2017年4月30日日曜日

今日はトヨタ博物館へ

ほぼ20年振りに行ってまいりました。

トヨタ博物館は私の家からは本当に目と鼻の先。長久手にある何時もモリコロパークの傍を通る時に見かける自動車を技術や歴史とともに順序良く見せてくれる乗り物好きにはたまらない素敵な博物館です。

置いてある自動車は「全て」走行可の状態に保ってあるという流石というか何というか、トヨタというのは恐ろしい人達の集まりです。いろんな部門が有ってそれぞれに恐ろしいレベルのエキスパートが居るという、何というかね・・・。もう言葉も無いですわ。

実はココは今年で25年、トヨタ2000GTが出来て50年ということで、記念のバックヤードにある車の展示会として「トヨタ2000GT」の前期型、後期型、ボンドカー、記録チャレンジカー等、様々な2000GTが展示されておりまして、それだけで一体何億になるんだろうという豪華な展示でございましたよ。本当に。

このトヨタ博物館、名大の大学院で二年間、留学前に研究のアシスタントをしていたんですが、その時に名古屋に遊びに来た田舎の親父を連れて行ってジックリと展示物を堪能した覚えがありました。

今回行って改めてその展示物の充実ぶりに感銘をうけたわけですが、ドイツのポルシェ博物館やBMW、メルセデスの博物館などとは”レース関連”の展示の充実ぶりに雲泥の差を感じましたね。勿論向こうが上ですが。やっぱり会社の成り立ちが違うとこうなのかな。

それでも、昨日はリーダーズ2をネットで視聴して改めて豊田章一郎の技術屋としての魂の偉大さに触れた気が致しました。自分とスケールの違う人間というのは己の小さな物差しで測ってはいけないんですね。

では、下に幾つかの写真を載せておきます。
こちら側が入り口です。
これが一部の景色です。
ジャガーは昔から美しいですね。
カーグラフィックTVのオープニングが聞こえてきそうです。
メルツェデスです。どっかの総統でも降りてきそうですが・・・。
合理性の塊。
言わずと知れたタッカー。
アメリカンドリームそのものですね。
SLといえば私にとってはこの車です。
ポルシェ先生。
一撃で死にそうです。w
こち亀によく出てくるメッサーシュミットですね。
イセッタ!

サニー。小さい頃近所によくありました。

プラス100ccの余裕!のキャッチコピー。
約100ccの排気量の差がサニーを叩きのめす要因に。
ちょっと高級だったコロナ。
常設展示場の方の2000GT
我らがロケット。コスモスポーツ!
ギャランGTO。大学時代、先輩にもらったこれのお古に乗っておりました。
ラリー仕様でしたね。
レクサスLFA!今では手が出ないほどの高額商品です。
それでもトヨタが採算度外視で作ったスーパーカー。文字通りのスーパーカーです。
こちらは初期型。
こちらは後期型。
これはチャレンジ用ですね。
4つ?の世界記録や大量の新記録を作りました。
ちょっとセクシーなボンドカー!
”あの”デロリアンです。
ホンダのバタバタ。信じられません。
私が小さいコロはまだわずかに走っていたマツダのキャロル。
秋にはまた親父を連れて来ようと思いました。 2日連続の外出で少し疲れましたよ。w

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2017年4月29日土曜日

リニア・鉄道博物館

行って参りました。

リニア鉄道博物館に関しては良いところだよ〜と言う何人かの鉄道・乗り物好きの声は聞いておりましたが、実際に行くチャンスは今まで無かった、と言うか息子がアメリカから帰ってきてからでも良いかな?くらいに思っておりました。

しかし、今日は特にここ以外に思いつく場所もなく自然とココへあしが向かうことになりました。取り敢えず時間を有効に使おうということで、さっさと起きて行動開始です。アクセスしてみたら何と、あの話題のレゴランドのほぼ真隣と言って良い所に立地しておりました。

結論から言うと鉄道好きには多分たまらんのかな?私はマルテツではないのでなんとも言えないのですが、マルテツでない私でも十分に楽しめましたので、誰もが行く価値はあると思います。私にとってさえ「見覚えのないレベル」の古い車輌も沢山ありましたがゼロ系から始まる新幹線を中心として、リニアまでの展示部分は特に興味をそそられました。

