2025年9月30日火曜日

ふるさと納税・制度変更(前)最終日

総務省の制裁でいろいろと変容を遂げ続けてきた「ふるさと納税」という制度。

地方自治体の税収獲得合戦は止まることを知らず、最初の頃はとんでもないレベルでトンデモナイ返礼品が沢山ありましたが、それも今となっては懐かしい昔話です。w

結局、獲得したい税収を得るための返礼品を創出できない自治体、そもそも創出しようにも何もない自治体はとことん本来貰えるはずの自分のところの税収が削り取られていくという事でやられ続けていた訳で、肉で有名な都城や地元に製紙会社があってトイレット・ペーパーやティッシュを送り出せる街、木工家具などの名産地、例えば金属加工で有名な燕、米どころの自治体なども結構税収を増やせたわけですが、ここ地元名古屋などはコレと云った有名な自治体由来の産品も無く、ようやくここ数年ルクレーゼか何かその手のものが有名になって巻き返したものの、それも焼け石に水。名古屋からは巨額の税収がダダ洩れ状態で、大変な目に遭っていたようです。

この「ふるさと納税」の大問題はこれだけでは無く、さとふるやふるなび等の返礼品獲得に特化した代行業者が中間マージンを手数料の名目で抜きまくっていた事。寄付額の凡そ10%が手数料だったというのですからウハウハですわな。本来は税収、それを私的利益として抜きまくる訳ですから総務省も怒る訳です。

更に、この「自分のコマース・サイト」に納税者を引き寄せる為にポイント制というものを導入して、利益から何パーセントかを「引き換えコイン」という名目の下にアマゾンのポイントその他に変換していた事。結局これを大量に変換し続ける事で我々としては税収以外に還元分として利得がある状態だった訳です。

その最終日が10/30の本日。明日からはそういう行為を総務省が許さなくなる事が判っていた為、私も最終日として計算されたふるさと納税に小可能な残額の計算残り分を叩き込みました。トイレット・ペーパー、保存食、キッチン・ペーパー等その殆どは生活で使う消耗品でしたが、23:35にサイトでオーダーした時には既にサイトがパンク状態でオーダーに二度ほど失敗しました。w

最後の終了5分前程度に全てが終わったことを確認できましたが、明日からこのふるなび等のサイトの皆さんはどうやって客寄せするんでしょうかね?他人事ながら大きな謎です。

2025年9月29日月曜日

どんどん転職していくMRさん達

医療業界というのはバブルの頃などはとんでもなく金を使っていろいろと医者に働きかけをしていたようですが、その後はバブルの崩壊と利益相反の世界の到来に伴い「あれよあれよ」という間に世間の荒波が彼らを洗い流していきました。

そもそも最初私が医者になった頃は製薬会社からやって来る薬の宣伝マン達を「プロパーさん」等と呼んでいたのですが、彼らの仕事の多くは我々に食い込むために勉強会と称して製品を説明しながらの弁当配りをしたり、ボールペンやメモ帳を持ってきたり、読みたい論文のコピーをガンガン持ってきてくれたりと必死に仕事をされておりました。そもそも当時はこれらの人間達が普通に医局に入ってきてましたもんね。今では絶対にあり得ない話なんですけど。

ところが、その後は海外の製薬会社を中心に、そのような行為が医者を囲い込んで目先の薬の選択を選ばせるような歪みをもたらしたり、見えない部分での癒着を生みだしたりする可能性がありということで、コンプライアンス違反を徹底的に排除する方向に動き出すと共に、そもそも製薬会社の懐が猛烈に厳しくなっていく事で業界と医師がそもそも癒着する「余裕」さえ無くなってきました。w

当時栄華を誇ったこのプロパーさん達も、今ではMR(Medical Representatives)さんと呼ばれて(日本語では医薬情報担当者とでも言う呼び名)いますが、その会社が持っている大きな稼ぎ頭となるような薬の特許が切れる特許の谷みたいなものが生じる度にジェネリックが登場して人員整理が始まりますので、希望退職募集という名の下にいろいろな製薬会社のMRさん達も次々と消えて別の業界に去っていきました。

元居た会社自体もスピンアウトや株式の公開買い付けその他で吸収合併され、合従連衡と売却の繰り返しでどんどん消えていってます。製薬業界は本当に21世紀の荒波の中で世界の巨大製薬会社の闘いの余波を受けて波間に消えていく事になるのでしょうか?

あの知り合いも、この知り合いも…。

驕れるひとも久しからず、ただ春の夜の夢の如し

2025年9月28日日曜日

捨てられた患者さん

内科もそうですが、精神科で長期入院状態の患者さんには実質的に家族が関与を絶ってしまったり、兄弟姉妹レベルの方々が死に絶えてしまって身寄りと連絡の取れなくなってしまった方々がたくさんいます。

上のカルテも昭和40年代から入院しているようなヒトが極稀に居られて、患者さんのIDも最近では普通に6桁の真ん中くらいなのですが、3桁という恐ろしく古株の患者さんを見ることもあります。

精神疾患に効果がある薬が少なかった時代、今のモダンな薬に比べれば碌に効きもしないで副作用ばかりが目立つような当時の多くの薬でガチガチの錐体外路症状を含む悲惨な病態が完成してしまって、社会生活が営めなくなってしまった中で他人との意思の疎通が途絶え、時間が経ち、家族も消えていき、精神科で入院を続けていた自分だけが親族の中で命あるものとして残っているというパターンも大変多いのです。

今後も少子高齢化が進む中で親族との関係が絶たれて病院や施設に置いてけぼりのような形で生を全うせざるを得ない入院患者さんや施設入所の方々達が増えていくと思われますが、アメリカに比べればそれでも入院、入所できるだけまだ幸せなのかな?

アメリカだったらお金がなければシェルター、ホームレスなどが中心でしょうし、施設に入っても中心静脈栄養で命を繋いだりすることも経鼻チューブを入れたりする事も殆どないでしょうからそういう点では日本は白旗さえ揚げれば行政がレスキューしてくれますので、天国とはこのことでしょうか。

それでも、家族親族が既に居られない中でもしくは親族等が絶縁をしてしまった身寄りの無い患者さん達が「はよ死にたい」などと呟くのをみていると、積極的に何かをするような状態でもない方々が果たしてどれほど幸せを感じることが出来ているのかを思うとき暗澹たる思いにとらわれることがあります。

うーん、やっぱりそういう孤独な状態も含めて人生の悲哀と呼んでしまって良いのでしょうかね…。複雑な心境です。

2025年9月27日土曜日

糖尿病の教育入院

今、日本人も飽食の時代の中でごく普通に糖尿病になります。

風邪に罹ったり、何らかの別の要因で肥満などとは関係なく膵臓のβ細胞が破壊されてしまってインスリンが殆ど放出されなくなってしまう事で起こる1型糖尿病とは異なり、肥満が元で起こる糖尿病の多くは2型糖尿病と考えられます。

そんな2型糖尿病であってもやはり背景にある性別、人種、遺伝(まあ広く言えばこれも結局人種的要因は含まれますが)、年齢等の要因が重なり合ってその発症に差が出ますが、いずれにしてもこの2型糖尿病で入院した人達の中で、インスリンが絶対的に枯渇してしまって種々の傾向糖尿病薬ではコントロールが追い付かなくなってしまった人達にはインスリンの自己注射を行うという治療法が追加されるのですが、自分で血糖を測定してインスリンの注射器の目盛りを血糖値に合わせて自分に注射する作業を「間違いなく」実行できるようになる為に暫く入院してその作業に間違いが無い事を何重にもチェックする為の教育入院というのを行います。勿論、食べ物や食べ方に対する教育も栄養課と一緒になって頑張って頂く事になります。

しかしながら、インスリンの注射の実習を行う中でやはり「認知能力・理解力」がその作業に追いついていない方、更には目盛りを読むだけの視力が無い方等はインスリン注射のリスクが高すぎて家での自己注射が出来ない、若しくはさせられない!という状況に陥る訳です。

