2014年7月18日金曜日

ボロ負けの宴

今時なんですがワールドカップ、色んな意味で印象深かったですね。

とはいっても実は今回のワールドカップ”一秒も”観ておりません。w
というわけで私が見たのはスコアとその各試合を巡って多くの人が書きまくった国内外の記事のみです。(動画はゼロ!)
今回も本番が始まる前に「あの」ベルギー相手に勝って強いとかいろいろ言われていましたし、マスゴミはマスゴミで楽観論のオンパレード。

こういう論調を見ているといつも思い出すのは日本男子バレー。男子バレーの面々には申し訳ないのですが、あのフジかなんかのテレビ中継やってる黄色い声援付きサーブ時の「そ〜〜〜〜〜〜れ!」という掛け声が続く限り世界のトップには「永遠に」かすりもしないだろうと堅く信じてます。まあ、男子バレーなんて僕にとってはどうでもいいことなんですが。
また同様の意味で感じてたのはオリンピック開催前の日本のマスゴミの雰囲気報道。これで日本は確実に負けると確信しておりました!私にとってのジンクスですが。

世界レベルだとその国のナショナルチームの負けは殺人や放火、暴動、果てはナショナルチームでミスを犯した家族や本人まで殺されかねないのがサッカー。
しかもそこに至った選手たちというのは何千万人のサッカー大好き少年の中から飛び出してきた「運」も「才能」も「努力」も「支援体制」も全てが揃った各国の宝石の様な連中がそれこそウンカのように会場に出てきているわけですから生半可なレベルでは一点さえ取れるわけがありません。

そして結果は案の定というか予想通り。
ベスト16は堅い!上手く行けばベスト8も行けるかも!?下手すりゃ、、、等と殆ど妄想レベルのことを書き連ねるマスゴミも多々有り、煽りまくってましたが、結構国民のレベルでは内心冷静だったんじゃないかなと思ってます。
まあ、負けても高額年俸をがっちり契約している一部の選手たちには関係ないのでしょうが、まあ、メッキが剥がれたというか世界のトップ中のトップとはやっぱり一桁分持ってるもんが違うんだろうなと感じる私です。
所詮、世界の中でぴったりパズルのピースとして嵌る凄い選手が居るには居ても、おんなじ感じで他の国にもそんな選手がゴロゴロいるわけですから、、、。
報道統制された戦時中のアカヒ新聞しか知らなかった当時の日本人じゃあるまいし。

それでも私はいいと思うんですよね。
サッカーというものが多くの日本国民にとって中学体育の延長くらいにしか思われてなかった数十年前に比べれば、Jリーグの育成からコツコツとやてきたことが取り敢えずは上手く花開いて世界の大会にコンスタントに出場できるようになっただけでも「物凄いこと」だと。

あと三十年くらいこのまま戦略を試行錯誤しながら選手育成を真面目にやっていけば日本もやがては「サッカーの歴史」を持った国として他の国からも認識されるチャンスが出て来るだろうし、また凄いストライカーやキーパーが出てくるかもしれません。少なくとも畑はよく耕され、そこには定期的に撒かれた種から発芽する芽をきちんと育成するシステムが有るというだけでも未来への希望は幾らでもあると思っています。

しかし、負けたらトップは腹くらい切れや!
下のウェブの文章見て日本の問題は技術以前の「ある部分」に集約されているような気がしてなりません。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20140714/268671/?ST=print

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