2016年8月31日水曜日

まだ続くアメリカの夏休み

え〜 通常日本では本日で夏休みは終了し、明日からは学校が始まるという設定のところが多いと思うのですが、アメリカは例によって例の如し。

毎度毎度ここにも書いてきましたが、夏休みの長さにはうちの嫁さんも”辟易”しておるようで、6月の半ばに始まったあちらの夏休みも、少なくとも来週の日曜日までは終わらないようで、いつものように二ヶ月と三週間弱という、ながーーーーい夏休みになっております。

しかしよくよく夏休みというものの歴史的経緯を考えると、冷房なんかがなかった頃の夏休みっていうのは全くのところ熱中症を起こさないとかいう意味では家庭に責任をもって子供達の面倒を見させるというシステムとして機能していたんだろうなと考えてしまいます。

驚くことに、wikiにはアメリカの夏休みに関しても短いながら記述があり、農業の収穫を手伝わせるためだったとか、授業日数を減らすためだったとかいうような説明があります。本当のところはキチンと理由があるのでしょうが、アメリカの親の誰に聞いても基本的には「ナゲーヨ夏休みw(ウンザリ)」というのが基本線だったように覚えております。

親も夏休みを取るのは全く普通ですが、精々のところ連続では二週間ってところでしたから、いくら親が努力しようと家族を養う糧を守るためには、子供の二ヶ月半というのにはちょっと付き合いきれません。しかも、50’sや60’sのころまでのアメリカと違って、家庭に居たお母さんたちも今は普通に外で働いておりますので、そう簡単に子供達をいつもかまってあげられるわけではないのです。

今後はどうなるかわかりませんが、アメリカの夏休みの長さも少し短い方へ調整されるんじゃないかな?っていうのが私の長期予報です。例えば、7月の1日から始まって9月の最初の平日にはもう学校が始まるというような感じでしょうか。

我々の日本での短い夏休みもそうでしたが、学校に長く行ってないとみんなと会いたくなるんですよね。w

何はともあれ、高校生としての最後の夏休みを過ごしているアメリカの長男と次女の話でした。

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2016年8月30日火曜日

ファインマン語録

夜の空気が良い感じの体感温度になってまいりました。

いわゆる秋の夜長って奴の始まりがそこまで来ているようです。良く耳を澄ましてみると外に聞こえる虫の声色も何となく夏の虫から秋の虫モードに密かにバージョンアップしてきているように感じます。

近くのイオンモールにもちょこっと行ってみたのですが、(季節のファッションの変化に疎い私にもわかるレベルで)店の中に展示されている服はまあ完全に秋冬モノがズラリ勢揃いという感じでして、こういう変化も今年の夏が終わってきてるんだというのをイヤでも感じさせてくれますね。

こういう時期こそは読書も捗ろうかというもの。いつもはあつ~い便所の中で出すものも出さずにジーっと座り込んで本の世界に入り込んでしまうことの多い私ですが、ここは一つ秋の夜長を感じる世界が広がってまいりましたので、窓辺に座りながら本を読むというのもかなり素敵な事なのかもしれません。

以前も書いたように読みたい本は部屋のあちこちに大量に溜まっているのですが、今、トイレに居る時に読んでいるのは数カ月前に偶然手に取った「ファインマン語録」です。ファインマンものはアメリカに居る頃からファインマンシリーズで英語バージョンの方は読んでいたのですが、日本に帰ってきてたまたま手にとったこの本の内容に惹きつけられてしまい、3200円の本ではありましたがすぐに買いました。

ファインマンの娘さんが、この偉大な親父さんの残した数多くの言葉をあちらこちらから集めてきて関連するであろう要素ごとに章分けして本にしたものです。どこから読んでも良い様になっているのですが、難点は彼がどのような時期にそれらの発言をしていたものかという彼の個人的な時代背景を知らないと、そこに書かれている断簡や発言の深い意味はなかなか理解できないのではないかという心配があることです。

そういう意味ではファインマンの事をあちこちで見聞きして知っている人や、彼の本や彼に関する本を数冊読んできた人向けかなという気もしますが、それでも尚、初めてファインマンのものの見方や思想に触れたことがない初めての方にも、この偉大な科学者の考え方の一部にでも触れていただけるものと信じております。

通常一通り読んだ本はトイレからは片付けるのですが、この本は、、、ちょっと別れ難い魅了があります。ものごとの真理を透き通った目で素直に見つめることの出来る人というのはこれほどまでに素敵なのかということを再認識させてくれると言う意味では秋に限らず年がら年中”座右”に置いておきたい本であります。

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2016年8月29日月曜日

化粧品の容器

時々アメリカの娘達からリクエストが来ます。

「XXの化粧品を買って送ってくれない?」というもの。私にとっては謎のリクエストばっかりであることは以前このブログでも確かどこかに書いたと思うのですが、更に訳がわからない大きなの謎なのが”過剰包装”というか”過剰な容器”です。

化粧品を買わされて送るときにいつも頭に浮かぶのは中身の液体や軟膏(クリーム)は一体開発費込みで純粋に原価はいくらなのだろう?というものなんですが、勿論これは材料費だけでなく、研究開発費(そんなもんがあるとすればですがw)、配送等も含めたものですが、きっと容器代と宣伝費は中身の50倍位じゃねーのかな、と言うのが私の正直な感想です。

どこの化粧品メーカーの化粧品の棚もキラキラ光る光の下で派手な容器、清楚な容器、不思議なガラスの容器などに仕分けされて置かれています。チフレなどは”比較的”白一色とかの金はそれ程かけて無さそうな容器を使っていますが、その他は・・・。まあ、実験室でいつも味気ない機能一点張りの”カッコいい”容器ばかり使ってきた歴史を持つ自分からみると一言”謎”レベルの容器ですわな。

中身で勝負!と(外見も中身もない私は)言いたいところですが、化粧品ってどう考えても中身100円程度にしか思えないオジサンです。

今の今まで知らなかったのですが、例えばメナード化粧品。これ何と調べてみると本社は名古屋!!

