2017年11月8日水曜日

自閉症スペクトラム(Autistic Spectrum Disorders)

自閉症スペクトラム(Autistic Spectrum Disorders=ASD)と呼ばれる状態を持つ一群の人達がいます。

色々なレベルでの神経の発達障害の表現型としてそのような言われ方をするこのASDですが、反対になんでもかんでもアスペ、アスペと言って”自分と反りの合わない人”を退けたり貶したりする人が居ることも私にとっての最近の日常です。それだけでなく、最近、世間一般でも「あいつはアスペだから」とか言って対人関係の構築の苦手な人や少し変わった言動を持つ人をそういう”一言”で片付ける傾向が”特に”増えているように思います。

私が世間を観察している限りでは、そんな人に限って実は自分自身がASDである可能性の高そうな人物では?と言うような印象が強い気もするんですが・・・。対人関係における自分の”おかしさ”や”気まずさ”を隠すための手段の一つとして自分に合わない人を非難するある一定数の人がいるのではないかというのが私見。

そもそも、人の社会においては肉体的なものであれ精神的なものであれ、いろいろなレベルで皆が”完璧”や”理想”からは程遠い状態で存在しているのが正常で、人が思い描く”理想とは何か”ということ自体が曖昧なわけです。

人と人との関係においても、向かい合うと何となく気不味いというレベルから、もう全く話もできず一方的に激昂して話にならないような障害を持つ人までいるのは確かなわけですけれども、それに一定の障害名を付けて日常生活の中において誰かをその枠の中に押し込んで非難するのはあまり感心しない話だなと考えます。

精神医学などでは診断名として専門家が慎重に付けていく病名でしょうが、それを他人を貶める手段として使うのはオトナの皆さんはしないほうがその人の評価を下げないためにも賢い選択だと言えないでしょうか。

何かにレッテルを貼って後は問題解決のための努力をせずに切り離してしまうというのは大変危険な行為だと思います。
自分と異なる存在を異物として排除するのはどこかの国の大統領選で最近起きた悲劇のような気がします。その禍根の大きさは皆さん御存知の事だと思うのですが。

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