まあ、それを発見するのもこの教育入院の大切な一環で、それが判明した場合は外部の施設で、そういう状態の方であっても血糖測定を行いながらインスリン注射をしてくれるような所を選ぶか、同居家族の方がそれを代行して下さるような状況の家庭に戻る事になります。

今回そのような事を学ぶために入院して来たお爺さんが居たのですが、どうしても高血糖の数値の範囲がXXの時にこの単位Xを打つ…という対応が理解できない事が判明した方がいて退院の方向性が変わってしまいました。

残念ですがこれは仕方ありません。高血糖はそう簡単には人を殺しませんが、低血糖は一時間もあれば十分に人を死に至らしめます。特に簡易測定器などで測定限界以下の状況での重症低血糖は本当に神経死を含む種々の命のリスクを持ち込む状況で、冷や汗、気分不良、手指の震え、動悸、意識障害、昏睡、痙攣等の重篤な状態が存在します。

そういう意味ではインスリンの誤投与等というのは恐ろしい状況をもたらしますので、絶対に避けたい状況。そう云う訳で今回のお爺さんは一人暮らしは無理と判定されました。

iPS、幹細胞など種々のシステムを用いて人工膵臓はいずれ出来る事は間違いありませんが、未だ「今」ではありません。こんな悩みをしなくてもある程度の範囲ではより広範に糖尿病が克服される時代もやがて来るのでしょうが、まだ少し先なんでしょうね。

多くの患者さんのみならず、医療者側としても待ち遠しい限りです。

2025年9月26日金曜日

転倒、転倒また転倒

以前も書きましたが、病院では高齢者を中心としてベッドからの転倒や、歩行中の転倒で毎日、毎晩心配が絶えません。

全国の病院で今日も誰かが転倒のインシデントに遭遇し、救急の対応を受けなければならないような状況に陥っているのです。患者さん自身も大変、患者さんの御家族も大変、医療者側も大変。そして、もし送り出す必要があるような医療施設であれば、受け入れ先の病院も救急系が中心となって沢山の人達が受け容れに向けて動き出す訳です。

勿論、それを搬送してくれる救急隊の人達もそれに関与してきますから、例えば一人が転倒して何らかの外傷が発生しただけでも本当に大勢の人間が動き始める事になります。

それを防ぐために日頃から転倒傾向の多い患者さんを放置せずに腹帯や軽く紐で拘束をする、またベッド柵で囲むようなパターン等もある訳です。また、例えばベルト付きの車いすに座っていてもそれが横に倒れたりもします。こういった拘束なんて本来はしたくもないし、可能な限り減らしたいのですが現実問題としてそれ無しで今の日本の病院の「動ける」老人達が入院している病棟を全てカバーするのは無理です。

大きなお金が下りてきて、看護にそういった「拘束完全無し」という実験的な介護への挑戦が出来るような大学病院などは良いのでしょうが、そんな理想に近い看護は市中病院の様に常に人手不足との戦いを強いられているような所ではまさに「夢のまた夢」でございます。

実際に日常の老人の転倒で良くあるのは大腿骨頸部骨折、顔面打撲、頭部打撲とそれに伴う頭蓋内の脳実質や血管損傷、更には手を床に着いた時のガレアッチ骨折、モンテジア骨折などです。これらも本当にいろいろな程度があるのですが、特に頭蓋周辺の損傷はそのまま命の帰趨に関与してきますからその深刻さは一桁上がります。

転倒という事自体は老いや障害とどうしても強く関与してきます。防ぎようも無い事も多いのですが、それでも努力は続けるしかありません。それしかありませんからね。

日々インシデントに対応されている世界中の医療関係者に今日も敬礼です。

2025年9月25日木曜日

これが本来の我が家か!

今日は珍しい一日でした。

というのも、今現在の我が家には次女や自閉症の長男、そしてアメリカから戻って来ている長女が居る訳で、大人が5人いる瞬間というのが増えています。

ところが今日は次女も長女も福岡のアートフェスの授賞式へ出張。そして長男はショート・ステイにて家にいない状況でしたので、ここ近年では珍しい「自分と嫁さんだけ」という状況になりました。

家の中は何も汚れず、何も動かず、我々二人以外に存在する生き物はネコのみ。実に静かで、何かをするのに我々だけで決定できるという特殊な状況でした。本来ならばコレが我が家の今の夫婦の年齢での「普通」なんでしょうが、我々には普通ではありません。

さて、そんな我々夫婦の口をついて出た最初の言葉は「どこ行く?」でした。w

結局、夕方から嫁さんと二人で向かったのはいつもの今池屋。彼女はやっぱり今池屋のメニューが大好きです。ビール、軟骨、キモ、ホタテの肉巻き、そして締めは何時もデラックス焼きそば。このパターンで腹がパンパンになってビールを二杯飲んでただでさえデカい腹を抱えながら今池から地下鉄に乗り込む私達です。

結局我々二人が帰りがけに寄るのはいつも決まって覚王山の飲み屋さん。ここで羽を休めてママさんと親父さんと話しをして、暫くしたら店を出るというのがパターン。今回も短い時間でしたが、親父さんの血圧コントロールが良好であることを再度確認して気持ち良くなったあと店を後にしました。

電車に乗る時には二人で四方山話。子供が巣立った後の家の夫婦ってこんな感じになるのが普通なんでしょうかね。

貴重な夜でした。^^

2025年9月24日水曜日

医師だとバレると…

職業の持つ種々の定めというものがあるようです。

何かの「多くの人」に無い尖った知識や技能を持っているとそれは他の人からは「役に立つモノ」として重宝されます。工学、アート、数学、化学、物理、生物、文学、金稼ぎの能力w
無論、運動能力なども含めて尊敬される対象にもなる訳ですが、医学的な知識も便利なものとして認識される有用な知識、技能です。

ところが、日常生活を送る中で目立って人から袖を引っ張られ、呼び止められる事が多いのは医学の知識を持った人間としての医師や看護師。

親戚の家に行った時は勿論、道端で誰かが倒れた時、飛行機や列車に乗っていて誰かが具合が悪い時、怪我をした人が見つかった時、痛みを感じる、息が苦しい、眩暈がする、腰が、足が、吐き気が…それこそキリがないほどいろいろな理由や身体症状が元で我々医療人は呼ばれ尋ねられる訳です。

しかし、今やっているネトゲ上でも同じ状態になってしまいました。100人ほどいるメンバーのうち私が医師だと知っているのは盟主一人の筈だったんですが、共通のチャットルームでのある一言がきっかけとなって身バレしてしまいました。w

後は推して知るべし。何かにつけて私の所に個人チャットで「ゲームとは全く関係ない」健康相談や病気の治療に関して意見をガンガン求められます。どうするよ?というレベルのものも次々にやって来るのですが、一応どれも丁寧に返事を出します。どのエリアの専門家に見せるべきかという事もアドバイスしますが、名古屋の人であれば実際に優秀な先生を紹介したり。

この世に人が生きている限り、病気が存在している限り、我々が仕事をしない空間はなさそうです。ゲームくらいはゲームだけの状態で愉しみたいんですけどね…。人の役に立つ間はそれでも期待に応えるのは仕事のうちなんでしょうね。^^


2025年9月23日火曜日

さわやかハンバーグ!

