本当に悪い奴らは居るもんです。
法の目を掻い潜って悪いことをする輩は古今東西跡を絶つことは決してありませんが、生活保護に関わる連中でそういう悪徳ビジネスに手を出してくる「や」の字がどこからでも湧いて出てきます。そういった仕事は結構多層構造で収奪するように出来上がっていて、なかなか元締めのは尻尾を掴まれないようにズルく立ち回っております。
当病院に出入りする各役所の福祉課の人や当院の社会課の人の話を聞く限りでは、末端が捕まってもその上が誰かは判らないように連絡は何段階かになっていて、上の方の連絡先を下の方は知らないという形をとることで、芋づる式を防ぐ初歩的な構造が作られていることが多いという言うか”普通”だといいます。
最近は本やニュースになっていることも多いので、多くの方がその内容に関するあらましを知る機会が多いかとは思いますが、生保ビジネスというのは簡単に言うと”劣悪な環境下に生活保護を受けている人間を多数押し込んで、生保の金が個人に渡るたびにその金の殆どを巻き上げ、残りの僅かの金だけを本人に渡してどこに移動することも出来ないくらいの生かさず殺さずの状態を作り出すというものです。
しかも、実際のところ、そういった危険で劣悪な環境にスシ詰めにされている人達は、声を上げることも出来ないような知的レベルや身体的状況の人も”非常に”多く、いわゆる反抗とか離脱の気力とかが無いように仕向けられているのです。
私の患者さんで一度入ってきた人も、インチキ宗教法人に絡みつかれて、暴力まで振るわれているのに、宗教の名を騙るクズ共に心の底から依存しきる状態に育て上げられてしまって、痛めつけられ金を巻き上げられる”その場所”に再び還っていったのです。
実際には巧妙に”依存するように”仕向けられていると言ったほうが良いでしょう。人の気力を奪い、人の希望を奪い、社会の金を間接的に吸い続ける社会のダニは地獄へ墜ちて痛い目に遭え!と心の底から思う最近の私でした。
2 件のコメント:
児童虐待かなと思ったら児童相談所か何かにお医者さんから通報を入れるんですよね?
それと同じように生保ビジネスかなと思ったらどこかに通報するシステムにはなっていないのでしょうか?
私のような一般人でも生保ビジネスの存在を知っているのですから、厚労省(ですか?)には何らかの”効果のある”対策をとって欲しいですよね。生保受給者のため、国民の税金を無駄に使わないため。
確かに、いろいろと警察も動いているようですが、摘発されるとき大概の場合は建築基準法違反とか消防法違反とかの”詰め込みすぎ違反”でやられている場合くらいの感じですよね。
生保の給付のある役所の外で、”や”の字が待っていて、そのまま中の金を抜き取るという蛭のような連中がワンサカ居ますからね〜。
世の中そういう人を守る弁護士達も居て欲しいところですが、果たしてどれほど”金のないところ”でそういう機能が働くのか私にはわかりません。知的にも肉体的にも弱い人達は本当に吸い取られ続けるリスクが高いのです。
そういうことをする連中、本当に心の底から”死んだら地獄に堕ちますように!”と祈っております。
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