何はともあれ中で撮った写真の一部を見ていただければ雰囲気は伝わるかと思います。
ゼロ系の形をしたドクター・イエロー。
T1とかT2とかT4とかそれぞれの時代の最新の技術で新幹線の鉄路を保守するための守り神です。
こういった縁の下が見れるのも魅力です。
空気ばねや車輪が見れて大変興味深い。
実物をそばで見るとそのでかいことでかいこと!
表面を撫でることが出来るのもいいですね。
説明を追加
車両によっては中に入って実物を見ることも普通にできます。
座ってはいけませんが!
懐かしのゼロ系でございます。とは言え、自分自身九州の田舎者。
ゼロ系に果たして乗ったことがあるのか否か記憶が定かではありません。
我々おっさん世代にとって新幹線といえば時速250キロのこの御方です!
蒸気機関車のいわゆる釜炊きの部分ですね。
夜のジオラマがセットされている部屋もありました。東京や名古屋の夜景風でしたね。
みんなこの前で記念写真。私は勿論ナシ。w
さすがは鉄道車両館。沢山のレアコイルやビリリダマ、マルマインまで。
こいつらは普通の場所ではめったに出会いませんが、ここ港区、南区の工場地帯では文字通り湧き出てきます。
これが二階から見た一階フロアの一部です。
広すぎて全景が入りきりません。
今回の訪問時にたまたまあった特別展示は「ドクターイエローの軌跡」という文字通り検査車輌であるドクターイエローの細かい話でしたが、大変興味深かったですね。できればドクターイエローに乗って一緒に検査を見てみたいくらいでした。

さて、今度は息子たちと一緒に再訪することと致しましょうか。

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2017年4月28日金曜日

また笑われた

ミスりました。w

また休日の存在を忘れておりました。
以前も何度かこのブログに書いたことがあるので、私のマヌケ具合は嫁さんならずとも知っている方はいらっしゃると思いますが・・・。明日土曜日が休日だということをまるっきり認識しておりませんでした。

病棟で「今週の土曜日は人間がぐっと減りますので、処置はなるべくお避けください」と主任さんに言われて初めて頭の中に?マークが点灯しました。恐る恐る尋ねてみると案の定「何言ってるんですか!休日ですよ〜。w」とのことで、昭和の日、昭和天皇の誕生日でした。

一昔前は緑の日ですな。看護師さんからは「アメリカの休日に慣れちゃってて、日本の休日のこと忘れちゃったんでしょ。w」と二度笑われましたが、正直言いますともともと知らないし、アメリカの休日でもよく間違えて出勤してたんです。(というか、休日に関係なく働いていたというのが半分正直なところですが。)

小学校の頃から休日に学校行ったり、まあ基本的には我が家は親子揃って代々そのようなことに気を使わない連中かつそういった休日に向けて行事を組んで大掛かりな外出をするような家庭ではなかったという間接証拠でもありますナ。

こういったちょっと変な人を親に持った子供はアメリカでどんな風に育つかと言うと・・・。まあ、アレな感じです。w

取り敢えず明日は何時もより長めに寝る事と致しましょう。チョイと儲けたという気分です。

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2017年4月27日木曜日

生物として歳を重ねる

50過ぎまで生きてきて少なくとも今の人間の世界ではまず間違いないと思われる事柄がいくつかあることを学びました。

幾つかある中でも、透明度の高さで一番に出てくる圧倒的な真実と言えば「死は誰にでも平等確実にやってくる」ということでしょうか。これはまあ、誰もが認めざるを得ないガチの不可避イベントで、子供から大人まで正常な思考回路があれば誰でもそれを疑う人は無いでしょう。この不動の真実の前にヒトは哲学、ドラマ、小説、生物学など諸々の死をめぐるめくるめく物語を長年にわたって紡いできたわけです。

ただ、その死に至るまでの長さには結構な不平等がある訳で、生まれる前に腹の中で死んでしまうこともあれば100年以上もただ大過なく生きてやっぱり土に還っていく人達もいるわけです。