静岡に行ってきました。

目的はただ一つ!静岡の中に沢山ある「炭焼きレストランさわやか」の中の一店舗に行ってゲーム内で知り合ったプレイヤーの一人がお勧めしたこのお店に行ってみる事でした。

噂ではこのさわやかハンバーグは静岡のみならず北陸東海、関東等も含めていろいろな所からここのチェーン店のハンバーグを食べに来るという話でした。実際にどうなのかという事で我々は対応を考えていたんですが、これまたネットで入店の予約を出来る等という話もあったんですが、それは最終的に間違い。

そこで、更にゲーム内でお話を伺った所、友達の友達のお勧めはスマホにインストールできるアプリで「さわやか待ち時間」というのがあって、それをもとに店を探す事が出来るのでした。

具体的には自分が今アプリを使っている位置から近い順に店を羅列してくれた上に今の待ち時間予想と、何組が待っているのかという情報が提示されるのでした。凄いお店は御殿場のアウトレット店で、4時間以上待ちで200組以上が待つとかいうトンデモナイ数字が出ていたりしていました。w

私達3人が向かったのは愛知から最も近い浜名湖西さわやかハンバーグでした。名古屋からの移動自体は90分程度で、高速の往復4000円程度かかりますから、問題はそれに見合った価値が有る味かという事です。

湖西点に到着したのは10時半前後で名古屋から直ぐでしたが、既に二十数組が待っているとの表示。磁化し実際には未だ駐車場は来るんが余裕で停められて万々歳。入り口から入ると女性が接客して下さり、LINEで呼び出しもされるようになっていました。駐車場は尾張旭、三河、名古屋、佐賀、等の県外ナンバーばかり。やはり名古屋から一番近い店は名古屋間ペンのナンバーが殆どという噂は本当でした。^^

店に入ると感じの良い私と同年齢くらいの女性が注文を取りに来てくださり、既に万全の事前情報収集でメニューを決めていた嫁さんのオーダーに素直に従いげんこつハンバーグを注文しオニオン・ソースで食べる事に。

あっと言う間にやって来たハンバーグは工場で集中的に作られ、検査に適合したもの。お姉さんの乾杯の合図とともに注文を取ってくれていたんですが、持ってきた時には目の前で切ってくれました。食べ始めたハンバーグは空腹と相俟ってミディアムレアハンバーグとして次々にお腹に入って行きました。「美味いね、美味いね」と言いながらあっと言う間の30分が過ぎました。息子が食べ終わるのを更に追加の30分待って終了。静岡に来た甲斐があったというものでした。

帰りは太平洋側に移動する途中で何と「豊田佐吉記念館」の看板を見つけ訪問。ラッキーと思いつつ敷地内を全部廻ってトヨタの基礎を築いた天才少年の人生の軌跡を追うことが出来ました。この頃の少年はやっぱり学校行ってなくても「賢い子は賢い!」子が沢山いた時代だったんですね~。

ここを出た後「道の駅潮見坂」に寄って餃子やちょっとしたお土産を買って帰宅。腹が膨れていたのですが、それでも少し夕飯を作って貰ってハッピー状態で一日を終えることが出来ました。

結論「さわやかハンバーグ」丸でした。

2025年9月22日月曜日

治らない悪い癖

 新人の看護師さんでどうしても「ある癖」が抜けない子がいます。

それはいろいろと先走ってしまう事。指示の大筋は解っていても、看護師さんが「やってはいけない事」特に新人さんのうちはやってはいけない事がいろいろなレベルで存在するのですが、それを守れない。

師長さんや、当日のリーダーさんに何度注意を受けても「すみません」という謝罪はするのですが、どうも右から左にそれが抜けていく。その時は深刻そうな顔をするんですが、数分後にはさっき説明したことがどこかに飛んで行く感じなんですね…。

師長さんも困ってしまっていて、指導の効果が一年経っても出て来ないと頭を抱え込んでいる状態。看護師の仕事と云うのは本当に多彩で、頭が良いだけでも・優しいだけでも・器用なだけでも務まらない大変な仕事。対人関係の処理、広範な技術の習得、突然飛び込んでくる様々な雑務の処理等「マルチタスク」必須なのです。

彼女も確かに頑張ってはいるのですが、ある事をしている最中に別の要件が入るともう最初にしていた事はどこか遠くに飛んで行ってしまうんですよね。そして、何か仕事を始めた時に先輩に何も聞かず何でも自分でやってしまう。

特にこの後半の部分は大変危険で、万一センシティブな作業を一人でやってしまった時には裁判でも庇いきれない様な事態が発生する可能性があります。最近は何かった時には医師でなく、その作業を行った看護師と病院を訴えたり、看護師だけを訴えたりという事も多発していて、裁判で勝つ為の原告側の作戦もいろいろと細分化してきているのです。

医師に無断で、医師の帯同観察や医師への報告が無い状況でのそういった作業が万一患者さんの機能に障害を与えたり命を奪うような事があった時にはダイレクトに看護師さんがターゲットにされる可能性が高まっています。

そんな事態の発生も予見できないのかと言いたい所なんですが、質の悪い事に「悪気が無い」んですね、この看護師さんには…。orz

少なくとも高度な作業を任せる様な業務かは任せられないまま一年が過ぎてしまいました。我々としてはどうすべきか…。師長さんの悩みは大きいようです。

2025年9月21日日曜日

やっと私の所にも来ました!^^

 待ちに待っていたものが遂に私の所にも来ました。

それは詐欺電話!何時になったら俺にかかって来るんだろうと首を長くして待っていたんですが、何時まで経っても何時まで待っても私にはそんな電話がかかってきません。orz

掛かってきたらどうやって応対しようかワクワクしながら待っていたんですが、そんな電話は俺には来ないものなんだと思って諦めていました。どう料理するかしっかり考えて「じっくり煮込んで、いろいろ中身を吐かせて、次に警察に繋いで」というストーリーを作っていたんですが、かかって来ないものは仕方ありません。

それが本日、ようやく掛かって参りました!

ところがタイミングが悪い。仕事の一番忙しいタイミングでかかって来て、患者さんの所に行かないといけない状況でそんな詐欺電話が掛かってきたせいで「丁寧な対応」が出来ないのでした。

掛かってきた電話は自称京都府警様!からだったんですが、掛かってきた電話自体は実にしょうもないもので、私が誰だか聞きもせず、「自分は京都府警のものなんですが、今回重大な案件であなたとお話をしないといけない事になったんですが、ちょっと時間がかかる込み入った話で都合一時間ほどかかるんですが、お忙しければ夜でも結構ですけど!」との事。

なんで京都府警から080で始まる番号が掛かって来るんよ~!と、ニヤニヤが止まらない状態だったんですが、この千載一遇のエンジョイ・タイムは上に書いたような理由でどうしても無理だという状況でしたので、私は急いでいる事もあり「あら~、そうなんですか!じゃあちょっと愛知県警に連絡しときますけど宜しいでしょうか?」と返しました。

ここからがちょっと相手の掛け子も間抜けなんですけど、「ああ~、どうぞご自由になさってください!私は構いませんから」と怒ったような嗄がれ声で返してくるのでした。

なんて機転の利かない馬鹿野郎・・・こんな残念な脳味噌の輩を掛け子に使うってこの組織はよっぽどの人材不足か?と思ったんですが、そこはもう仕方がない。私の運の無さです。

私のスマホには日本中の公的機関のほぼ全ての電話番号が網羅されたアプリが入っていますし、このアプリは「著名な」詐欺電話の番号も載せてくれていて、それら検知してくれます。まあ、今回はそういう意味で非通知の電話を面白がってとった私が彼らの貴重な時間を奪った訳ですが、今回に限らず俺の暇な時に電話掛け直してくれんかな。w

糞「掛け子」共、頼むから掛けて来い!突き出してやるから長い間拘禁して貰いましょうや!

2025年9月20日土曜日

ソロキャンプでストーブが使えるテント

ソロキャンプにマメに行っている女性看護師さんからの情報が入りました。

それによるともう山の方のキャンプ場は確実にストーブ付きのテントが必要な状況になってきているとの事。夕方までは良いらしいのですが、夜になると既に涼しいとかいう状況では無くてTシャツなんかで行くと大後悔するレベルの状況なんだそうです。特に風が山から吹き下ろしてくるとアカンとの事。

そこで登場するのがストーブや湯たんぽ、そして焚火それ自身です。しかし、昨年の段階でストーブを買い込んでいますのでこれを有効活用するには、あとそれが中で使えるテントだけが必要な訳です。

実際にYouTubeでそういう事をされている方の動画を見ると実に楽しそう!