これをwikiからちょこっと計算してみましょう。売上高480億円、従業員数1060名。単純に割ると一人あたり4500万の売上高になる計算ですが、そのうち一人あたりの平均給与をネットで見てみると457万円となっていて、物凄く儲かっているように感じますが、実際は所詮売上なので、宣伝広告費、輸送費、売り子さんの給料、あれやこれやを引かれ続けて一個の化粧品の値段がどれくらいならばこれくらいの利益が出ると計算されているのでしょうが、、、それでも、絶対にこれもコーラと一緒で、中身なんて知れば頭にくるレベルなんだと思いますよ。あくまで推測ですが。

一年365日、女性が年に平均三個の化粧品を買うとして、日本の女性の数の半分のうち、化粧を一生懸命するのは20代から70歳までとしても1億2千万の人口の半分の6掛けとして3600万人が3個買うと約一億個以上。爆買いなども入れるときっと1億は超えるのでしょうがネットを更にほじくると、メナードの市場占有率は1.9%と出ていましたのでざっくりその50分の1である200万個が化粧品の売り上げ個数とすれば、480億円を200万で割ると一個2万4千円なんて数字になりますので、こりゃ前提の数字をもう少し検討しないといけませんが、これに日本に来る外人の購入者、国外での売上なんかが入って来ると300万個とか?だとするともう少し一本の単価が下がって一個1万6千円ですか・・・。ちょっと高すぎ。w

実際に嫁さんたちの行動を全く見てないので、ここらあたりが男としては推測する弱い根拠さえないのが女性用の製品の売上推定をする時頭痛いですしかし、妥当な所まで推測して一本の化粧品をすべてならして単価計算をするとメナードだけでも一千万個くらいは売っていそう。つまり口紅乳液なんかわからんアイシャドウとかこみこみで一人が年に15個位買って一本が4800円となると納得いくかな?(つまり、お化粧にアクティブな女性たちが平均して月に一種類以上買えば上の計算は単価5千円くらいで成り立ちますが。)

まあ、こんな下らない計算は別としても、女性は夢を買っているんでしょうな。おまじないやお守りとおんなじで、”効く!”と思って使ったほうがより効くのでしょうよ。
その為には単価は高くしたほうがよりHalo効果は強いのでしょ言うね。いつものことですが。w

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病棟の怪談

前回の匿名様の御質問に応えまして少しだけ私の知っていることを・・・。

(私は君子とは正反対の俗物ですが)基本的に”君子は怪力乱神を語らず”という言葉をモットーにしておりますので、成人してからはこう言った怪異譚というものは無視するか、鼻で笑うか、聞くふりをして実は全く聞いてないという3つの態度しかとりません。

とはいえ、大きな病院で医療業務をしていると看護師さんやヘルパーさん達のお話は嫌でも耳に入ります。その殆どは特に聞いても何の害もない世間話や家族の話、時には私への個人的な”厳しい質問w”等も飛んできますし、私が居る眼の前でコソコソと同僚同士で特定の人の悪口をいう人も居たりしてなかなか多彩ではあります。

これが夜間の業務時の人数が絞られた時間になればその話は比較的先鋭化し、そこに各個人の怪異譚も入ってくるのでありました。いつも個人的には「へー」「ほ~」などと相槌を飛ばしたり、仕事をして全く無視したりしているのですが、中には非常に真剣な人も居て、クスクス笑っている私を真剣な眼差しで見つめながら説得するように怪異譚を話してくるのです。まあ、差し詰め病棟の女稲川淳二というところでしょうが。

さて、怪異譚のパターンは私が聞いたレベルでは幾つかにわけられておりまして、以下の如し。

  1. 何かが傍にいるのを感じた(中には見ているのが見えたと言う人も・・・)
  2. 誰も居ないはずなのに自分の傍で声が聞こえた
  3. 誰も居ない部屋の個室のトイレがジャーっと流れた(新しいタイプの定期的にオートでフラッシュするのでは無い奴)
  4. 患者さんが私でない方を見て指差して怖がる(これ、匿名様の紹介してくださった漫画にまんま載っていたやつですね!)
と言う感じでしょうか。まあ、もっと個人的に聞いていけばいくつか他のタイプも有るのかもしれませんが、挙げれば大体上に書いたようなものでしょう。どうでもいいんですけど、私や上司の先生は霊安室の真横にある実験室で夜中に仕事をしていても何も感じないのですが、やはり鈍感なのでしょうかね。w

脳というのは実に不思議な器官です。障害があると見えないモノが見えたりというのはごく普通ですし、そういったモノが見える際の認知機能障害のタイプや精神病も比較的よく知られているのですが、女性に多いこう言った怪異譚の話というのは何か女性に特徴的な脳機能に関連したものがあるのでしょうか。それともある種のカルチャー?

私には現実の世界の生きている生身の人間が何をするかわからないという意味で一番怖いのですが・・・。(幽霊が居てもそれが怖がらせる以上に悪い事したって聞いたことないです!)


毎年毎年、怖がられる方の世界の住人に近づいているオジサンでした。w

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2016年8月28日日曜日

ギックリ腰

当直中に前かがみになって冷蔵庫からジュースを出そうとした瞬間・・・やっちまいました。

小学生の頃、近所のバカな高校生にプロレス技をかけられて腰を痛めて以来、思い出したように不定期にやってくるのがこのギックリ腰。このブログの過去記事を自分で検索してみると、二年前の9月にも腰をやらかしていることが判ります。w

アメリカに居た頃も、時々腰をやっていました。大体これが起きる前にやらかしたのは歯を磨く時に洗面台で体を前屈させた時が殆どで、今回のように冷蔵庫で物を探したり取り出したりというのも、同じく前傾・前屈姿勢をとるというような比較的日常的に取る姿勢ですので、わかってはいてもやらかす時にはやらかしてしまいます。

腰に湿布を貼るのもよろしいのですが、基本的には体重を気持ち減らすとともに、体幹の筋肉を椎体の鎧と支えとして働かせるために鍛えるしか最終的に穏当な方法はありません。まあ、湿布薬等で”騙す”事は出来ますが、それも根本的な解決策ではありませんしね。

こう言った椎体からの神経根の逸脱や椎体における圧迫はいわゆるオペに依るものよりも保存的に治療していくほうがよっぽどマシで、椎体などによほど酷い事がおきない限りは普通の医師であれば手術に頼ることはまず無いんじゃないかなと思います。自分の患者さんにもお勧めはしません。(勿論、整形外科でのMRI検査などを行った上での最終判断は当然お勧めしますが、そこは餅は餅屋ということで。)

