ところがこの二品のアルコール、既に多分20年以上義父がプレゼントとして後輩から貰ったまま飲んでいなかったもの。
一番の懸念は蓋の下についているコルクの劣化でしたが・・・。
実際に開けてみると一本目のHennessy XOの蓋はねじった瞬間”ブチン”と切れてしまいました。
二本目のベル・スコッチに至っては同じように切れた挙句、下のコルクは何となく貴腐ワインの様に萎んでしまって変色しておりました。
思わず「ウ~ン」と唸ってしまった二本の酒でしたが、とりあえずは勿体無いので、底に落ちてしまったコルクの破片を除去するためにメタルのコーヒーフィルタとネットの目の細かいフィルタをそれに被せたものを使用して洗ったワインの瓶に中身を移しました。
部屋の中にムワーンとアルコールの匂いが充満して嫁さんが「うわっ、うわっ、強烈〜!」と跳ね回っていましたが、それを無視してその美しい琥珀色をうっとり眺めて過ごしました。
しかし、”のむ”という意味ではいくらアルコールで菌の増殖は考えられないものであっても一回のフィルタリングではどうも心配でしたので、今日は眺めるだけに留めてそのまま瓶を床においてギブアップと致しました。
さて、どんなフィルタリングをかけようか・・・。
実験室から50ccのシリンジとバイオセーフティ用のマイクロフィルタを持ってきてシコシコとtranferするか?
もう少し時間をかけて仕上げてシッカリ胃袋に収めようと思います。w
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2 件のコメント:
30年以上前の累13世やウィスキーが残っています。この続きを楽しみにしています。
ウウウッ。
最低でも15万はくだらないものと、これらを比べてはなりませぬぞ!w
とは言えこうなったら私もプロジェクトを完遂するしかなくなってきましたね・・・。
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