ただ、このストーブを使う時には一酸化炭素中毒対策というのが物凄く大事で、この一酸化炭素を検知する為のセンサーも買い込んであります。楽しいキャンプに行ってこんなもんで故静香に殺されては困りますからね。orz

もう一つの暖め用の道具である湯たんぽは実はストーブの上に置いて暖めるというのも一つの方法ですからお湯をガンガン作る事の出来るストーブはまさに理想の給湯システムでもある訳です。^^

ひろしのぼっちキャンプを眺めていて思うんですけど、外で火を焚くというのも素晴らしいけれど、寒さに全く影響されず天気の影響を受けずにテントの中でぬくぬくと「別世界」の中で一人静かに本を読み耽るというのは男にとっての一つの理想郷だと思うんですけどね。

何れにしても今日はじっくりとあちこちのウェブサイトを眺め続けて買うべきテントをきちんと選び出したいと思います。は~楽しみ~!^^

2025年9月19日金曜日

還暦前後で起こる事w

嫁さんが見ているいろいろな番組を脇から視ていて思う事があります。

その番組は作られたばっかりでまっさらの新品である事も当然多いのですが、中には何年も前の、更には何十年も経ってしまった番組も混ざっている訳です。既に画面のサイズ自体が異なっていて、現在の横長のテレビにはフィット出来ずに両脇は黒い帯としてそのまま打ち捨てられたままの番組ですね。

それらを視ていて思うのは「あ、この人亡くなってる。あ、この人ももう居ない」等という出演している役者さん達の生死確認のような状況が存在するという事でしょう。我々自身がまだまだ数字的に若かった頃はテレビを視ていても「ああ、あのお爺ちゃんが亡くなったんだ」とか「あの人が急に死んだって!」とか両親が話しているのを聞いてそういう人が亡くなったんだ、等という小さな感想を持ったものですが、所詮どこか他人事でした。

しかし、私の様に還暦を迎えるようになると「下手しなくても」自分より若い俳優さん達が癌等の疾病や事故、自殺などで亡くなられているのを視る事が頻繁になる訳です。仕方ない事ですが、自分の歳が上がってくると亡くなられる方と自分の年齢が近い事が多いだけでなく自分より年下の方の訃報を聞く事も当然増えてくる訳です。

ところが、俳優さん達を眺めている時に嫁さんと時折話をしあう事になるのは「あれ、この俳優さんまだ生きとったっけ?」という類の質問。

俳優さんも年齢が上がってくると当然体は普通の人間と同じですから、認知症になったり病気になったり足腰が弱って、その多くはテレビや映画の出演は減ってくる訳で、いつの間にか画面から消えるというような事もごく普通である訳です。

そのうち、実際には世間に隠された感じでごく内輪で密葬等という形で小さくその死が報じられる人も沢山あって「ええ、の俳優さん亡くなったんだ」という一片の感想を持つだけで終わってしまう事が多い訳です。

大々的にその訃報が報じられ、音楽番組や特別プログラムが組まれるような人物は実はそれほど多くは無く、例え代表作があるような人であってもやはり人知れず消えて行っているんだなと思います。

病院で亡くなられる患者さんだけでなく、芸能界も同じ事というのは当たり前だというのは理屈では解っていてもこうやって世代は移って行くんですよね。知っている常識の変遷。それこそが社会の新陳代謝という奴なのでしょう。

我々もやがて露として消えていく訳です。当たり前ですが。^^

2025年9月18日木曜日

アメリカの科学大丈夫か?

ポピュリズムというのは恐ろしいものです。

これほど容易に国家を変容させるのかという実例として、あの「最後の自由の砦」という取り敢えず張り付けられた仮面の下に20世紀から後も生き延びて来たアメリカを、一人の専制君主とその周りに屯する太鼓持ち達があっと言う間に変容させてしまいました。

この気の狂った専制君主はまさに自分が誰であるかを完全に勘違いしている裸の王様ですが、専制君主というのは暴君であればあるほど統制は強まるもの。今のアメリカはまさにその状況ですよね。

ネガティブな意味で歴史に名を遺すような愚かな選択が次々に行われている今のアメリカですが、今回驚くような追加的愚行選択のニュースが飛び込んできました。

それはH-1Bビザの申請費用を10万ドルにするという有り得ない方針。その目的は「米国民の雇用を守る」というもの。お前ら頭大丈夫か?って元から大丈夫じゃないわな。w

そもそも日本のみならず、世界からそのチャンスを求めて研究にやってくる連中の多くはJ-1ビザでポスドクとして入国し、その延長線上にH-1Bビザを申請して研究継続というのが通常のルート。もし、この道を実質上閉ざすような選択をこの愚かな政権が行えば、アメリカの科学を幅広い裾野として支えるポスドク達の研究継続を不可能にする事になる訳です。

研究というものは研ぎ澄まされたごく少数のトップの連中だけが集まって成立するものではありません。天才、異才、秀才、鈍才など色々と雑多なレベルの連中が集まって科学の隅々まで覆い尽くしてエリア全体をカバーする事が科学の塔を光り輝かせるのです。

自国人の雇用を守るためにというのは、結局言い換えれば外から来る人間はアメリカ人にとっては雇用を奪う「邪魔者」と言っているのに等しい訳です。90年前にナチスも同じ事を言ってドイツからユダヤ人科学者達を追放しドイツ帝国の近代科学における栄光の歴史をあっと言う間に終わらせたのでした。大数学者ヒルベルトの当時の嘆きの一言はその事実を明確い語っています。

愚かなトップが愚かな国民を導く時、例え21世紀になってもポピュリズムの破壊力は国家を容易に変容させるのだという事実に暗澹とさせられるのです。

アメリカ国民の最後の良識が中間選挙で結果を出す事を強く願うのでした。

2025年9月17日水曜日

認知症のお爺ちゃんが…

認知症になってしまった訪問診療先の90代のお爺ちゃんが、その奥さんを困らせていました。

夜になると「おい、タクシーを呼べ!馬券買って中京で一勝負すると言って奥さんを困らせるだけでなく、いう事を聞き容れれられないもんだからカッとなって奥さんに拳振り回して当たり散らすとの事。

そこで困り果てた80代後半の奥さんは申し訳ないと思いながらも警察を呼んで応援要請。夜中にもかかわらず若いお巡りさん達が2人やって来てお爺さんを優しく説得してはその場は収めるんだそうです。しかしそれも週に何回もとなると、高齢の奥さんの方が心身ともに疲れ果てる事になります。

そこで考えるのは施設に移るという方法もあるんですが、その前にも投薬や行動療法で幾つかチャレンジ出来る事があります。

多く使われているのはsedation/鎮静に使う幾つかの投薬を考えてその内幾つかを試してみるというパターン。しかし、それでも効果が出て来る間までの暫くはその投薬自身が逆にせん妄や興奮を引き起こす事もあるという事、これは抑肝散というこのような易怒性を抑制する効果が強い有名な漢方とも共通して発生する事もある副作用の一つです。

今回の件では私がニコニコと競馬の事を話してくるこのアパート住まいのお爺ちゃんに「馬で家建てた奴は居らんていうけどお父さんはどうなん?」と尋ねると、90歳過ぎても20本以上ある自前の歯をニカッと笑って全開で剥き出しただただ大笑い。「万馬券が当たっても建たん!」と言って呵々大笑という状態でした。

それを見た奥さん御自身も「あんたね~」と言って苦笑い。家の近所に競馬場が昔あった事だけは頭が覚えている所為でこんな事が起きるんだろうというのが奥さんの見解でしたが、恐らくそれはバッチリと正しい推測です。w

しかしね~、本当にみんな長生きしてる人達多いもんです…。俺にはムリ。orz

2025年9月16日火曜日

地震に備えたローテーション

以前もちょこっと書いたと思うんですが、我が家も震災に備えたストック・ローテーションを行っています。

確実に来ると判っている東南海地震の発生の予後はいろいろなシミュレーションで行われていますが、戦時中に発生してその被害が隠匿された悲惨な大地震も含め、東海地方というのは定期的に巨大な地震が襲っては地形まで変えられているエリアですから全く油断はならないエリアです。

大災害の発生直後に我々家族が怪我無く生きていたとしても早速困るのは水、食糧、そしてトイレです。これが冬であれば熱源も必要ですし、暗くなれば光源も必要です。そしてインフラが破壊された街中では電気や上下水道が長期に亘って寸断され使えなくなる状況が必発すると思われますし、車を入れている立体駐車場のパレットや扉も動かず足さえも無くなると思われます。

