2017年7月26日水曜日

ETCカードの非合理性・続き

昨日に続いてもうちょっとETCの事を書かせていただきたいのです。

それはETCカードの割引適用が車と紐づけされていることです。これは本当にイタダケナイ。この割引システムを考案した人は障害のある人が登録された自家用車のみを利用すると思っているのでしょうか?

今時の車社会ではレンタカーは勿論、車だって田舎なら一家に二台は普通だし、また、レンタカーなどという枠にはまらないリースもあればレンタカーでも時間貸しその他のシステムも存在しているわけで、このシステムを作った人達は”人の行動の自由”や”移動の際の車種選択の自由”自体をも全く想像できないのかと悲しくなってしまいます。

お役所の人に言いたいんですが、正直な話「あんたたちは税金で飯食ってるんだから少しくらいマトモに納税者のこと考えろよ」って感じですな。規則を作る方も作る方なら、それを了承する方も了承する方だって思いますよ。

これは明らかに使用者の利便性を優先するのではなくて、使用者が不正に使用することを前提とする性悪説に基づいているというのは昨日もちょこっと書きましたが、よっぽど痛い目にあってるんですかね、この人達は。ETC関連でどういう不正が行われているのかはWikiにも載っています。

それによると「ETCがあまり普及していなかった2001年度の不正通行車は、以下いずれも延べ数で、日本道路公団で9万9,276台、首都高速6万6,160台、阪神高速11万7,146台、本四連絡橋813台で、合計28万3,395台だった。ETC通行車両全体に占める不正通行車の率(不正通行率)は0.1%程度であり、鉄道におけるキセル乗車率に比べると相当小さいものである[54]」今はどれくらいの割合であるのかはちょっと調べきれていないのですが、不正通行の事例の多くはここに書かれているようにますその多くは別種のものかと推定されます。

まずは料金聴取ありきというのは、政府が昔から言っている「いつかは償還されてタダになる」という永遠の嘘の掛け声とともに運営されている高速道路という存在自体からして、まあ強欲ぶりはそんなもんだろうなと言うのは理解できるんですが、1000台に一台の不正通行をするヴァカのために多くの人が不便を強いられるというのはいかにもお役所的でなかなか心洗われるもんです。

この件に関してはこれからNEXCO等に問い合わせていこうと思っています。(ETCの息子名義での発行の件は今日、ある方法でやりくりすることを考えつきましたが、具体例を詳述すると合法であっても難癖つけてくる輩が出てくる可能性がありますので書くのは御容赦!w)

まあ、お役所の暇人さんたちは動かんでしょうが。

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