21世紀に入ってますます皆の寿命が伸びています。
それに伴って、退職後のお金の計算が合わなくなる人が続出し、生活が困窮てしまうという”長生き”がありがたくない、パラドキシカルな時代が本格的にやってこようとしています。(というより、もう来てるな実際。)
55歳のアーリー・リタイアメントが夢の様な話の今時、60歳の定年もハッキリ言えば短かすぎるようになってきています。60歳で定年を迎えてから平均して20年以上も生きてしまうという時代を誰が50年前に予想していたでしょうか。
今回公務員の定年を65歳まで段階的に延長していこうと言う話になっておりますが、これはこれでもし昇給のカーブも落とさず・・・となるとアッと言う間に国家財政は破綻ですが、何と公務員では60歳のころの7割を保証しようという厚かましさ。w
ゲンダイの記事ですので眉に唾つけて読まないといけませんが、他のソースを読んでみてもどうやら本当にこういう”案”として提出されているようです。民間はいろいろと厳しい条件を付けて定年後はありとあらゆるいろいろな権利や給与額を削ぎ落として雇用延長という名のもとに定年年齢の延長に必死になっているのですが、こういう財源は全て国民の税金。
実際のところ、これはこれだけで一回国会を解散して検討しなければならないレベルの大議題の筈なんですが、相も変わらず公務員というのは身内には甘いですね。ヤッパリ身銭を切った金勘定をしない連中というのは、出したらどんな意見が出てくるかということを真面目に考えずこういうことを平気で提案しちゃうんでしょうね。(実際はハスッコイ人事院の連中がコッソリ出したということはそこいらをよく計算してのことでしょうから余計悪質、狡猾ですが。)
生涯賃金が4000万もアップするんだと〜。メデタシメデタシ!
大樹に寄り添う寄生植物は”大本の木”が枯れ果てるまで、ビッシリとその表面を覆い尽くすのは、洋の東西を問わずどの国でも同じようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