向かった先は昨日もちょこっと書いた様に売木(うるぎ)村というところにある岩倉ダムキャンプ場です。実際には長野にあるんですが、山また山のこのキャンプ場に着くとまず初めにする事は受付に顔を出してお金を払う事です。
Googleマップに書き込んである電話は現在使われておりませんので、代わりに御高齢と思しきおっちゃんに頂いたのは携帯の番号でした。本当にこれで良いのか怪しいとは思いつつもおっちゃんの御厚意に甘えてメモはさせていただきました。キャンプ代は2000円+テント一張りで都合2700円だったかな?
取り敢えずキャンプ地を見回してみると、既にグループっぽい感じで楽しそうにしているキャンピングカーの一段と黙々と一人テントで作業してる人、そして私がテント張ろうと思ったサイトの向こうに二人でテント張って火を焚いている人達くらいで、それほど多く無くて良かったです。そもそも受付のオジサンが「ここ最近はホント人が来んくなったわ」ってボヤいてましたけど「この辺りには熊は出て来ん!」とも言ってましたね。
まあ、取り敢えず生まれて初めてのティーピー型のone pole tentの設営です。何のインストラクションも見ずに取り敢えず想像力だけで組み立てたら案外上手くいきました。(後で後悔する馬鹿はまだそのことを知らない。w)
車をサイトの近場に寄せて薪を含めたでっかい荷物を幾つか下ろして設営したテントに運び込んでまったりし始めたんですが、問題はここから始まりました。それはこれまた新たに買った薪ストーブ。これを先ずは一回空焚きして油分を飛ばして使い始めろと聞いていたんですが、実際それをしたにも拘わらず、夜になって本格的に使い始めた時にテント内は超もくもく状態。準備していた一酸化炭素の検知器は鳴らなかったのですが、とにかく煙くて目と頭が痛くなる始末。雨が降ってるにもかかわらずジップを開けて新鮮な空気を入れないとどうしようもないレベルでした。何か自分が燻製になるんじゃないかと云う位の勢い。w
こんな時こそ空気を出し入れするのに役に立ったはずの小型扇風機を持ち込まなかったことを大後悔しました。しかし後悔先に立たず、この煙のせいで夜の間中目が痛かったのでした。しかも買ったばかりのテントも臭くなったし。orz
夕方になる前にごく近所にあるうるぎ温泉「こまどりの湯」というアルカリ泉に入ってきました。キャンプ場で使った割引券を用いて100円引きの500円でこんなアルカリ泉に入れるのはキャンパーにとってはホンマ御の字。
高校生らしい集団以外はほぼ皆おじちゃんでしたが、キャンプのセットアップで汗を掻いた身には有難かったです。実は入浴する時にガチャピンのTシャツを着て入ったんですが、出る時はムックのTシャツに着替えてたんです。
誰も気にしないだろうと思っていたら、なんと受け付けのお姉さまが「来られた時ガチャピンで、帰られる時はムックなんですね!」とニコッと微笑まれて嫁さんの出発前の予言が当たってしまい大笑い。(そんな事を言う人がキャンプ場に居るんじゃない?と言ってたんですが、言われたのはお風呂となっただけで予言は当たりました。w)
そこを終えてキャンプ場まで車で数分。何も取られずテントはそのままでした。中に入って濛々たる煙の中でメスティンでご飯を炊いてカレー・ルウを温めて食事。まあ、腹もそれほど減って無くて直ぐにシュラフに包まれ雨のそぼ降る中で煙い目を擦りながら寝てしまったのでした。


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