そんななかで先ずは必要なのは水、そして食糧。これさえあれば何とか生きてはいけます。これらを今回日付が近づいているものからいろいろと入れ替えました。サトウのご飯や魚の缶詰、大量のペットボトルの水、開封するだけで食べられる種々のパウチ入り食品などを再び積み増しました。

その一方で、期限が近い食べ物飲み物は収納棚から取り出して順に胃袋へ入れていく様にセットアップしました。毎回毎回一万円近く使ってはこれらのモノをぐるっと入れ替えしていますが、結局これらが使われない事態が続くということが幸せな世界。いわゆる抜かない刀を磨き続ける自衛隊のようなものです。

ベッドの脇にはモノやガラスが散乱した場合に備えて安全靴を置いていますが、これも使われないまま古びていくのが理想です。でもやっぱり置いておくのは大切。事が一旦起きてから慌てても無理ですから。^^

簡易トイレも準備してあるし、それらに使う防臭砂その他も準備済みですが、こんなもの使わんで済む状況であって欲しいものです。orz 
  
どの時期に起きても大変な事になりそうです…。

2025年9月15日月曜日

時間は見つけて作るものと言いながら…

この激暑の夏も次第に気温が下がってくる時間が長くなっているのを感じます。

確かに暑い時は暑いのですが「おや?」と云うくらいに涼しさを感じる瞬間が出始めたのも間違いない事実。少なくとも激暑とまでは言えない時間が長くなってきました。

ところが、この夏私はあれだけ準備して物を揃えて下調べも充分にし、現地で夕方や夜間にチェックして雰囲気迄調べておいたキャンプ場自体に「キャンプ」には行っていないという愚かな話。この前キャンプに向かった時に雪に道を閉ざされたのがトラウマになって以来キャンプ自体の準備をせずに下見ばかり。

これではあかん!とは解っていても、ここで行こう!とか思った時に当直をしないといけなくなったり、この日なら良いかな?と思っていた期間に親戚が名古屋を訪れたりする事でそもそも計画が潰れたり~等となってしまっており「まさにこれはイカン」という状況です。

結局こういうのは「意志」が全て。結局のところ行きたいでは無くて行くという事が大事。あの時の清々しい空気、清冽な水、美しい眺め、有り得ない程の輝く星空を見に行くには踏ん切りが大切であって、言い訳は要らないという訳です。w

そこで本日決意。行く事に決めたのは岩倉ダムキャンプ場というところ。売木村というところにあるんですが、これはキャンプ好きの看護師さんから「ここは良いですよ」と紹介されて決めたところです。

この看護師さん、夜勤明けなんかに直ぐ一人で犬を連れてキャンプに行く人なんですけど、この人のフットワークの軽さは驚くべきもの。殆どのキャンプ地情報はこの人から流れ込んできます。^^

十月に入ったら直ぐにキャンプにここ行くことに決めました!リポートはまたその時に。^^

2025年9月14日日曜日

情報無き国家の悲劇

大本営参謀の情報戦記」という本を以前積んどく状態で買っていたのですが、遂に読みました。

サブタイトルは今日のタイトル自身なんですが、日本という国の本質は本当に何も変わっていないという事実に俺達を含めた上下の世代は何をやって来たんだ?という憤りを覚えます。情報の大切さを蔑ろにする体質は今も昔も変わることなくこの国の行政に脈々と受け継がれています。

形を整え表面的には何事にもそつ無くこなしているように見せるのは昔から得意。しかし、その実体は徹底的に数理統計に弱く、想定外への備えを徹底的に無視し続けるという状況。商社や商人の方がよっぽど現実に対する対処法を知り行政の力など糞ほども頼りません。まあ、っ行政は規制を通じて彼らをコントロールしようとはしますが、彼らの望みはコントロールすること自体で、コントロールの先に何が発生しようと別に責任は取りません。絶対に!

企業であれば責任の帰結は自分自身の大損害や倒産、個人であれば左遷や失職などでしょうが、お役所にはそんな事をする気は毛頭ありませんのでやったらやりっぱなし。自分達の立案した案件の帰結を評価・反省する事は無いと思っておいた方が良いでしょう。

先の戦争もそうやって遂行され誰も責任をとらず実質的には一方的な連合国側からの裁きを受けただけで自分自身での反省や責任取りは無かった訳です。

ほんまに毎回繰り広げられるのは「黒船来航」という衝撃波によるショック療法ばっかり。情けない事この上なし。結局我々がお上に期待するのは「邪魔はするな」という事くらいでしょうか。

情報の使い方も自分の見たくない情報は伝えない、都合の良い情報を都合の良い方向にだけ解釈するという「やってはいけない事」の繰り返し。その結果が先の大戦の惨めな負けとなり大量の国民を地獄の底に引きずり込んで殺したわけです。じゃあ、その後軍部は責任をとりましたか?っていうとA級戦犯7人、BC級戦犯役920人が死刑を執行されたと記録されています。

無謀でしかなかったあの戦いに勢いよく飛び込んで行った挙句に死んでいった軍人は良いでしょう、しかし民間人80万人とノーと言えずに赤い紙切れ一枚で死んでいった200万人の非正規軍の人間達の流した血がどれほど日本の愚かさを変えてくれたでしょうか?

正しく情報を取得し、正しく解析し、正しく利用する教育を小さな頃から行っておかないと堀さんが記した「情報無き国家の悲劇」は何度も何度も繰り返されるのではないでしょうか。

大本営は名前を変えただけで今も日本にドッカリ生きているとしか思えません。

2025年9月13日土曜日

暑い時期のボトルの中の細菌

先日、次女が冷蔵庫に入れていた「ある飲み物」で可愛いミスをしました。

その飲み物とは「お~いお茶」の5倍濃縮液である小さなボトルを普通のお茶の小瓶と間違えて一口飲んでしまって「?」となり、その後「おえっ」という感じで当然そのおかしさに気づいたようです。そもそも冷蔵庫にその濃縮液を入れた時に「もしかしたらこういう事があるかもしれない」から一言次女には言っておこうと思っていたんですが、その事が起きてしまいました。^^

まあ、この件に関しては私も次女の事をあれこれ言う事は出来ません。同じようなインシデントは自分にも発生していて、そばつゆの高度濃縮液を間違って通常のそばつゆと間違って使ってしまって苦笑いして歴史がありますので、この親にしてこの子ありという奴でしょうか。w

さて、このボトル残念ながら私の知らないうちに起きたこの事件から2日ほど経っていたとの事で「廃棄」する事にしました。

理由はBacklashと英語では言うのですが、いわゆる「逆流」ですよね。それが入るとそこに存在していた口腔内細菌が急速にボトル内で繁殖していく事になるからです。

その速度はまさに指数関数的なもので、細菌学で行う実験でなくとも我々のような基礎の人間はプラスミドという環状DNAを用いた遺伝子改変を何時も行っていましたので、大腸菌が極わずかに入った培養液がどれほどある一定の条件下で爆発的に増殖するのかは嫌という程体に染み込んでいます。

4℃の中で静置していてもやはり増殖は確実に発生してきます。それは培養液の混濁の状況を見ても良く解るのですが、それを実際に寒天培地に希釈して撒いた時のコロニーの発生状況を見ると卒倒する程。結局、今の日本の室温のような外気に晒して一日経つとそのボトルの中の細菌はビックリするほどの繁殖をするのです。2日も経てば恐らくそろそろ下痢してもおかしくない程度にはなると思われます。

恐らく2日目のちょっと口付けただけの濃縮液で冷蔵庫の中に静かに入れていたものですからそこまで恐れなくとも良いのでしょうが、実際は娘が外に持ち出しているので、常温に晒された時間もそれなりにあると思われました。そこで廃棄となった訳。

取り敢えず今回の事をきっかけに嫁さんには飲み口付けたペット・ボトルは冷蔵庫の中に置いていても精々翌日までには飲み切るようにという話が伝わったので良しとしましょう!