ところが、更によく考えてみるとそもそも生まれてこない命のほうが圧倒的に多いわけで、精子や卵子云々と言う前に生物としてこの世の中に”動くもの”として選択されて出てくることが実は一番の奇跡な訳なんですが、我々はそれにはなかなか気付きません。

じゃあ、その凄い確率を通り抜けてやってきた生物の皆さんが皆幸せかというと、生まれていきなりバクテリアでしたとかプランクトンでした〜!何ていうのがやっぱり圧倒的で、ただゴソゴソと動き回って光合成したり分裂したりして一生を終えるのがまた圧倒的大多数。w
こうやって”考える”という経験を認識すること無く食べられたり踏みつけられたりして消えていく命が殆んどなんですが、反対に考える能力を持った故の悲劇もそこにはあるということは日常の我々の生活を見れば枚挙に暇無し。

結局のところ高等脊椎動物として「考える葦」である人間に生まれでたことが幸せかというとこれまた微妙な話になってしまいますよね。ただし、その存在の特異なことは”自分の存在”を客観的に認識できることにあるわけで、その奇跡の装置である脳味噌で自分の脳味噌を研究する能力があるというチョットあり得ないイベントを体得した生物としてその価値があるのではないかと考えます。自己の存在を認識するというのはヤッパリ能力の獲得という点においては大ジャンプですよね。

その発達した頭脳がこれまた複雑な反応を経ることでいろいろと素晴らしいことやろくでもないことを考えるんですが、所詮は殆どが地球の表面での出来事。宇宙の歴史やサイズに比べれば、地球に何が起ころうとも、それが例え消えたとしても”宇宙にとっては”サハラ砂漠で風に煽られた砂が一粒だけ1ミリほどポロッと動いた程度のものでさえないというミクロのレベルの話になっちゃいます。

こうやってスケールを大きくしすぎると、世の中の様々なことが実に瑣末なことに思えてくるのですが、生物としては明日動くためのエネルギーとしての食料を得るためにモゾモゾと仕事をしていかなければならないこともまた事実であることを、鏡を覗き込んだ己を見るたびに思い知らされるのでありました。

なんだか今日は訳のわからんことをダラダラと書いてしまいました。疲れてんのかな。俺の脳味噌。w

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2017年4月26日水曜日

京都市の恥

馬鹿はどこにでもいますが、お役所の中の馬鹿メーターの振り切れ具合は際限無いですナ。久しぶりの大たわけ者出現です。

ここにその事件を記している京都新聞の記事がありますが、もうね、この右京中央図書館の女性部長というのはただの馬鹿ではなくて犯罪者ですね。文化に対する犯罪。しかも、書籍や資料の保存を通した”文化の守護者”の代表であるべき図書館職員が桑原武夫の寄贈蔵書1万冊を無断で廃棄したとか、悪いけど血が滾るほどの怒りを覚えます。

桑原武夫という人物に関しては21世紀生まれの若い人達には比較的馴染みが薄い人かもしれませんが、少なくとも昭和生まれの人間である程度の教育を受けた人間なら誰でもその名前くらいは知っているほどの一角の人物。フランス文学研究、評論、その他の多くのエリアでいろいろな方面に顔を出している文化勲章受章者で、梅棹忠夫、梅原猛、鶴見俊輔、多田道太郎ら多くの有名人を育てたということでも知られています。

多分、これらの人物から猛烈な叱責がこの愚か者どもに浴びせられることになると思うのですが、一次資料やそれに付帯した収集物などを再度かき集めることは”二度と”不可能!

この廃棄処分を決定した馬鹿部長は今現在、二階級降格の課長補佐という状態で干されているようですが、馬鹿にはカエルのツラにしょんべんでしょうよ。いやまて、もしかして若年性認知症か?
もう一人の犯罪者は場所がないという理由でこの10000冊のの図書の廃棄を依頼した向島のこれまた劇馬鹿職員。

馬鹿に文化の保護を任せるとどうなるか嫌というほどその苛烈な結末を見せつけられ、本当に頭が痛くなります。

文化の保護に金を注ぎ込まない国家と自治体がそしていやしくも名目だけは「文化と深く結びついているハズ」の京都でこういったことが起きるという悲惨。

この職員達、犯罪者として訴追されるべきです。馘首にしたあとで少なくとも民事上の賠償は追求されるべきだと考えるのですけど、間違ってますかね。

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2017年4月25日火曜日

アメリカの家をどうする?

