大須の帰りに実はあるリクエストを嫁さんから受けました。
それは「ここら辺りに高いんだけど美味いと評判の食パン屋さんがあるんだけど、ちょっと探して行ってもいい?」と言うものでした。時間は十分ありましたので「ええよ」と二つ返事。
そう言えばこの前テレビで”乃が美”というパン屋さんが、アレルギーを持つ息子のために作ったというパン屋の話をしておりましたが、そこも確か値段はそれほど安くはなかったはずですが、このような”高くてもそれに見合った”美味しい食品に対するお金を払うことがある一定のブームになっている感じがします。
何が何でも安ければ良いということがどのような事態を産み出すのかこの数年間で多発、、、というか露見した食品偽装事件で嫌というほど消費者側も思い知らされたでしょうから、その反動なのかもしれませんが・・・。
取り敢えずスマホでその店を探すと100m先にあることが表示されたマップで判明しましたので、交差点を横切ってすぐに到着しました。店の名はフルール・ドゥ・リュクスという店でした。
店の外は黒い壁で囲まれ本当に小さな店舗でしたが、健康的な明るいお嬢さんが出来たてのパンを次々と並べては入ってくるお客さんに会計をしていく感じで結構忙しそうでした。何と食パン2斤が800円、レーズンパンは1.5斤で800円というものでした。普通の安い安いパンに比べれば数倍ですが、これを家で食べてみたところ確かにふわっともちっとしていて確実に美味かったです。
マーガリンと卵を使わない研究された”成果”がこんな味になるのかと思うと”研究”っていうのはいつの時代も本当に大切ですね。差をつけるのは弛まぬ研究と努力。それが味の差になり金額の差になるのであればそれは正当な成果として受け取るべき果実でしょう。
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