今回のも”ピキッ”という感じで始まっていますが、トイレに立てないとか運転席にも座っていられないなどというレベルのものでは無いので、経験的に比較的治りは速い奴と見立てているのですが、さてどうなりますことやら・・・。

次第に無理の効かない歳になっていく、どこにでもいるごく普通のオジサンです。

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2016年8月27日土曜日

やっぱりテレビは終わっている

当直室でちょこっとテレビを付けて直ぐに消してしまいました。

今のテレビは本当に何の恥ずかしげもなくYoutubeを見れば全部出ているものを掻き集めて世界のビックリ映像と名前をつけて放送したりするんですね〜。しかも、出てきた映像を見ていると、ほとんど全てと言っていい感じでネットで毎日いろいろしてる人ならごく標準的な有名映像を番組の中で表に出してました。

おまけに、この映像の出し方がアレで・・・。orz

はい、何時ものアレですよ。まず一回映像の山場の直前まで見せといてCMを挟んでその後からまたほぼ一回目に流した画像と同じ時間尺でもう一度流して核心部分に辿り着かせるというもの。まあ、この手法自体はもうテレビ自体が何十年もやってきている伝統的手法ですからいつも呆れているだけで、テレビも見ないので構わないのですが、たまに当直室でスイッチ入れてみると相も変わらずこんなことやってるんですからそらまともな人間がテレビなんか見るわけ無いですわ。w

中身はネットで拾って掻き集めたもの、流し方は焦らすだけ焦らして見せるという伝統的な放送手法を使うならば、皆様当然の如くテレビではなくてネットの画像を見ますわな。ザッピングどころか早送り・一時停止・検索機能による他のコンテンツへの自由自在なジャンピングが可能なネットの存在さえ楽しめる立場であれば、テレビ等というものはそもそも比較できる勝負の相手にさえならないわけでして、お気の毒様としか言えないですよ。

ご当地の中日新聞の凋落っぷりもチームの成績同様酷いものですが、今、新聞に速報性などというものを求める人は精々80歳より上のお年寄りくらいではないかと・・・。以前では速報性という意味で新聞の強敵はテレビだったわけですが、それも今や昔のお話。テレビはネットの後追いをするだけの存在になってしまったというのが現実ですから、世の中一瞬先がどうなるのかは10年単位での予想さえ難しいのが今の世の中ってやつなんでしょうね。

驕れるテレビも久しからず ただ春の夜の夢のごとし

テレビが栄華を誇ったのも精々50年ってところでしたね。

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2016年8月25日木曜日

変な台風

最近やって来た三つ同時発生の台風の中に一つだけ「これ何?」と言うのがありました。

多分多くの人の頭の中に”?”マークが発生したのではないかと私は思うのですが、少なくとも私には謎の台風十号です。実際にYAHOOのこの特集ページを見てみるとこの台風が”珍しい”というふうに表現されておりました。コース取りという意味ですね。

他の2つの台風の発生〜北上という流れはいつものコースという奴ででしたので、スッと腑に落ちたのですが、この十号は現れた地点も唐突なら、その向かった先も南西向きというもので、少なくとも私にはその仕組がよく理解できない代物でした。

きっと、スパコンのシュミレーションでは他の2つの台風との兼ね合わせも含めてその発生とコースどりの予想というのができるのだとは思いますが、一度変な方向に走って行って、消滅すること無くもう一度精力を盛り返して更に同じコースを辿って日本に上陸し直すという輩もおるんだなということを知って素直に驚きです。

しかし、上記のYAHOOのページを見てみると他にも数は少ないながらも奇天烈なコース取りをする台風は、記録にあるだけでも今までにいくつかあったことが判ります。

こう言った迷走してくる台風の予想というのは我々にとっては比較的”珍しい”とか”面白い”とかで済むのでしょうが、より影響の大きな農業や土木関係者以外にも海洋運送の関係者や漁業関係者はまさに進路の影響というのは”命懸け”の世界でしょうから、我々とは違った目でこの台風を今この瞬間もじっと見つめているのでしょう。

この台風に関するもう一つの記事とあわせて読むと、やはりこの台風かなり危険なレベルのものみたいですね。日曜前後は日本全体が警戒すべきレベルみたいです。クワバラクワバラ。

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2016年8月24日水曜日

ポケモン100匹超え

お前はアホか?と思われるかもしれませんが、ポケモンついに100匹を超えました。

いやあ、50過ぎのオッサンで仕事が忙しいにも関わらず”我ながらようやるわ”と思いつつ、ちょい下らないことでも面白ければ決めたことは最終形を見るまでキチンとやる、完遂するまでやり尽くすというのが私の人生後半のスタイルとしておりますので、これはキチンと全種類集めるまでやり遂げる予定。w

ゲームをオンにする事自体はスマホの上で簡単にできますから、意識しようがしまいが仕事が終わってのんびりしている時にチョコチョコッとやればゲットしたポケモンの数は少しずつ伸びていきますのでね。

ゲーム自体には少しGPSとの連携でバグが有りますので、スイッチを入れて放っておけば、止まっていてもある程度自分が歩いたことになっていたりしますので、これは卵の孵化なんかにはなかなか便利なバグです。特に室内の奥深いところで一回GPSが自分の位置をロストして再度ポジショニングをする際に、やたらめったら歩いたことになっているというバグは非常に助かります。

運転しながらポケモンやっていて人を殺してしまった人の話がネットに出ていましたが、これはいわゆるSNSなどのテキスティング以上に危険な行為であることには間違いなく、こういう現実世界に入り込んでくるタイプのAR系のゲームは今回のポケモンGOに限らず、今後も間違いなく出てくるであろう数々のゲーム群がそれこそ”眼の前の現実と集積回路が生み出す非現実の境目”を限りなく溶かしてしまうに違いありません。

今回の死亡事故にかぎらず、実際は世の中はポケモンGOに関連した追突事故や衝突事故は無数に起きていると私は推測しています。理由は簡単。車やバイクや自転車の運転中に私の周りで明らかに片手でポケモンGOしてる人たち毎日見ますからね・・・。

そういうわけで、防御運転的にもポケモンGOをやっている人間からぶつけられないようにすることも大変重要と考えております。

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2016年8月23日火曜日

患者さんの家族

患者さんの家族も本当にいろいろです。

今日も世の中の縮図を病院の中で見ることになりました。(具体的にどうだったかということは記述を差し控えますが。)患者さんによっては家族の背景は非常に複雑です。世の中生物学的な親がいて、その子供がいて、その子が老いた親が入院したらきちんとその世話をしてくれて・・・等というのは公民の教科書や道徳の教科書には出てくるかもしれませんが、そうはいかないのが病院の中の普通の現実。

