次女はアメリカ生まれで日本国籍も持つdual nationalityの持ち主。
いつの日にか日本も二重国籍を許すかもしれないということと、二重国籍であることであることへの”罰則規定の不在”がその二重国籍状態を許す状況が日本にはあります。
以前そのことを伺った時、大使館の人も「まあ、特に無理して捨てる必要もありませんね。」と仰っておりました。
ところが、アメリカであるレベルの職位に就くためにはセキュリティ・クリアランスを通過できないとなれない仕事が幾つもあるんですね。例えば政府系の機関なんていうのはその最たるものです。
私がNIHに居た頃、ラブ・チーフが研究の進展に伴ってその職位のランキングが上がっていく過程でディビジョン・チーフ位になった時にグリーンカード・ホルダーではそれ以上のプロモーションが効かなくなってしまい、やむなくアルゼンチン国籍を放棄してアメリカ人になりました。
実は先日、嫁さんがボソっと話してくれたのですが一年ほど前に娘がパスポートの更新の時に「国籍変えるかも」という話をしたと言ったとのこと。目的は単に更新が面倒くさいだけではないということで、その先にあるものを当然見据えています。
そういう訳で長女は放棄の可能性があるのでしょうが、次女ももしそういったプロモーションをする時にセキュリティクリアランスを要求するのが当然であるような国務省などの仕事に就いたとなると、やはり二重国籍は駄目なんでしょうね?
いや、絶対そうでしょ。w
気がついたらフトしたタイミングで「アメリカ人になった」とか連絡してきそう。そのパターンはまさしく彼女の親父によくある”事後報告”と言う奴です・・・。
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