2025年10月9日木曜日

精神科医師いろいろ

精神科の先生というのは私には全く理解できない人が多いです。

あんまりこういう事を言ってはいけないんでしょうが、いろいろな精神科の先生を見てきて思うのは変わり者の俺からしても「相当変わっている」人が多い事。陰謀論者、元ヒッキー、1~2年で次々と病院を変えていくフリーランス、患者と駆け落ちしたヤバい奴など多士済々。w

本人の口から「いや、私は内科に入局したんですけど、余りにも自分が病院で使い物にならないって理解できてから精神科に逃げて来たんです」とか「激しいXXの臨床に疲れて精神科なら大丈夫かなって思ってこちら側へ来ました」等と自虐的に話される方も多いですね。

そもそも最初から精神科を志向というよりも、プランBとかプランCとしての精神科を選んでいる先生が多い印象を持っています。実際に話をしていても、自分が何故その薬を使っているのか、診断の根拠は何かという事を自分で追及する姿勢を見せないまま漫然と投薬を行っているようなアレな先生も居られて、この症状はここが影響を受けている結果だろうからこの薬の使用で神経系のどの受容体がどういう影響を受けるだろうという根拠を持って「これ」を使用しようみたいな推理を行っている先生はごく限られていると思ってます。

何というか「雰囲気」での治療?とでもいうんでしょうか。治療効果というのは精神科領域では数値で表れてこない事が殆どですから、ヤブも名医も治療効果の判断材料としては臨床症状がほぼ全てみたいなところで、内科や外科と比べると果たして治ってるのか?というところが怪しいところがあります。

勿論、中には明らかな名医と呼ばれる先生は居て、家族さんや御本人が困っていた症状を見事に治療されて感謝される様を見ていると、やはりヤブとそうじゃない先生の能力の差は歴然と存在している訳です。

ここではやっぱり「良い先生」というのは医者同士の内部情報が一番堅いですね。内側から見ると。^^

これらの先生をじっと観察していると、精神科領域において患者と先生というのは意外と(いや、ある意味?)色々なものが表裏一体なのかもしれんなと感じたりする事が多いです。これからも超変わった精神科の先生のサンプルを間近で見られるのかと思うt何やらワクワクするような気も!

とは言え、変わった性癖を持った先生が自分の働いている病院でと何かやらかさない事を祈るばかりです。

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