2025年9月12日金曜日

田久保市長w

嘘は堂々とつくもの!というのを教えてくれる立派な肩書の方々が最近多いですね。

田久保市長も驚き!の解散を選びましたが(実際こいつなら解散を選択するとみんなネットで騒いでいたので実際の所は驚きというよりも呆れですけどね。w)このオバちゃんの面の皮の厚さは数メートルはあるようです。

この人物、多分自分の支援者と称する人々に囲まれて「自分は悪くない、自分しか伊東市の行政を立て直せない、こんなに頑張ってという人達も居る!」と思っているんでしょうが、それは完璧なエコー・チャンバー。

増幅された「少数の」耳障りの良い声があなたの周りを囲んでいるだけです。w

数千万円の余計な税金を使って生き延びようとするこのカメムシみたいなオバちゃんに対してどういう投票結果が出るのか楽しみで仕方がありません!伊東市の有権者は5万人ちょっと位しかいないみたいなんですけど、このオバちゃんこの選挙で負けたらどの面下げて伊東市内で生活を続けるのでしょうか、それとも既に敗戦後の退避先はどこか遠くにでもあるというのでしょうか。

「ごね得」という言葉が日本語にはありますが、このオバちゃんのみならず、この手の小心者の嘘つきに典型的な「視線を合わせきれない人間」にしか思えません。長く生きてると信用ならん人間や付き合うと危ないタイプの人物に特有の喋り方や顔つきというのを学びますが、こういう口角をあげて平然と視線を外すタイプの話し方をする輩は自分に嘘をついてその嘘を信じ込むタイプに見えます。
伊東市の次の選挙の投開票日は10月19日だそうです!いやはや競馬お予想よりよっぽど愉しみ愉しみ。^^

2025年9月11日木曜日

RFK Jr.はヤバイ

トランプもアホならこいつはもう病気…。

本当に本当にヤバい人がアノCDCのトップを解任というか辞めるように仕向けてしまいました。もう激ヤバ。正真正銘のあっち側の世界の人。

基本的にこの人のヤバさを示すビデオなどはいくらでもありますが、まあその応答の支離滅裂さと陰謀論に嵌まるその脳味噌、そしてさっき言った事を言ってないというところ等はホンマにそのボスであるドナルド爺さんとそっくりです。

こんな人間がアメリカのヘルスケアのトップであるHealth and Human Services Secretaryとしてアメリカを掻きまわしている訳ですから本当に医者も研究者も可哀想の一言です。まあ、日本も科学技術庁長官に昔あの山東昭子というゴルフ大好きおばちゃんがなっていたという悪夢のような時期がありましたから人の事は言えませんけどね。w

久しぶりの「真打ち」登場という感じですけど、あの栄光のケネディ一族において有名なクズとして悪名を馳せていた訳ですが、基本的に薬中。現在のRFK Jr.のこういった公聴会でのインタビューでの表情や会話の内容を見るにつけ思う事は一つ。「ああ、壊れてる…」という一言です。

このオッサンは反ワクチンの立場をとる有名人の代表かっくみたいな男なんですが、こんな男がCDCのトップに立つという事がアメリカのヘルスケアの世界において何を意味するのかというのはちょっと想像しただけでも背筋が寒くなるような結末しか見えません。トランプ政権の存在期間にこの男が万一居座り続けるような事があったらアメリカの疾病対策全般に何が起きるのか?

外国人である私にさえも頭痛が発生するような暗い未来が見えてくるのです。ヘルスケアにおけるディストピアとでも言いましょうか。

こんな馬鹿息子がアメリカのヘルスケアの中心で大暴れしているのを見てあの故ボビー・ケネディーも草葉の陰で泣いているでしょうな…。ホンマにお気の毒です。教育って大事ですね。^^

2025年9月10日水曜日

EVを買うという選択肢はマダマダとても決断できない

ネットを見ていると大量のEVの試乗報告が出ています。

私自身はディーゼル車を運転していますからEVからは遠い所に居るんですけど、私が日本に帰って来てからの日本は全くごく普通にハイブリッドだらけの世界になっています。寧ろハイブリッドでない車を普通車サイズの車で見つけるのが難しいレベルですよね。

さて、最近更にEVがぼこぼこ出てきていますが実際の話ヨーロッパでは改めて現実解としてのハイブリッド車が大量に売れているという話を聞きます。寒さに強い、電欠の心配がない、バッテリーが劣化した時の超高額の交換代を出さなくて良い、下取りが極悪なレベルで安いなどという事が無いという事がやはり強さの源。

いくら理想を追い求めても、一生の間の「製造工程も含めた」カーボンのトータル排出量を考えると実際の話EVの低公害車神話はマダマダ神話。しかも、使用後のバッテリーの効率的な処理法はこれもまた危ういもので、とてもコストのバランスがとれているシステムとは思えないのです。

そして何よりも私がEVの購入に「全く」乗り気になれないのはその航続距離と充電の速度。各社夢の「全個体電池」に向けてまさに猛烈に金と人を注ぎ込んでいますが、恐らくその量産レベルでの実用化は28年くらいまでは来ないんじゃないかなと思っています。

その上でもっと駄目なのは日本における高圧の充電インフラの絶対的欠如。これは本当にもう絶対的なレベルで全く足りない状況だと思います。しかも今存在するインフラも高圧ではないし、劣化、故障の割合が半端ないのですから今目の前に車をただで貰ったとしても私がマンションでEV車を日常的に使用するのは相当な不便を強いられることになると思います。

数分で50%以上の充電が出来る事、充電インフラがどこにあるのかビクビクしながら走るような事が無い事、ちょっとした接触事故でバッテリーに歪みが入ったと言われ全交換などというような事が無い事、等が達成され無いければまだまだとても買えません。まさに水素自動車と同じ感じ。w

あと五年はEVを買うか否かという事で決断に関して悩むことは「私に関して言えば」無さそうです。

2025年9月9日火曜日

やらかしセンセイ

医者の中には色々とやらかす人が居られます。

その「やらかし」というのは別に医療技術上の問題とかいうものでは無くて、いわゆる犯罪と言うべき類のモノ。全国でいろいろな犯罪が起きるのは別に教師や普通のサラリーマンに限りません。

医師もやはり人間で、毎年数千人が医師になりますからそれだけの人間がいればどこかで誰かがやらかします。交通事故、性犯罪、詐欺、窃盗なども含め刑法犯となったような人間は日本の場合だと厚生労働省が設けている医道審議会というのに名前が出て、歯科医師や医師が資格停止や免許剥奪などの処分が告示されています。

私が知る限り、私の周辺でそういう事をやらかしたのは精神科医が2人、内科医が1人。精神科医達の方は私は知っているけどほぼ拘わりの無い人達だったのですが、内科医の方は私の直ぐ傍に座って仕事していた人間。orz

まさかそんな変態だとは知らずに、、、というのは嘘で、実際はこの先生が私の病院にやってくる前には既にどんな人物なのかかなりハッキリと判明していて、ヤバいお方だというのは知っていたのですが、黙っていたのでした。w

今の時代どこかで一度ネットに載るような犯罪を犯してしまうとまさにdigital tatoo状態ですから、時間が経ってもいろいろな形で掘り起こされてきて白日の下にそれらの報道が晒されもう一回蒸し焼きにされます。

そもそもそんな人間を採用するなよ!という話なんですが、採用者側の目が節穴なんですから仕方ありません。私は事前に知り得た情報をもとに何度も採用前に病院側に警告したのですが、結局その人物が以前の病院に勤めていた時にやらかした二回の性犯罪とほぼ全く同じことを愛知にやって来ても、私が知っているだけで二回も追加でやらかしているんですから下半身に起因した犯罪というのは止めようがないんでしょうね。

君子危うきに近寄らず。大切です。

2025年9月8日月曜日

リニア鉄道館再び

昨日は息子を連れてリニア鉄道館に行ってきました。

以前、家族が日本に帰って来た時に先ずは鉄道好きの息子のためにという感じで行ったのですが、今回はドクター・イエローの後初めての訪問ですから新しい展示物と遭遇する事になります。

家から博物館までは車を使えば実に30分もかからないところにありますから「思い立ったらすぐ」という感じでアクセスできる便利な立地です。暑い中ではありましたが、行くべきでしょう!という感じで息子を喜ばせるために昼から出発!