血の繋がった親はおらず、兄弟とは何十年も音信不通なんていうのは今の時代極めて普通。繋がっているのは昔ちょっと悪いことをしたけど、今はお互い老いてしまって、悪いことをする力もなくなった老人二人とか、訳のわからない宗教法人がお為ごかしの人助け風(ふう)の親切を”死ぬ直前”にかまして遺産かっぱぎの準備を病院でしたりとか、金と遺恨を廻りありとあらゆる事がおきます。

基礎研究をやっていた頃の私に比べれば、人の生死を回る現場で起きる本当に現実的な世界のあり得ないような複雑な話はやっぱり自分が違う世界に戻ってきたんだなということを強く思い起こさせてくれますね。

複雑といえばもう一つ。患者さんを受け入れた時には病歴聴取時に簡単な家系図とその家族の病歴も当然伺うのですが、実はそこに書かれている家族というのは想像を絶する様な複雑な養子縁組を経て構成された人工的な家族だったりすることもあり、自分が”それが普通”と考えていたような単純な世界観に基づいた家族構成と言うのは実に普通では無いのだというのが良く判りました。

看護師や医師の眼前で今そこで死んでいこうとする親に向かって暴言を吐く子供なんて言うのは比較的ザラですが、そこまでに至った背景を想像すると外野が一概に責められるものでもなく、時に只々暗澹たる心持ちとなることもしばしばです。

テレビドラマのように、家族親戚がぐるりとその患者さんの周りを囲み、手を握りながら涙ながらに別れを惜しむなどというのは、本当に稀で幸せな患者さんなのだということを悟った次第です。

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2016年8月22日月曜日

ふるさと納税

日本に帰ってくる前も、帰ってきてからもずっと気になっていたふるさと納税。

なんかいろいろ良いことありそうなのですが、特にアクションは起こさず横目で見ているだけでした。ところが、よく調べてみると、その良い事のレベルが相当高そうです。これを既に制度開始の当初から有効活用している人にとって見れば「アホかお前は!何を今更?」ということに尽きるのですが、帰国して未だ二年半。確定申告も二回しかしておりませぬ身故そこはお笑い納めください。

というわけで、まずは調べてみることに・・・やはりその手のふるさと納税を一手に引き受ける色々なサイトがネット上には乱立しておりました。あの三木谷の楽天も参入しているくらいですから、サイトを運営する側も間違いなく何らかの大きなキックバックがあるからこそこんな手間暇のかかるサイトを運営して全国から情報を吸い上げ、注文を各自治体に配るわけですから、使う側は何の遠慮もなく堂々と”良いと思えるところ”を使えばいいわけですが、それがどこかイマイチわかりません。

勿論、この「ふるさと納税代行注文業界?(そんなもんあるんかい。w)」でも、既に老舗や大手というものがあるようで、それぞれ特徴があるようですが、基本は似たり寄ったり。自治体側も有名サイトをそれぞれ3つくらいは普通に紹介して公平を期しているようです。

お酒のお礼のところをみるとこれは流石によりどりみどり、北は北海道から南は沖縄までというどっかで聞いたようなフレーズがピッタリ似合いそうなレベルの信じられないくらいのチョイスが可能です。しかし、これらを頼んでいると部屋の中が日本酒やワインで埋まってしまうことになるでしょうからここは一つ別に米や食べ物を〜と言いたいところですが、一人暮らしをしていると到底食い切るわけのない量のものが注文できてしまうという難点があります。それは例え単品であっても・・・。

清涼飲料や水をドバドバ頼んで一年間は何も買わなくて良いようにするという手もありますが、いかが致しましょうかね〜。こんなもん、家族の他のメンバーがいないと俺だけ考えたところで実際のところ何も楽しくないですよ、ハイ。

仕方がないので、手始めに、練習がてらということで、いつもお世話になっている病院の掃除のオバちゃんにまずは何かプレゼントしましょうかね。これなら嫁さんも文句無しに納得することでしょうし。何をどう注文したかはまたそのうちにご報告できるかと思います。

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世界の山ちゃん創業者・訃報

山本さんが亡くなられた。

昨年の陶器市に行った際に、当方から声をお掛けしたところ、気軽に写真撮影に応じてくださった山本重雄さんが亡くなられたとのニュースに接しました。(以前このブログでも書きましたが)実際にお会いして感じたのは、彼がイケメンの飄々とした男性で、お話をしていても全然気取るところのない素敵な人物だということ。

解離性大動脈瘤のruptureだったと思われますが、59歳という年齢はまだまだ亡くなられるには若すぎます。これから世界進出のレベル上げをしていこうという矢先でしたから、御本人にとっても早過ぎる死であり、周囲の方がたにとっても衝撃は大きいに違いありません。

自衛隊出身で、風来坊を見て世界の山ちゃんを立ち上げたとのことですが、立志伝中の人物がこうやって去って行かれることに対してはやはり「残念感」が強いです。何事も、創業の第一段階は非常な困難を伴うものでしょうし、これから中興の祖といえる人物が事業を引き継いでいかなければ、風来坊や鳥貴族などの多くのライバルの中でその存在が埋もれていかないのかという心配も(他人の私であっても)あります。

名古屋発の事業でこうやって世界へ向けて拡がるもとを作った人物が若くして亡くなるのは無念。山ちゃんのこと自分でブログ内にどれくらい書いてるのか検索してみたら、キーワード「山ちゃん」で大量に出てきて、その浅からぬ因縁に会長のことを再び考えてしまいます。

そのなかで、会長との陶器市での出会いを書いた時の記事のリンクはここ

今この記事を書いている数分後に千種で告別式が始まります・・・。山ちゃんの第三の人生での良き出発を願い合掌。

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2016年8月20日土曜日

常滑駅でポケモンGOw

行って参りました。

ネットで情報検索をすると、愛知県においては鶴舞公園など目ではない!と言うレベルで常滑駅前ロータリーが凄いということになっておりましたので、そこはポケモン・オジサン”行かねばなるまい”と志を立てて出発いたしました。w

