思ってしまうのでした。w
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