久しぶりに入り口に立ちましたが、息子の障碍者割引で二人で1000円の入館料でした。入り口からいきなりドーンと新幹線群がありますし、蒸気機関車も仲間で直ぐに見られます。
狭軌で世界最速の蒸気機関車の運転席!まさにスチーム・パンクの最先端のような世界がそこにはリアルにありました。
0系から始まる歴代の新幹線の諸君。仕事を終えてもみんなの人気者です。
これが新しく展示されたドクター・イエロー!しかし、実際は役目を終えたという事なんですよね。寂しい気もします。
いつも本当に感心するほど作り込まれた名古屋駅界隈のジオラマ。時間が進むと朝晩と景色が変わっていく素敵なセットです。
二階から見た博物館内部の景色。私は違いますけど、本物の丸鉄には堪らんのでしょうな。

あちらこちら館内をぐるりと回って二時間弱でしたが、最後に売店に寄って息子のリュックに付けるタグを一枚買って家に戻りました。息子は館内では終始ニコニコしており、やはり乗り物の近くにいる喜びと言うものを愉しんでいるように見えました。

家に戻る時に嫁さんに連絡を入れたところ「外で食べましょう!」という事で手抜きのお誘い。w 近くの藤一番に行って皆で美味しくラーメンをいただきました!

チャンスがあれば今度は大井川鉄道のきかんしゃトーマスに連れて行ってあげたいですね。




2025年9月7日日曜日

石破さん辞めたけど

首相が辞任表明しました。

まあ、今回の選挙の結果がボロボロだったので責任をとって頂くという事なんでしょうが、個人的には果たして民意は石破という人物の失政を問うて今回の結果を出したのかという疑問が大きいです。

勿論、このオジサンがその風貌、発言、所作共に何の人気も無い事は誰の眼にも明らかですが、恐らく誰が首班を務めていても今回の結果は大きく変わらんかったでしょうというのが容易に想像できる点がこのオジサンには不幸な所でしょう。しかし、全ては時の運ですからこの手の人事には運が無い人は就き続ける事は出来ないのでしょう。

10人程度のいろんな人間が現時点で次の候補として名前を挙げられてますけど、員の所誰が鳴っても現状ボロボロの自民党を立て直すのは相当難しいと感じます。何というか「自民というシステム」自体が既に制度疲労を起こして、そのシステムの中には既に2世、3世、4世になっているポンコツ政治屋ファミリーのこれまた明確な劣化版コピーがゾロゾロと面を揃えていれば誰もそいつらの乗っている腐臭漂う巨大な船に一緒に乗って旅をしようと思う奴はあんまりいないんじゃないかなと思うんですけけどね。

そういう意味で今回の選挙では俺の所は「軍艦」だとか「泥船」だとか「ばら撒き船」だとか判り易い旗を掲げて戦った政党にはとても敵わないなと思いましたし、実際今回はボロ負けでしたしね。w

今後、どういう形で離合集散が起きるのかは読めませんけど、烏合の衆同士で融合したり泡沫政党が消えていったりなんて言う事が繰り返されていくんでしょうかね。恐らく誰が首相になっても今後の日本はアメリカの大統領に名前も覚えて貰えないなんて言う状況が暫くは続きそうな気がします。

駄目になっていく国の指導者っていうのは国民の質を反映したものだと思えば、それほど今回の首班指名の過程の「情けなさ」に関しても疑問は余りありません。orz

2025年9月6日土曜日

学校で習得できないもの

 仕事場でもオンラインでチャットしていても、歳を重ねるごとに解る事がいくつもあります。

その幾つもあるうちでも「最たるもの」は大人になって実生活をする上では学校で習っていない事、学校では習えない事が沢山、日々「目の前」に登場してくる事でしょう。

当然の事ですが、学校で習う事の出来る多くの事柄は「ある側面の知能」があれば学ぶことが出来ます。しかし、能力の多面性というのはとてもとても学校で習った事だけでは測定しきれない程の広範囲なもの。

読み書きそろばんの重要性はとても重要なものですが、アートや会話能力、対人処理能力というのは学校の記述テストではやっぱりどうしても測れません。リアルに会話を進めながらその瞬間瞬間に何を話せばよいのか、どう話せばよいのか、相手の理解力を測りながら表情や声のトーンなど諸々の細かな要素を見取りながら即座に組み立てて言葉を紡ぐ。こんな事は学校の中ではテストでは無くて集団生活で培われたり、友達とつるんでいる時に育ったり、生まれつきの得手不得手があって育てる事が出来たとしても時間のかかるもの。

結局大人になっても全くそれができない系の人は人と会わなくても出来るような仕事に進むのがベターだし、学校の勉強は出来なくても営業や接客業、文章を書かせたら抜群などというパターンもいろいろある訳です。

世の中の子育て中のお父さんお母さんも学校の勉強が出来なくてもその子が友達の多い子だったり、何か一つに特化して切れ味のあることが出来るようであればそれを伸ばしてあげる事に集中して励ましたり褒めてあげればよいと思います。

何らかの出来事で親に褒められた記憶というのはその子を大きく育てる栄養になると思います。褒められてより好きになり、それに時間を費やす事でより上手くなり「得意」を超えて人から感心されるようなものを創り出せるようになることも多いのではないでしょうか。そこまで行くことが無くても自信をもって「人より出来る事」を持たせるのは素晴らしい事。

学校のテストでは点数化されない何かで子供を評価してあげる事は大事な事だと「改めて」思うこの頃です。

2025年9月5日金曜日

「最後の特攻隊」の記憶

 嫁さんが録画しておいてくれた「最後の特攻隊」の記憶という番組を視ました。

外道の作戦と言われた非人道的な作戦群である種々の特別攻撃作戦の中の中でも特に大分の宇佐にあった特攻機出撃基地の一つであった元特攻基地を巡る人や物の記憶でした。

東大法学部に入学後に特攻機の兵士として散っていった学徒のお母さんの手記が読まれた時には涙が止まりませんでした。極秘の伝言を受け田舎から特攻基地へと夫婦で駆けつけるも基地の受付で兵士に「昨日出撃し、もう生きておられない」旨を告げられた時に体中の血液が地面に吸い込まれるような感覚を覚えたという話の後に、時局柄涙は流せなかった母。

ところが、実は特攻機の故障で戻って来ていて本当に、本当に「たまたま」御両親と再会することが出来たのでした。その後親子水入らずで旅館で二晩過ごすことが出来た時のお母さんの気持ちが手記の形で読み上げられた時、私は滂沱の涙を流さざるを得ませんでした。

学生を、若者を戦いに送り込んでいくようになってしまう時点でもう戦いは単なる自国の未来の力を削り続ける戦い。要するに自分の脚を食べ続ける蛸と一緒です。

特攻は明確な外道の作戦であり、特攻機を設計させられた技術者自身が己の設計したものに強い拒否感を示していたのは明確な記録の残った事実。若い人間を熱狂や祖国防衛の美名のもとに戦場に送り込む事は最後の最後の瞬間まで絶対のレベルで回避し続ける努力を「必死」で続ける事が我々年長者の使命だと思います。

拳をあげる事は簡単ですが、そのあげた拳を下ろす場所を見つけるのは本当に至難の業。何時の時代もどこの戦争でも、始める前の高揚感はあっと言う間に恐怖と絶望と後悔へと変わります。その上で、終わった後もそこに残るのは死と、心と体の障碍と闘った国の間に数世紀にわたって残る敵対心。そしてその敵対心はやがて再び形を変えて同じ過ちの火種となるのです。