最初に”区切り”として心に決めていたのは、今までに持っていないポケモンを最低3匹捕まえるまでは帰らない!と言うものでした。五十過ぎのオッサンが何を言うとんねんと言うのが大方の正しい反応であるべきでしょうが、ここは一つ人生におけるスモール・イベントに方をつけるために片道1300円の高速道路をゆっくり走って行って参りましたよ、近鉄常滑駅。

駐車場でも探すべえと思って駅に近づいたところ、建設中のビルのすぐそばに赤い小さな鳥居がありました。するとそこにイキナリ「キュウコン(九根)」という珍しいポケモンが登場!ワクテカ〜!流石、噂は本物かという感じでまずゲット。駐車場に車を停めて駅のロータリーに行ってみると確かに凄い。

上の写真は未だ人がそれほど多くなかった頃、駅に着いたばかりでビックリして撮ったものですが、この駅前バスターミナルは非常にポケモン狩りには良く出来た構造で、ターミナルの周りにポケストップが5つほどあって、そのポケストップにはほとんど毎回誰かがルアーモジュールを突っ込んでくれているため、異常にポケモンが出現しやすくなっておりまして、付いてすぐに大豊作大量出現状態。もうアッという間にボールが無くなるくらいの速度で次々に色々なレベルのポケモンが出てきますので、ある程度時間が経った頃からは「もう雑魚は捕まえん」というふうに方針を転換するようにしました。

皆ぐるぐるぐるぐるとメッカを回る回教徒のように汗流しながらポケモンゲットしておりました。驚いたのはその年齢層。オッサンは私を含めてそういないだろうと思ったら、老若男女、保育園行ってるでしょ?って子から上はジジイもババアも皆元気にポケモン収集。上の写真の人達、ほぼ駅構内や列車には関係無しのただのポケモンハンター達です。

二時間ほどで選んで捕まえたにも関わらず、85匹。しかも、私にとっての新規ポケモンは13匹という大豊作でした。それでも、、、途中でモンスターボールが球切れになって、ライチュウに逃げられた時には空を仰いだ50過ぎのオッサンでした。orz

何やってんだか・・・。w

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爺さんとスマホ

先日は雨で濡らして使えなくなったガラケーの代わりに通話機能だけしか無いスマホを実家の親父に送った話をここで書きましたが、御本人がそのスマホで久しぶりに野暮用で電話をかけてきました。

実は近々名古屋に遊びに来たいとの御宣託が直接ありましたので、熱中症で倒れられては困ると思い、何とか説得してこの夏に来るのは思いとどまらせ、秋口である9月の連休前後にでも来てもらおうかと考えているところです。その為には株主優待券の購入その他をチョコチョコっとしとかないといけませんが・・・。

なにはともあれここ暫く使ってみたスマホの使い勝手に関して感想を伺ってみたのですが・・・。一言「難しい!ふはははw」と苦笑いとともに声が伝わってきました。orz まあ、以前の実際に物理ボタンを持つガラケーに比べてみれば、そのツルツルの表面を触ることによって全てが始まるスマホは78歳の爺さまにとっては宇宙の彼方から来た文明の利器。w

スマホの持つ機能の1%位を使ってくれているみたいですが、その機能は契約時に大分制限されたものを使うようにしていたので、ある意味親父には申し訳ないと思っています。今回の親父との会話の中で出てきたのは驚きの”自分からのリクエスト”でした。

何かというと、auが宣伝しているシニア向けのスマホ。実はこれ、先日私自身がauに行った時に既にカタログをもらってきていて如何なる特徴があるのかを既に把握していたものでしたので、そのリクエストが有った時には「了解〜!」の一言で済ませました。

その特徴は至って簡単。まずは勿論の電話機能。そして次はGoogleMapが使える。更にはLINEがプリ・インストールしてあるということ。(これで長電話がただですから。w)更には困ったときのお助け電話がすぐに繋がるコールセンターへの接続機能。あと、カメラも判りやすいところにきちんとデカデカとボタンが付いている。最後にこれは微妙なんですが、メールの機能もある!とは言っても爺さんがこれを使い切るのか実に実に微妙なところですが・・・。メールの場合、まず第一の障壁はqwertyキーボードを使っての入力。まあ、これはお遊び用に期待せずにとっておきましょうかね。

ああ、どうでもいいけど、両親来るのにクーラー無くても大丈夫な気候になってくれていますように〜!w

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2016年8月18日木曜日

アニキは最後の一勝負には負けましたが・・・

吉田選手、泣きじゃくってました。

勝つことを当然とされ、勝っても当たり前のように思われるだけというレベルの”超越した存在”だったアニキが、決勝では徹底的に彼女を研究してきた相手にタックル攻撃を仕掛けられまいと逃げられ続けて負けました。全然、泣く事無いです。他の金をとった選手たちは全員、吉田選手と栄一人コーチの育てた卵のようなもんです。堂々と銀メダルを胸にして帰ってきて欲しいです。

私は思うんですけど、これで彼女がやっと休めるようになったんじゃないかなと。これから先、レスリングを”選手として”続けていくか否かは彼女自身が決めることですが、彼女のこれまでの功績は本当に計り知れないものだと思います。単に女子レスリングだけにとどまらず、人間はここまでストイックに自分自身をカミソリのような状態に持っていけるんだということを全スポーツ界に知らしめたという意味で、もう偉人レベル。

実際に彼女の競技に対するスピリッツを間近で感じ、薫陶を受けた他の超一流選手も吉田選手の経験と努力から編み出された勝負哲学を現場で種々に実践レベルで応用している文章を時々目にします。
何れかの勝負の世界でワールドクラスの頂点に長きに亘って君臨するような人物はやはり何か凡人には見えないモノが見えてくるんでしょうね。

おまけに、今回のオリンピック女子レスリング。もう、次の世代まで含めて”続々”と言って良いレベルで彼女と伊調の残してきた足跡を辿って最短コースで世界へアプローチしているじゃないですか。それにしても、この女子レスリング王国を形成している志學館大学って愛知県の大府市にあるんですね。岐阜あたりの大学かと思っていました。wikiを見てみると、以前は中京女子大と言っていた大学だということで、私的にも「あ、それなら知っとるわ」となりました。

最後に、ちょっとした小ネタですけれど、私の病院の上司の先生が吉田、伊調姉妹の三人を新幹線の座席の眼の前に座っていたのを見たことがあったそうです。実際に見てみると、マットの上での巨大な存在感とは裏腹に三人ともビックリするほど小柄で、テレビで見た場面とのギャップに逆に変に感心したらしいです。

