一般的に40代を超えるとガン年齢に入ってくるといいます。
私の医学部の頃の先輩や友人でも早い人は30代から、そして40代でもやはりチラホラとガンが見つかったり亡くなったりしている人物を見ます。
ましてや70代、80代であればごく普通にガンが見つかります。しかし感覚的に若い人で見つかった時ほどの急速な進行を認めるものでないこともママあります。まあこれに関して客観的、定量的な研究を私自身がしたことはないのですが、細胞自体も老化している細胞がベースになっているからでしょうか?
さて、最近義理の親父さんが喉頭癌の再々手術をしたことを書き記しましたが、実家の親父も完治したとは言え数年前に前立腺癌になりましたし、学生時代にお世話になった九州の家具屋の社長さんもアスベストが原因で胸膜中皮腫になりました。そして今回はどうやら実家の母親ももしかしたらという・・・。
人生50年の時代からしたら時代は大きく変わったものですが、それでもやはり人間これくらい長生きになると色々と細胞も自分を正常に維持できなくなってくるんでしょうね。身体の中では毎日毎日ダメージを受けた細胞が作られては排除されている日々ですが、それも長くなってくると排除する機構自体も疲弊してくるだけでなく、エラー自体も増えてきて、遂にはガンが形に見えるほど大きくなるという事なのでしょう。
高齢化が進むということはそういう事実が各個体に起きるという事実を受け入れざるを得ないということなのでしょうが、死に対する高度な意識を持つ”人間”にとっては大きな試練でもあります。
私もいつの日にかそれを受容する日が来るのでしょうかね。まあ、そこまで長生きすればの話ですが。w
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