名古屋大学生化学教室100週年ということで、招待されてはおりましたが私などが行ってもしょうもあるまいということで、出席はご遠慮させていただきました。
名大の生化学は知る人ぞ知る「ミカエリス・メンテン」の公式の産みの親であるミカエリス先生が四年間を教授として過ごされたところです。この公式を知らないで医師や薬剤師になったという人は(例え内容は忘れていても!)居ないはずで、もしそうでなかったらその方はモグリと謗られても致し方無いというほど有名な酵素の速度反応論の大原則です。(知らなかったのですが、この先生は名大からはホプキンスに移って教授を続けた後、ロックフェラーでその教職人生を終えられているようですね。)
とまあ、そんなことは私にとっては何の関係もないことで、私は名大に一年半ほど滞在し、この大学の生化学教室に移ってきたある教授の教室立ち上げをお手伝いさせて頂いたのですが、その当時の同僚の一人で、今は名古屋にある大きな病院の内科ですっかり偉くなってしまった先生と二次会のみ待ち合わせという形で、ほぼ19年ぶりに再会しました。
待ち合わせ場所は高島屋の金時計したという名古屋人にとっては”ベタ”な場所。w 通常は多くの若人たちが恋人や友人と待ち合わせをする場所ですが、まあ、オッサン同士20年弱の月日を経て会うということで、そんなベタなところを選んだのでした。
飲んだ店はこの前から続けていっている牛たんのお店「かわせ」。(どちらかと言うと、一度行った店に連続で行き続けるのが私流です。工夫がないと言われそうですが・・・。)店の中に入った後は、つらつらと昔語りをしながらいろいろな話が盛り上がりました。今の仕事の話などお互いにほとんどせずに、互いの家庭の事や、昔の生化学教室にいた野郎共の話などを面白おかしく話しての三時間弱でした。
家が途中までは同じ方向でしたので、一緒に東山線に乗ってまた途中までいろいろな話をしました。みな努力をして頑張っているのがよくわかりました。私も再度ガソリンを注入されたような感じになりました。
2 件のコメント:
牛タンのお店はsmallGさんの行きつけですね~
(そういう店があると「ああ、自分もこの街の一員なんだな」って思いません?)
懐かしい人たちと再会して「ガソリンを注入される」感覚、わかります!
みんな頑張ってるんですよね。
何と言っても”安い”のが良いです。
御主人に伺ったらオージー・ビーフを提供しているそうで、それで少し安くあげられるのかなと。
お酒が美味いのが何より良いですね〜。
「ガソリン注入感」ご理解いただけますか。w
表現としては公式にはとても使えないのですが、まさにそんな感じです。
お互いに充実して頑張り合っていることを確認できる人生って良いものです。
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