しかし、ちょっと夢想してみたりもします。もし、女子レスリングに団体戦というのがあったら・・・。さぞかし、中国の卓球レベルの強さでしょうな〜。w

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2016年8月17日水曜日

fitbitその後・・・

もうfitbitを装着して日常の記録をはじめて早いもので一ヶ月経ちました。

やはりスマホの様に時にはポケットに入れずに移動するとか、机の上に置いたままチョコっと移動などということがないだけに、ちょっとした差が毎日毎日積み重なってスマホの万歩計とはかなり違う数字が出ています。勿論、数字が大きいのはfitbitですが。

状況にもよりますが、容易に二割くらいは差がありますね。今日は仕事が終わり家に還ってきた時点で1万1千くらいだったのですが、ここは一つ夜食を食った腹を凹ませようと頑張って、、、というか珍しいポケモンを捕まえようと携帯片手に頑張って歩き続けたところ(w)、家に帰ってきた頃には既に2万の大台を超え、その目標ごとに出てくるバッジの一つであるハイカット・スニーカーというものを頂きました。

ポケモンの収穫の方は如何だったかということに関しては、、、まあまあとでも言っておきましょう。毎日毎日チョコっとずつまだまだ2,3匹くらい増えているレベルといえば、わかる人にはわかる「未だそんなもんかい」というレベルなのですが、何事も継続は力なりということで今後もマッタリとしかし確実にコンプリートを目指したいと考えております。男女の性差はどんなもんか判りませんが、一般的に言って男の子のほうがものを収集する傾向は強いのではないかと言われていたのを何処かで読んだような気もするのですが、どんなもんでしょう。

さて、アメリカに居る嫁さんとのネット越しの対決ですが、私がこのような行為を行っていることだけでなく、病院終了時でも毎日ほぼ9,000歩は歩いているものですから、いくら忙しいとは言え、そこまでは多分間違いなく歩く必要の無い嫁さんはいつも私の半分から6掛け位の数字で安定的に推移しているようです。

それにしても、このfitbitとスマホにインストールされたポケモンというのはなかなか立派なコンビネーションとして、人を家から外に引っ張りだす力がありますね。こう言った手段で人間の欲望をもコントロールする方法として使えるのが、拡張現実(augmented reality)の特徴なのかもしれません。

これから先に待っているのはゴーグルを掛けて完全に没入することのできるVRのMMORPGでしょう。これはモニタなど見なくても隣に同じチームメンバーが立って、お互いに会話しながら巨大なボスを倒していくとか、もう想像するだけでも没入しすぎるよな〜って云うのがわかりきっているので、今度は人を再び部屋に引き込んで閉じ込めちゃうのかな・・・。いや、それでもやはり健康のために外に出ることを最優先にせねば。w

それにしても、早くでないかソニーのPS4 Neo。俺は待ってるゼ!

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アニキがんばれ!

我等のアニキこと吉田沙保里選手、そしてその弟分の伊調馨選手がいよいよレスリングに登場する。

今、明らかにこの二人の力量というのは異次元のレベルにあるものの、日本の女子アマチュア・レスリングの名声を世界に轟かせ続けた二人であることは間違いない。そんな吉田選手も今年33歳、伊調選手は32歳。ところが、次の世代の登坂選手と土性選手は22歳と21歳問いうふうにおよそ一世代離れ、階級は違うもののこの二人も世界選手権などで既に大活躍している実力派ですから、今大会ではアニキ二人に続いてくれるものと確信しております。

女性版のカレリンの如く、向かうところ敵なし、人類未踏レベルの強さを見せつけ続ける様な才能と努力の塊のよな人達というのは一体どういった気持ちで試合というものに臨んでいるんでしょうね。伊調は189連勝で世界選手権14回の優勝、吉田も58連勝だの、世界大会27連続優勝だの、もう常人では考えられない意味不明レベルの記録。

ゲームで言えば、ボスキャラというかラスボス、しかも一回クリアした後に登場する裏面のラスボスを倒した後にやっと出てくる本物のボスのような強さを持っていますが、凄いなと本当に思うのは怪我も細かくしているのかどうか判りませんが、連続して出てこれるだけの体の出来具合ですよね。一流でも怪我に泣かされ・・・なんていうのじゃなくて、何があろうと登場してきて相手を倒せるガチの正義の味方レベルの強さ。

仮面ライダーはどんな危機に陥ってもやっぱり最後は勝つのよね〜的な、ボコボコにされたりヤバイ状態で虐げられても9時45分には葵の御紋が出てきて悪い奴らは一刀両断のもとに御成敗、と言うレベルの人達ですが、それでも全く負けなかったわけではないですし、やはり新星の台頭とともに苦しくなってきている面はあるようです。この前の1月も伊調はモンゴルの選手に負けましたし、、、。

とは言え、こう言った世界レベルでの戦いをあたかもその日の放課後の部活の練習試合の如く戦うだけの精神力を持っているお二人の”異次元ぶり”がきっとまた日本を沸かせてくれることでしょう。

吉田も伊調も二度の紫綬褒章を受賞しておりますが、これらの人物なら毎度あげてもいいくらい!国民栄誉賞もあげてください!

でもそんなに偉くなっちゃったらお婿さんが来ないかも?w

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2016年8月15日月曜日

アメリカの娘の変な就活

アメリカの長女が実にゆったりとした就活しています。

嫁さん経由で話を聞いているんですが、何だか良くわからないんですねこれが・・・。w
あんまり焦っていないという話で、卒業前後からのらりくらりと仕事をネットでサーチしながらああでもない、こうでもないという感じの就職検索をしているようです。私的には、アメリカでも人文社会科学系の卒業生は厳しくて、ハーバード卒でも仕事にあぶれることがあるんだから、よっぽど早くから仕事探しとかツテ探しとかしとったほうが良いんでないの?とは思っていたんですが、私のいつもの方針で”子供には何も言わず”としています。

先月はワシントンD.C.でインタビューを受けて容易に二次インタビューまで行ったらしいのですが、年額のpaymentが$35,000というのが本人に言わせれば「受け容れ難い」とのことだそうなんだそうですよ、全く。orz

嫁さんには言ったんですが「どこの馬の骨ともわからん若者に3万5千ドルも出してくれるだけでも凄くないか?」と。私が雇用者ならそう思うんですが、娘的には「仕事自体は物凄くいい仕事」と言っているにもかかわらず、こうやって金銭面で受け容れないというのはアメリカ的なドライさなんでしょうか?