散華した多くの有為の人材の想いを継ぐという事は愚かな戦を二度としないという誓いを日々新たにする事だと思います。

いま世界中で愚かな名誉欲・領土欲に憑りつかれた老人達が若者達を戦場に送り続けています。糞ジジイ共こそ人類の為に真っ先にあの世へ先に逝くべき人物達でしょう。

2025年9月4日木曜日

雨の日の一人歩き

今日は新栄から少し歩いたところにある、以前行った美味しい馬刺しのお店でオフ会がありました。

前回も心の底から思ったのですがここの馬刺しは「本当に」美味い!大トロ、たてがみ、その他諸々の部位が全て美味しいのです。お酒と併せて食べる美味い馬刺しは本当に心を贅沢な気持ちにさせてくれます。

話は男三人の間でいろいろに飛びまくり楽しい時間を過ごせたのですが、やがて店の終了時間である10時を過ぎて我々は散会しました。その時に私は主催者の男性からタクシーで途中まで一緒にと誘われて本日の飲み会の中で話された話題に関して総括が始まりました。

主な反省点は婚活市場におけるもう一人の独身の人物の結婚戦略です。お金はある、性格はイイ、仕事もしっかりだけど40代後半で子供を一緒に産み育ててくれる女性との出会いを求めているのですが、そこの厳しさをもう一回納得がいくまでデータを用いて話し合うしかないという感じになりました。

まあ、ソレはソレで話を終えた後に私は覚王山でタクシーから下ろして貰い何時もの行きつけのお店へ!この時点で残金2000円だったのですが、ママさんとは気心知れたもので、小声で「すんません、2000円しかないけど大じょぶですかね?w」と伺った所「ぜーんぜん問題ないです~」とスマイル返し。

それでも泡盛古酒を飲んで最後は12時過ぎに店を出ました。お題は875円!何もチャージされてないですね…。

さて、外は結構な雨。ココから家まで歩いて帰る事にしたんですが、恐らく2時間弱では戻りきらんかなという感じ。雨がしのつく中で足が濡れてジーンズの生地が私の足に重く絡みついてきます。普通だったら何てことは無いんでしょうが、30分以上歩いてこれはイカンな…という事になって情けなくもお休み中のタクシーの運転手さんを起こしての星が丘からの乗車となりました。

2000円ちょっとで家まで帰ってきたのですが、改めて50近くの未婚男性の婚活の難しさを感じました。

2025年9月3日水曜日

長女が知らぬ間に…

嫁さんと長女と私で三人が駅に向かって歩いていたときに突然嫁さんから声がかかりました。

「お父さん、Xが福岡のアート・フェスティバルで受賞したんよ」との事。何のことか最初は意味がわかりませんでしたが、そう言えば長崎の婆ちゃんの所に行って一ヶ月くらい二階の部屋に籠もって「何か」を作っているという間接情報は長崎の義理の母から入ってきていました。

一体何を作っているのかは全く謎だったのですが、ようやく今回その謎のオブジェクトの秘密が判明しました。

ウェブを検索してみると確かに「ART FAIR ASIA FUKUOKA」という3日間通して開催されるアート・フェアが存在しているではないですか!中身を良く読んでみると「まじかい?」というくらい規模のでかいアートフェアのようです。今年で10回目らしく、福岡が全面的に支援しているようですね。

800人の応募の中から5人のAFAF AWARDが選ばれたようですが、その一人になったみたいです。

しかし、そもそもの話なんですが…私の家では次女が大学でロシア語とアラビア語のダブル専攻からアートの学部にスイッチしてペインティング等を行ってまた今別のアート?の仕事をしていますし、長女に至ってはそもそもアートに関連した一切の勉強はしていない人なのですが、何時もなにか立体的なイヤリングその他の飾りを作っては写真を撮ったり、謎の立体的アート作品?を作っては壁に掛けたりというような謎の人物です。

それぞれが方向性の違うアートを志しているようなんですが、もう一回もとに戻って話をすると一体これは誰の血筋なんやろう?という疑問が湧いてきます。

何はともあれ今月末の福岡の授賞式に長女は出席するようです。「得手に帆揚げて」状態の娘たちのようですが、好きな事に全身を投入できる人生って良いもんですな。私には出来ないっちゅうか謎の人生ですが。w

2025年9月2日火曜日

アメリカの照明・日本の照明

先日風呂場の壁の二つあるうちの一つのLEDが切れました。

そこでその電球の置き換えという事で再びアイリス・オーヤマの「2つで780円」の寿命10000時間電球をオーダーしました。

その時ちょっと悩んだのは昼光(蛍光灯)色か電球色にするかというもの。今まではオリジナルが電球色で、一回目の置き換えも電球色だったんですが今回は自分の判断で蛍光色にしてみました。オーダーして家に到着するまであっと言う間の12時間以内というものですが、本当にアマゾンの最近の配達の速さはlogisiticsの奇跡ですわ。自衛隊も祖国防衛の際には参考にすると良いと思います。^^

さて、実際にその昼光色LEDが到着して壁の電球として置き換えてみました。電気点けて直ぐに気付いたのは事務室のような明るさのお風呂になったという事でしょうか。何というか典型的な日本の教室のような明るさというか…。

娘達には極めて不評で、長女は「病院みたい」という発言、そして何と次女も全くお姉ちゃんの発言を知らないのに言った事は全く同じで「病院と一緒じゃないの」というもの。w

やはりこういうのは柔らかい電球色で無いとダメなんでしょうかね。特に娘達はアメリカで小さい頃から育っていますので、日本のギラギラ・ライトは苦手。そもそもアメリカのリビングは日本の居間に比べるとメッチャ暗い灯がごく一般的で、間接照明が当然の様に中心。
キッチンは明るい直接照明の昼光色を使っている所もありますが、テーブル上の光も昼光色では無く黄味がかった電球色が基本。

確かに今回の置き換えは風呂場としてはどっちかと云うと優しさの無い光。これはやっぱり電球をもう一回オーダーし直そうかなって気にもなります。orz

あと一回入浴してみてやり直すか否かを決定しようと思います。二個で780円ですから買い直しても安いもんですし…。(パナソニックだとこれが一個で3倍の値段なんですよね!( ゚Д゚))

2025年9月1日月曜日

昭和の小学生のある記録

 実は昨日の犬山城下からの帰り道に北名古屋市歴史民俗資料館(昭和日常博物館)に立ち寄りました。

義理の妹の観光体験を最大化する一環で、ふと思い立っての急遽の寄り道となりましたが、幸いなことにここは犬山からの帰り道に立っている無料の博物館ですし、それ以上に素晴らしい昭和の展示物特に昭和30年代前後の「懐かしい品々」を系統立てて素晴らしい形で展示している秀逸な博物館ですから例え遠くからでも訪れない手はありません。

私自身も大好きですし、以前連れていった親父は懐かしそうにジーッと眺めるのみならず、私にいろいろと解説してくれましたからね。そのリアリティはこの博物館の展示品が名古屋の地域住民からの寄贈物を中心として成立しているからだと私は確信しています。

どこかでみた風景、確かにあったそういう飾りや店の展示品は実際に使っていた人の寄贈が猛烈にそのリアリティを底上げしています。

実は今回ある企画展としてたまたま「懐かしの学校イベント大全」という企画の最終日に当たることができて幸運でした。

何時もはおいていないはずの部屋が開けられ、企画展の出し物がきちんと展示されておりましたので、当時の夏休み、運動会、林間学校、入学・卒業式などの白黒写真を見ながらなんだかタイムスリップした感じになりました。

連れてきた妹も十分に楽しんでくれたようで、実の姉である私の嫁さんとあーでもないこーでもないという感じで出されている数々の昭和の品々をエンジョイしていました。

実はその中に一点だけ私の目を引きつけて離さなかったものがありました。それは当時の小学生が記録していた毎日の気温の記録です。
昭和31年の夏休みの気温の記録ですが、良くその数字を見てみると高くても33℃前後。8月の後半に至っては軒並み25℃前後の記録です。この一年だけを見てどうこうというものではありませんけど、少なくとも私の記憶の中にある小学生時代の夏休みの気温というのはこの気温表のようなものだったと思います。

昭和は遠くなりにけり。改めてそう思ったのでした。

皆さんも是非ここ訪ねてみられては如何でしょうか?