未だに「悪い夢」を見る事があります。
やっぱり一種の悪夢というべきものでしょうか、皆さんに話すと笑われるかもしれませんが・・・。
実はその悪夢というのは「医師免許を持っていない」という夢で、夢の中で大いに焦っていて、それで眠りが浅くなっている自分が夢の中で焦っている自分を第三者として見ながら「おっ、これは夢だな。汗汗」というものです。
医師国家試験なんて言うのは通るだけなら正直二か月も集中して問題を解きまくれば受かります。ですから、この点では心にそのような夢を見させるプレッシャーが発生しているとは考えにくいのです。
よくよく考えてみると、この夢の発生源は二つあるようで、一つは医学部に受かっていないという話、もう一つは在学中に苦しめられたいろいろな科目のテストで落ちるという話でしょうかね。
外の方にはわかりにくいかもしれませんし、単に私が居た頃の医学部だけの話なのかもしれませんが、実際のところ各科目の試験を突破することのほうが国試に受かるよりも遥かに面倒臭いことでした。それぞれの分野のかなり詰まった内容を奥深くまで問われると普段授業に出たり勉強していない連中には全く歯が立ちません。
各学年には試験対策委員会というのがあって、それぞれのテストの例年の分析をしてくれる賢く努力を惜しまない友人達からの各種情報が駆け巡ってきて、実際にその情報が当たって試験を突破することもありましたが、基本は勉強不足と言うか勉強していなかった愚かで怠け者の私ですから、やり直しを喰らうことも多々でした。
これらの負の記憶のインパクトはやはり大きくて、PTSDとまでは言いませんが、フラッシュバック程度にはなってしまっているのです。真摯に勉学に勤しみテストなんぞ余技程度になっていた一部の優秀な友人たちの前では私はほぼミジンコレベルの存在とでもいったほうが良いかもしれません。w
もう一つの原因であろうと思われる「実は医学部自体に受かっていなかった」というのも、数年に一回という頻度で出てきたものなのですが、こちらのほうはどちらかというとアメリカに居た頃に苦しめられたことがありました。
一体全体どのような深層心理がこう言った悪夢を作り出してくれるのか深く考えたこともありませんが、死ぬまでこんな夢って「たまに」見るんでしょうかね? ハ~。
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