昨夜一緒に飲んだ先生と行った焼き鳥屋では日本酒をキープしました。
(外で飲むという行為自体が少ないため)基本的にボトルをキープすると言う行為はほとんどしない私ですが、今回は違います。この店であれば何度でも間違いなく行きますので、これで問題なし。
ところで私の場合はこのボトルキープにはちょっとした過去の笑い話があります。
以前、千種(ちくさ)駅の傍に隠れたように建っている小さな小さなバーが有るんですが、そこの鹿児島出身のオバサンがこれまた呑助(のみすけ)でして、いつ行っても酔っ払ってるんですね。お互いに話をしていても”呂律”も回らないし、カウンターの向こうに居るお客さんと話をしていてもどれほど話の筋を理解しているのか怪しいのが常です。w
このオバサンの小さな店は実際はバーと言うほどおしゃれなもんでは無くて、簡単な手料理プラス近所のおっさんのちょい飲み酒場位のものなんですが、ここはオバサンの出身地である鹿児島の焼酎が沢山置いてあり、そこには名前が書き込まれた沢山のボトルがキープされていました。
ところがこのオバサン、私が一ヶ月前にキープしたボトルを飲み干しちゃってるんですね〜。「あら〜、XXさん、ボトルが見つからないわ〜」と、酔っ払って言う始末。他のお客さん達がそれを見咎めて「ママ、そんなことしたらあかんわ!」と言うんですが、私は事の成り行きを見て内心”ゲラゲラ”笑っている感じ。もっとも余り顔には出さずにニヤリとした位でしたが。
オバサンに「困ったなあ。まあ良いわ。次のボトル入れて下さい。」と言って事は一件落着。私にとっては、面白い店に行かなくなるようになるよりも、少しくらいのお金を使おうと面白いオバサンを観察する機会を持つほうが、私の人生にとってよっぽど金の使い勝手としては意味があるわけです。一種の"珍獣"観察のようなものでしょうか?
世の中レールを外れてる人のほうが(沢山の困った人達も含めて)かなり面白いのは、今まで生きてきた中の経験でとっくに周知の事実になっておりますが、隣人としてはなかなか一緒に暮らすのは大変なんですよね。w
それでも世の中に必要なのは四角四面の銀行員・公務員だけでないことも確かですな。(私生活は意外と別人でしょうが。)
変なのも普通なのも、馬鹿も天才も、ちびものっぽも、男も女も、いろいろ居るから世の中は愉しいのです。
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