2014年7月23日水曜日

変なものを買う人達

世の中には変な人達が沢山居ます。

嫁さんに言わせれば私も十分「変」だそうなので、こういう括りの人達を非難するようなことは決して致しませんが。
何が変と言って「意味不明のもの」に大金を投じる不思議な人達のことです。

人によってお金を使う対象というのは実に様々で、その使い方自体がその人の「人となり」をあらわすと言ってもいいくらいだと私は思っています。趣味というものの幅は広く、ある人から見れば「は〜〜〜???」というようなクワガタの標本に数十万払う人もいれば、そんなんタダのくたびれたガラクタじゃねーか!というような皿に百万とか千万払うなんて人はザラに居ます。また世界的に珍しいエラー切手に数億円をポンと使う人も世界的には「全然」珍しくありません。

ようはその人にとってそれがどれほど金を払ってでも手に入れる価値のある「自分のものにしたい」ものであるかということが唯一の基準でありフォーカスしているところなのです。
多くの人は大きなお金を使うといえば通常は車や家などというように限られてきますが、それらに比べれば比較的安いものであっても数が多くなるとバカにならない買い物も有りますよね。例えば本とかはそういったものの代表ですが、人生を実需という意味で豊かにするものとしては本などは一生のうちに一千万などは普通に使うような気がします。(無論、読み手をしてそれがその人をcultivateせずとも一冊の本が実際に旅行に行くよりもそこの雰囲気を味わわせてくれたり、推理小説でナルホド!という瞬間を手軽に味わうことも出来るわけですからそういった愉しみを手軽に提供するものとしては最強のコストパファーマンスを誇るとは思います。)

では私が本当に無駄だなと思う「変なもの」とは何かというとこういったものでは勿論無いんですね。
今まで見てきたもので無駄だと思うものを徒然に列記してみると海洋深層水、イオン発生云々という名前がついた電気機器、抗菌云々と言うグッズ、ムダに高い化粧品やそれらの関連機器である美顔何とか等々です。

一体こういったものにはそもそも「宗教的盲信と共通する何か」以外に何らかのお金を使う理由というのは存在するのでしょうか?と私は考えます。

多分この手の物品にありがたがってお金を使う人達には物事を深く考えるという習慣が育っていないんだと思います。学校教育の科学的啓蒙部分における失敗とでも言いますか、、、。
科学的な名前を纏った似非科学、疑似科学の名の下に物を売りつけて壁の後ろでクスクスと嘲笑っている下種野郎の顔が見えていないのでしょう。

女性でそういったものを使っている人には実に申し訳ないのですが例えばコラーゲン入りの化粧品。一体何がどういう理由で表面から塗りこんだコラーゲンが皮膚の「完璧な角質上皮」を通り抜けて張りをもたらすべく浸透してくれるのでしょうか?もしそれが浸透するようであれば、その人の肌はきっと真皮が剥き出しでかつ何らかの問題があって浸出液がじゅくじゅくになっているはずであろうしたとえ影響があったとしても実にマイクロのレベルで表面のみに到達するだけ。
皮膚に張りを持たせるほど浸透するなら逆にそれは既に優秀な薬剤浸透用の担体としてありとあらゆる科学的応用が成されているはずなんですが、、、。w

毎日一時間でも早く寝て一杯でもいいから脂分の少ない酸化物質の少ない「バランス良い」普通の食べ物を毎日食べたほうがよっぽど一本数万円のインチキ化粧品に浪費して美顔ローラーを顔でコロコロするド間抜けな日々を過ごすほうが「効く」と思うんですが、、、。

鰯の頭も信心から

昔から解っている人には解っているしわからない人にはわからない。だからこそ世の中はいつもでも詐欺師が消えないんでしょうが。w

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2 件のコメント:

CHICHI さんのコメント...

イオン発生装置つきエアコン
ついていますよ我が家に~~~
いや、、、家を新築した時に値段で選んだらついていた次第で。。。
(ハウスメーカーの提案の中で一番安かった・・・)

美顔コロコロローラー使ったら綺麗になれるかな?と夫に言ってみたら
「バ~~~~カ そんなものでコロコロしたら余計にシミが増える」と言われ
あきらめました・・・
でもね~~~女性にとって美は永遠のテーマ(^^)/

昔々、私の友達一家とその一家のお母さんと車に乗り合わせて旅行
お母さんが、「このレモンキャンディー、ビタミンCが一杯入っていて綺麗になれそ~~~う^^」と言ったら
横から夫が「それ、人工的に作られたアスコルビン酸で云々かんぬん」言い出してしまい、
私、話をそらすのに必死でした。。。
変人夫を持つのはなかなか苦労です

small G さんのコメント...

CHICHIさんのお話読んで笑ってしまいました。

嫁さん曰く、「女性がそういう話をする時は議論を求めているのではない!同意とそれから花開くその先の展開を求めているわけで、科学的な云々とか言っとるとあんたは女の子にもてんよ!!」と厳しく言われるのですが、私は「科学のためにはモテるかどうかなど関係なしに正しいことを伝えねばならぬ」ということで永遠に歯車は噛み合いません。w

どこの御家庭もあまり差はないようでして、、、。