2017年10月17日火曜日

アル中の言い訳に(# ゚Д゚)

私があるアルコール依存症の患者の肝機能障害治療後のフォロー・アップということで、ある病院から期限付きで60絡みの患者さんを引き受けたのは3週間前。

最初は大人しかったのですが、、、時間が経つに連れて地金が剥き出しになってきて文句を垂れるようになってきました。それも奥さんに対しての!

奥さんはと言えば、昼は昼で働き夜も夜の仕事をして必死に入院代を払い、更に旦那さんの生活も支えているというのに、それに対して”全く”感謝の気持ちもなければ奥さんの言うことも聞かず。
奥さんとしてはもう少し入院して体をキチンと治すまで出てきて欲しくない、今出てきても必ずまた酒に溺れるから!と旦那を説得するのですが、聞く耳持たず。

挙句の果てには「人生楽しみがなくてどうする?」との言葉を振り出しにして「そら金があったら少しくらい飲むわ!当たり前やろ」とか、「もう良い、俺は〜」と喚く始末。
ハッキリ言って滅茶苦茶手前勝手の発想以外の何物でもなく、嫁さんに死ぬほど迷惑をかけているという想像力など”これっぽっちも”その小さな脳味噌の中からは産み出されません。

まあ、退院したら確実に飲んでまたすぐにボロボロになるでしょうし、残念ながら精神科病棟に入院して治療する気も本人にはサラサラ無し。治療する気のない人を入院はさせないんですよね、精神科の先生も。彼らはあくまでも”治療しようとする意思を持った人”しか受け容れていません。

医師の立場を離れて言わせてもらえば、さっさとこんなXXと別れて別のマトモな男性を配偶者にしたほうがよっぽどマシだと思うんですけどね。私は。とは言え、彼女も最後の情けを振り絞って何とか支えている様子。まだ若いのに大したもんです。幸いな?ことに、未だ子供さんはいませんので別れようと思えば今がベストだと思うんですが、余談ですか。

共依存、ダメンズ・ウォーカーでないことを祈るばかりです。

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