最初から最後まで凄いレースだったな〜と思える日本女子によるチーム・パシュート。
最初パシュートって何だ???と思っていたのですが、PURSUIT(パースー)なんですね。だったら、なーんだという事になりスッキリと腑に落ちました。w
しかし、実際にテレビ中継を見ていると本当に面白くてフェアなチームスポーツですね。
誰かがずば抜けて速くても全然駄目で、全員がお互いの風よけになりながらまさに”カタマリ”になって風のように駆け抜けていく様はカッコイイです。特に三人がモーションを合わせながらカーブを回っていく様子は本当に”絵になる”かっこよさ。
日本がこの競技では強いということはわかってはいたのですが、下馬評通りに行かない一発勝負というのが五輪の恐ろしいところで、今まで無数の超有力選手達がメダルを取れずに五輪の舞台を去っていっています。実力があり、かつ運が味方した選手だけが勝ち進むのが四年に一度だけ行われる五輪。毎年一回は開かれる普通の世界選手権とは緊張感も全く違いますよね。きっと。
前回の小平選手の恐ろしいまでの強さもみならず、今回の高木姉妹と佐藤選手、そして予選を引っ張ってくれた菊池選手の爽やかコメントにオジサンは相好を崩しまくりでした。w
オランダとの決戦において、途中で少しだけ先行逃げ切り型の相手にタイムを0.45sec前後空けられましたが、内心では「勝った!」と思いました。案の定、最終的には1.5秒以上の差をつけて日本の大勝。しかもORでしたしね!
それと好対照だったのが韓国のパシュート・チーム。チームスポーツという本来のスピリットを忘れたタダの個人競争と成り果てていました。おまけに試合終了後には先行していた二人が大きく遅れた先輩の選手を貶める発言をするとか・・・有り得ません。まあ、負けるべくして負けたチームということでしょう。
明日の団体追い抜きやショートトラックのような接触を含む”エグい競技”は日本はいつも苦手ですからあんまり期待もしておりませんが・・・。頑張って欲しいものです。
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