好きな仕事なら、例え最初は給与が低くても転職を繰り返しながらキャリアアップをしていけば良いのに、、、とも思うんですが、自分なりに考えているところがあるんでしょうね。ま、ここは親父が口を挟むシーンではありません。

どうやら数日前にはもう一度別の所のインタビューを受けて来たらしく、その一次はまず通っているらしいのですが、果たしてこれも二次インタビューを通過したからといって受諾するのか否か。
私には訳のわからん発想をする上の娘ですが、自分の力で扉を開けて行くところは何となく頼もしくもあります。

とは言え、私としては自分で働いて給与所得者にさえなってくれれば、親としては正直”御の字”というやつです。w

私からは「がんばれ、超頑張れ〜!」っていう感じですが、娘自身がそれ程リキ入れて無さそうで・・・。
まあ、終わりよければ全て良しです。

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2016年8月14日日曜日

ガイジンさんへの外来診療

最近、外来に当然の如く日本語を話せないガイジンさんが来るようになりました。

スリランカ人の中年男性でしたが、通訳として日本語と英語が”それなり”に出来る男性がついてきましたが、英語も完全ではなく、日本語もそこそこでしたので、どうしても意思の疎通という面でもどかしいところがありましたが、その通訳の男性に帯同してきていた若い女性(奥さん)が英語が完全に理解できる方でしたので助かりました。

しかし、最近考えるんですけど、国際化が進んでいく中では英語は勿論のこと、少なくともスペイン語や中国語等は常に話す人が病院に常駐していないというのはやっていけん時代になってくるだろうなとちょっと考えます。

無論、アメリカのように電話回線を通じて50カ国以上の言語を相互通訳できるようなサービスを提供できる大きな病院のようなところは別としても、例えば日本においては実需が強いと考えられる英語+中国語、韓国語、ロシア語、ポルトガル語、タガログ語等は今後は何らかのサービスを準備することは強く要請されるのかもしれません。

幸い、私の勤めている病院には中国語も、韓国語も、タガログ語もネイティブの看護師さんがいますので、マア良いのでしょうが、英語の苦手な人が多いロシア人が来たらちょっと対応は難しいですね〜。ここにポルトガル語を書いたのはトヨタとその関連工場がある関係で、場所によってはポルトガル語がメジャーなアパート群やエリアもあるからでした。

このブラジリアンやブラジルから来ている日系人の中には、見かけはそのまんま日本人なんですが、中身は全くブラジリアンでラテン系のノリの人達がおりますので、国際化というのはこういう形でも進んでいるんだなというのは名古屋に来るとヒシヒシ感じます。

地下鉄に乗っても何となく見かけの波長がごくちょっとだけ違う台湾人や中国人とサイド・バイ・サイドになるなんていうことは名古屋でも日常です。まあ、東京ではそういうのはもうず~~~っと前から普通なんでしょうが、20年前の名古屋ではそこまでこういうことは普遍的でなかったような気がしますので、時代が変わってるんだなということでしょうかね。

さあ、今度は何語を話す方が来るのでしょうか・・・。

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見ていても”全く”つまらん柔道

オリンピックの柔道見ていて、もう何というか怒りまくりというかガックリです。

これが”世界化”した柔道の姿なのでしょうが、解けた帯を審判が結ばせもせず、本来最も重要視されるべき「礼」が実に軽視されている状態。帯を解いてユルダラの状態だと、当然対戦相手にとっては与し難くなってくるわけで、己にとっては有利でしょうが、それを戦略にすることを許すレベルの低い”コクサイ”審判員、俺の知っている柔道とは違う”何か別のゲーム”ですよ、これは。

これをJYUDOとして世界の人達が日夜練習し試合しているのだとしたら私は何と言うかやるせないです。私自身も小学生の時柔道してましたし、実家の親父も黒帯で、柔道とはそれ程縁の浅からぬ家族なのですが、親父もオリンピックの試合を見ては「憤懣やるかた無し」と言う感じの顔をしてみています。(それでも見ているところが親父らしいのですが。w)

注意が出た後はひたすらゴニョゴニョと逃げ続け、ブーイングが出ようと出まいとただただ腰を引きながら逃げまわり続け、最後はそれを繰り返した人間が金メダルや銀メダルを手にするとか・・・。そんな競技をスポーツというのならそれは私にとって柔道ではなく、見たくもない国際化したJUDOという何かの競技。

正々堂々と相手の襟首をつかみ合い脚を掛け合い、体を投げ合い、寝技で相手をガッチリ身動きが出来なくなるまで抑え込む、、、というのが私の知っている柔道なんですが、世界に拡がっていく過程でいろいろと変わってしまったようで、なんだかな〜、ってとこです。

まあ、私が何を吠えたところで所詮外野の野次、便所の落書きですが。
こんなこと続けてたら柔道する人減っちゃいませんかね?

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2016年8月12日金曜日

ANA危険かも?

ANAは最近どうなっちゃってるんですかね?

金曜日の朝に羽田のベルトコンベアの故障によって発生した”荷物無しでの出発”事件。明らかに事故で済むだものが事件になってしまってます。ベルトコンベアの故障で荷物が積み込めないことは、本当に滅多にないという事態であっても、それはそれでアクシデントですから有りでしょう。そこは皆の怒りがあっても、コンベア回復まで未だ次の便を待つという”選択枝”があります。

無論、荷物の運搬における冗長性の確保をまず手始めに、万一それでも乗り越えられない故障が二重に発生した時の対応マニュアルというものを準備しておくべきで、それが有ったはずなのに全く働かないというミスも”安全に早く人と荷物を運ぶ”というのが存在理由の全てである組織としてはダメダメですが。(万一マニュアルがあればの話ですが・・・あることを信じたいものです。)

更に最悪なのは飛行機を荷物無しで出発させてしまうというANAの指揮系統のトチ狂い具合。これが国内便だから良いとでも思ったのでしょうか?国際便だったら?まる一日以上完全に荷物の送配は遅れますが、それでも同じ判断を下したのでしょうか。

その飛行機に乗っている人達がそこに詰めていた荷物を使って、到着した土地から、更に目的地へ向かって移動していくことで混乱が無限に増大することを考えなかったのでしょうか。

