今回のベガスで起きた銃の乱射は本当に心が痛みます。有り得ない、あってはいけない事件。想像を絶するレベルの悲惨な犠牲を記録しています。この事件には既に名前がついていて、2017年ラスベガス・ストリップ銃乱射事件となっています。
単純に異常者の犯行と決めつけるだけではとても話が済まないレベルの大規模で悲惨な事件で、今回も例の如く銃の規制に対する賛成派と反対派の舌戦が盛り上がっていますが、私の見方からすればもうそんなレベルを超えて日常生活の中にこんなに銃がある生活なんて文明国には必要ないでしょうというのが単純な結論。
銃によるアメリカの死者の数が先進国に おいて最高であるのは論を俟たない事なのですが、驚くのはその中身。殺人事件なかで銃が果たす割合の高さの異常さは当然のことながら、実は5000人以上の人々が”自殺”に銃を使っているんですね。
実際にこのブログでも以前書きましたが、銃の存在というのはアメリカに暮らしていると実に”普通”なんですね。
となり近所の人がショットガンを持っていたり、歴史的なラッパ銃を持っていたり、周りには従軍経験のある人達もワンサカおられます。
要するに銃に対する心理的な敷居自体が低いこともあり、銃を購入したり使用したりすることに対していつでも、どこでもと言う感じでアクセスできる気軽さがあるんです。普段の新聞でも折込広告でバンバンその手の宣伝が入ってくるし。何と言ってもそこらあたりのストアで普通にショットガンが手に入りますしね。
私思うんですよ。残念ながら、これが最後の最大の銃乱射事件にはならないだろうなって・・・。
NRAの金に靡く共和党の議員たちがいる限り1791年制定のアメリカ合衆国憲法修正二条はなくならないでしょう。
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