日本分子生物学会の"面白い発言"(勿論業績もピカ一!)で有名な近藤滋先生から一般の方で未だにSTAP細胞の存在を信じておられる方々向けに以下のような実にわかりやすいコメントが発表されました。
実際にはコメントというよりも喩え話形式のお話、寓話なんですが、、、。
理解できないものを理解できないままに放置して神秘のベールの向こうに押しやることが大好きな人達がこの世の中にはたくさんいます。それはそれで結構。占いや宗教の多くの部分にもこういった法則を当て嵌めて楽しんだり信じたりするのもまた何の問題もありません。それは個人の心情と愉しみであり、人によっては生き甲斐でもあるでしょうから。
それを間近で見てもニコニコできるし、おーやっとるの〜!位の感想しか持ちません。w
しかし、それを他人に押し売りし始めるとなるとその瞬間から全く次元の違う話になります。
それを信じ、共有し、広宣することから始まる無垢な人々、特に何も知らない若者や子供達、そしてそのウソによって生命に実害を受ける命に危険のある人々への「実害」はサイエンスを改良しようとする人間たちにとっては到底看過できないものです。
例えばSATP細胞の前にiPS細胞が登場しましたが、この結果は世界中で追試され真実であることが確認され、かつ応用範囲の広さが多くの素晴らしい未来の実績を予感させるものであったため異例の速度でのノーベル賞受賞となりました。
しかし、今回のOさんの件は明らかに未だに、そしてこれからもかなり長期にわたって「多大なる実害」を各方面にぶち撒け続けています。
リケジョなどという糞マスゴミが作った下らない造語にのせられて舞い上がった人間は天罰ということで構いませんが、本当に地道にコツコツと目立たないところで確実な成果を上げてサイエンスをやってきた実力ある女性科学者達(無論他の大勢の科学者も当然そうなんですが)に対して「大変に」失礼だと思います。
「科学の衣風の服」だけをまとって登場する似非科学は何時の時代にもどこの世界ににも有りますが、今回の世界三大捏造実験に認定されるという不名誉な記録を作り上げたこの30歳のお姉さんの行為は一の命にかかわる生命科学の領域に起きた事件。
今回のSTAPの件に関しては必ずそこに「病から逃れるための手段として、この研究にすがる思い」の方々がいるということ考えると彼女の罪深さは計り知れないと考えるのです、、、。
いや、ここまで書いてびっくりしました!
久し振りに見てみたら、あのOさんのwikipedia滅茶苦茶充実した量の書き込みになってました。w
短命だった日本の総理大臣などよりも遥かに濃密な記述、、、。驚くべしです。
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