荷物の中には目的地で直ちに使う服や資料、おみやげその他のものが沢山入っていたはず。また、今の時代はペットも当然運搬荷物の中に入ってきますからそれらの体調の管理などを考えても持ち主に対して、”留まって待つ”という選択の余地を与えぬばかりか、到着まで黙っているという最悪の選択の積み重ね。

全くもって自分の頭で”考える”という能力が退化してしまっているとしか思えません。そういう言い方でないとしたら”想像力の欠如”とでも言いますかね。その指示を出してしまえば現地に到着以降その乗客たちがどういった反応を出してくるのか賢い中学生でもわかりそうなものですが・・・。

この指揮を最終判断として出した人間って、もしかして時間に押されてパニックになっちゃったんでしょうかね?当然内部での処罰は御身釣りに行われるのでしょうが、その数人の人間、もしくは一人?の人間の一生分の給料を持っても到底償いきれないだけの一発の選択ミスをやってしまったわけで、この人は航空運送というような手堅さが全ての世界ではもう上には行けないでしょうね。

飛行機を飛ばしていない地上職の人間による、今回のパニック的最終判断は、これが雲の上だったとしたらゾッとするようなものだったに違いありません。

最近のANAは何だか不祥事続きです。私は日航嫌いでANAばかり使ってきている人間ですが、何だか成功に胡座をかいて増上慢になっていませんかね?こう言った連続したミスの先に悲劇が待っていなければよいのですが・・・。

そして、このアクシデントの後に出されたANAの小さな小さなお詫びのリンク先にあった何も伝えていない手短なお詫び?文章。(下にあります。)少なくともANAの頭脳と危機対応能力は腐ってきているようです。

【お詫び】8月12日 東京羽田空港における手荷物搬送施設不具合について

この情報は、2016年8月12日23:00現在のものです。

2016年8月12日(金)午前7時頃、東京羽田空港の手荷物搬送に関わる施設に不具合が発生したため、遅延ならびに一部の便でお預かりした手荷物をご利用便に搭載できない事象が発生いたしました。
当便にご搭乗のお客様をはじめ関係者の皆様に対し、大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

2016年8月12日  全日本空輸株式会社

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円がんばれ!w

最近は月一回のアメリカへの送金で気分が落ち込むことが少なくなりました。w

アメリカの家のローン、生活費、教育資金、諸々をまとめて月一回アメリカに送金しているのですが、円安が進行していたこの二年弱の間は実に厳しい期間でした。簡単にいえば、25%の上下の振れ幅で為替が動いたこの二年。

最近でこそ100円を伺おうかという動きで暫く張り付いてくれていますが、例えば日本円で100万円と言う金額を送ったとしても1ドルが125円であれば米ドルでの価値は8000ドル分しかありませんが、100円であれば1万ドル分の価値が有るわけで、その差額である2000ドル分といえば私の場合だと、大雑把に言って例えば家のローン二ヶ月分となるわけです。

これが更に一昔前のように1ドル80円位まで行くと100万円は12,500ドルの価値になるわけですからもう送金する方もひどく楽になるわけですが、そうはなかなか問屋が卸しません。多分嫁さんと息子が帰ってくる頃にはもう少し円高になっていると私個人では(楽観的に)予想はしているんですが、その頃には下の娘の大学の入学金や授業料を払わなければならない時期に丁度あたっているでしょうから、やはり家計としては円高タスカル〜!状態が暫くは続くと思われます。

そして四年経った後は・・・。まあ、比較的どうでもよいのですが、円資産として還元する為だけであれば家を売却したりして得られるドルを日本に戻すという意味では円安に触れてもらっても良いのですが、そんなに都合よく物事がうまくいくわけもなく、通常は逆のことが起こっていることが私の場合は多いので諦めてます、という訳で何の期待も予想もなし。

むしろ、二種類の通貨で資産を持っておくという単純な事実のほうが防衛という意味では遥かに良いポートフォリオだと何気に考えたりします。とは言え持っていればですが。w

昔から金には縁の無い一族として皆、親族一同(口に出さずとも)理解しているフシがあります。w
金離れの良さを持って美徳といたしますかね。墓には金は持っていけんし、貯める意味があったとしても息子の将来のためだけですな・・・。

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2016年8月10日水曜日

神のような攻防

球技であれ体操であれ、本当にTop of the worldの戦いは凄い。

卓球の愛ちゃんも素晴らしい戦いの後、世界一の中国選手相手に負けちゃいましたが、戦いのレベル自体は素晴らしいもの。男子に至ってはもうね、何と言うかこれ卓球ですか?というくらいの激しい肉弾戦。温泉卓球とは全く次元の違うスーパー・スポーツですな。

多分、このレベルの選手達の攻防になると普通の人達には感じることの出来ない高度な技術の遣り取りの中で何らかのトランス状態みたいになるんでしょうね。内村選手も努力に関して名言を幾つか残していますが、その名言は成功した人達に共通のもの。要するに努力に勝る天才なしというような一言でした。

10000時間の法則などと言われるものがありますが、その数値自体に関する真偽はともかく、世界的な業績を残している天才と言われる理学系の博士たちも”得手に帆上げて”状態で、取り憑かれたように物事にのめり込んでいって結局は命まで削られていくというようなレベルまで考えぬくんですから、それはそれは能力X努力という世界。勝てるわけが有りません。w 

理学系はそれに近い世界がトップの人達にはあるのかと思いますし、実際、多くのスポーツは学問以上に努力の要素が強そうですが、それでもやはり身体的なサイズなどの問題は大きいと思いますよ。
例えばバスケットやバレー、ボート選手のほぼ絶対要件である身長。競馬選手の軽量さ。超一流の水泳選手に至っては手の指(趾)間部に水かき状のものがある選手まであるというほぼ反則の世界まであるといいますが、そのような要素があれば、物凄い努力をした人達同士の戦いになるとアドバンテージはどっちにあるかということになりますし。

そう考えると、人生においては”自分にあった競技”を見つけて最大限の努力をそこに叩きこむしかその分野でトップになるのは難しいんでしょうね。私には才能に関しても努力に関してもな~んにも語るレベルのものは持っておらんですな〜。まさに絵に描いたような大凡人。w

リオで戦う神様達のプレーをもう暫くは見ていきたいと思います。

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