2017年7月20日木曜日

お役所仕事

このブログの中でもお役所仕事のお笑いぶりは何度もネタにしてまいりましたがやっぱそれは霞が関でも”当然”変わらないようで・・・。

霞が関で働く様な人というのは基本的に能吏であって、無能は燻るか出世できないかと言うのがその多くの場合だと思われます。特に要求されると思われるのは文書の作成能力。これがなければあの辺りでは息をすることさえできないことでしょう。

霞が関におけるいろいろな官庁の歴代の”事務処理能力”の優れた人達の列伝を読み聞きしてみると、博覧強記型、猛烈に優秀な法文作成能力保持者、寝業師、理論ガチガチの水も漏らさぬ文章を書き上げるもの、意味不明でも北斗神拳で秘孔を突かせないような霞が関作文に優れた人物などいろんなタイプの人が出てきますが、読んでいて感じるのは「目の前に来ている次の時代になったら法文作成と解釈の仕事は殆どがAIの専権事項みたいになると言われているのに・・・」と言う”他人事ながら”心配になってしまうような確実に来る近未来の確定事項のことです。

つまり法文周りのことは法策定の支援も含めて整合性の解釈、判例比較なども含めてAIが確実に人間のレベルを凌駕することが出来るという単純な事実の前に、役所に居るごく一部の最終解釈確認作業者となるトップ中のトップの能吏以外の”非トップたる役人”の多くは洋梨(用無し)のムース状態になるということでしょう。

アメリカでは実際の所日本以上にそれは目前。日本でも、役所が書類流し込んでそれが実際に使いやすいデータベース化される作業が進むに連れて博覧強記の才能が次第に輝きを失っていくことでしょう。

なんなんでしょうかね。優秀な頭脳の持ち主達がクダラナイ、ほとんど意味も無い非効率な仕事に自殺せなアカンくらいに徹夜の連続で仕事してセンセイ方の為にスバラシイ国会の答弁に備えるなんていうのはもう止めにせんと日本潰れると感じるのは俺だけか?

もっと他にやること有るやろうし、それが出来る優秀さも有ると思うんだけどね・・・。

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