2026年1月19日月曜日

昭和の男が高齢者になると…

病院に入院して来た患者さん達には本当にいろいろな人達が居ます。

驚くほど凄い技能を持っていた人、ホームレス、DV被害者、離婚した後子供達も含めて誰とも無縁になってしまった人、ヤクザ、犯罪者、認知症になっちゃった高齢者の方々等々と書いたところでこの「等々」と列記した程度のバリエーションはその等々のほんの入り口。

しかし、こと性別と年齢に関しては「ある一定の傾向」を持つ集団が見受けられます。それは昭和生まれの男性陣で生まれが昭和30年程度の人々。まあ、年齢で言えば70+の方々でしょうか。(あと10年下に年代が下ると私までが入ってきてしまいますが!)

この年代の男性陣、私は時折昭和の勘違いクソ男世代と呼んでいるのですが、既に死滅しかけているその上の90代の男性陣達は別として今の70代半ばから80代の男性陣の一部にはカッとなった時に女性看護師を見下したような発言をする輩が混ざっている事がままありますね。

勿論、統計を取った事は無いんですけど、そういう「傾向」は明確にその世代の人間には看て取れまして、カッとなった時に暴言を吐く時など「このアマ」等と言う今時、映画でしか聞かないような脅し文句を使ってきたりします。

これに対して若い看護師さん達の中には怯んだりする子も当然いるのですが、ベテランの看護師さん達の多くは然(さ)に非ず!w

平然とした顔で「だめよ~、そんな言い方したら~。怖がる子がいるでしょ~」と言って諭すようにその爺さん達を諫めます。その上で未だ爺さんが「うるせ~、言うこと聞け!聞かんかったら出ていくぞ!ゴルァ~」とかいうと、「はい、良いですよ~。どうぞどうぞ、出ていかれても困るのは私達では無くてXXさんですよ~」という感じでカキーンとマシンを捉えてヒットを返します。

その後で、寄って集って年配の看護師さん達が患者さんの周りに集合して来るとワイのワイのと患者さんにあれこれ注意をし始め、最後はお爺さんがたじたじになって言いくるめられて終了。私の方では常に「暴力をふるう患者は認知症の易怒性の発露でない限りは内科病棟では即アウト、暴言も一回説諭して収束しない様であればキックで問題ないです」という指示を出してありますので、前述の看護師さんのような対応が取れる訳です。

まあ、稀に患者さんのそういう発言シーンに私が立ち会うチャンスもありますが、その様な時にはほぼ100%収束させる自信があります。通常こういう「女性蔑視系」の爺さん達は女医や女性看護師に対しては勘違い上から目線で言葉で襲い掛かっても、男性且つオッサンである私には何も出来ないという人が殆ど。

私の方で物理的に距離を詰めて淡々と例え話をしながら短期で行動を起こすとどういう事後が待っているのかを多角的に解りやすい事例を挙げて説明するとしゅ~んとなってしまいます。

やっぱり時代の教育なんでしょうね「女性蔑視」というのは。

今の時代、そんな思考回路を持っているとそのような考え方を持つ人間自体が少数派になってきている状態では自分自身を窮地に追い込むだけの話です。爺さん達を余り不利にしないように軟着陸させるのにはそれなりの技芸が必要というお話でした。

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