バイトを始めた後にもう何年も民間医局というところから送られてきているDoctor's Magazineという薄っぺらな雑誌なのですが、結構医学や生物学の中では有名な人々が表紙を飾りその人その人に関する記事が書かれているのを読みながら、こんな人生を歩んできた人が居るんだね~等と小さな感慨を持つ事も度々です。
その雑誌には結構いろいろな記事が詰まっているのですが、その中に阪大の細胞生物学で有名だった仲野先生という方が毎回取り上げる「種々のエリア」の三冊の面白かった本に関する記事があります。
その記事は本好きの私も大変興味深く読ませて頂くのですが、今回は学歴に関する本、特に東大・京大卒という学歴にまつわる(囚われた人々?の)悲喜交々の話を掻いた三冊の本が紹介されていました。その三冊の本というのは以下のような感じ。
まあ、最近よく知られているのは収入格差とそれに比例した学歴格差などというお話なんでしょうが、こういう話をアメリカでも日本でも聞いていると日本は随分と格差や社会的ポジションの固定した分断の時代を迎えているのかな等とぼんやり考えてしまいますね。
しかし、格差の固定等というのは基本碌でも無い話。フジテレビその他の大手企業の内部の腐れ具合を見ていると、学閥や学歴で真の適性等とは別に形成された利権システムというものは社会を滅ぼす獅子身中の虫ですから可能な限り無い方が良いと心の底より感じてます。
同じ東大や京大卒でも、これまた内部では大きな能力格差があるのも東大医学部や東大法学部の人から聞いた実話多々。どこまで行っても学歴に「こだわる」人はそこまでの人。本当の実力者はアメリカの例を挙げる迄も無く留まる時間自体が勿体なくてさっさと中退して大成功したり、大卒というのは単なる研究途上の一瞬などというのが本当の実力者、天才達の履歴を見ているとそりゃそうだろうという思いしかありません。人生の花盛りの時期に学歴しか誇るものが無いなんて何という空っぽ具合。w
話しのネタならまだしも、学歴なんかで大人になってマウントとるとかみっともない事限り無しです。
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