娘がUCLAに行くと言う選択をしたために別に我々の家がバージニアにある必要が全くなくなってしまいました。orz

要するにインステートに住んでいるという証拠物件が要らなくなってしまったということ・・・。
幸いなことに家の値段自体はZillow.comで調べてみると購入時に比べればこの十年でほぼ五割ほど上昇してくれているのですが、素直にその値段で売れるわけでもないし売るなら5月頃に売るのが最も高く売れると不動産情報のサイトは教えてくれていますので、売りさばくためにそれほどの時間的余裕が今の段階であるわけでもありません。それにもし売るのであればもう少し内装などに手を加えて付加価値をつけて売りたいですしね。

今の段階では日本人企業の方でリッチモンドにこの秋にやって来られる予定の方にいろいろと家にある買ったばかりのもの含めた備品をただでつけ、市場価格の三割安くらいでお貸ししようとは思っているのですが、この家族の方々がそのまま借りられるかどうかも今の段階ではハッキリしませんので、もしお断りのお話が来たら直ちに家に手を加える方にシフトして早晩売ることにしようと思っています。

まあ、焦っては居りませんが、この手続をするためだけに米国にまた渡ってチョロチョロとせなアカンかな〜?などと考えるとちょっと考え込んでしまいますね。
これに関しては娘に委任状を手渡して全部処理してもらおうかな?とも考えて入るのですが、どっちにしても弁護士を間に入れてやらなアカンのでそれはそれで面倒くさいかも?

売ったあとの税務の問題もありますので、それはそれで税理士さんに任せようかとも思っています。障害のある息子の持ち物にしてしまえばアメリカでは全くアセットとして課税されないものになるはずなんですけどね。確か。調べることがたくさんあって大変ですな。

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2017年4月24日月曜日

家族がエモリーへ行ってきた

実は数日前、週末を利用して嫁さんと長男、次女でジョージアへ行ってきました。

いわゆるcampus visitと言うやつでして、本当に行く気があるのか全くわかりませんが、取り敢えずは大学を訪れて自分の選択(選ばないと椅子選択?)が間違っていないかどうかを確認するための手順の一つのようです。

嫁さんとしては長い距離のドライブはなるだけ避けたいと最初は言っておりましたが、そこはそこ、やはり可愛い娘の一生の選択肢の一つを大切にしてあげたいといいう気持ちは大事にしてあげたいということで頑張ってくれました。(嫁さんにはまた借りができた?w)

結局、リッチモンドからジョージアまでは約十時間かかったということでした。ずっと前に私が未だリッチモンドに住んでいた頃家族全員でアトランタに旅をしたことがあり、その時のことは未だブログに記録する以前の事でしたので、十年以上前の話になりますか・・・。

コカコーラミュージアムやアトランタオリンピックの記念公園、ジョージア水族館などを訪れた記憶があります。その時時間がなくてCNNのスタジオはいけなかったことも記憶していますが、それほどグレートな街だという記憶はないかな。たしかアトランタ空港は世界で一番発着数の多い忙しい空港だったはずで、デルタのハブでしたよね。

さて、結論から言うとエモリーのオックスフォード・キャンパスに行った娘はそれほど心を動かされた様子はなく、アトランタのホテルから私に送ってきた嫁さんからの質問に自分の質問を絡める感じでUCLAに行ったらいくらまで出してくれるか?と聞いてきましたので「心配するな」と言いました、、、とは言ってもドムの費用込みで年額6万ドルと言う概算に「ホンマにステートか!(# ゚Д゚)」と言いたくはなるのですが、まあこれは約束ですので仕方ありません。

カーネギー・メロンに至っては年額7万ドル超ということで、これには娘自身が「行かない」という判断をしたらしく、コンピューターサイエンスをスペシャライズするならそれだけのお金を払ってでもという大学ですが(何と言ってもMITやCALTEC、勿論ハーバードよりハイレベルなcomputer scienceの学科も持っています。)、他の学科なら費用対効果はそこまで望めないと言いましたので、教養学部ならカーネギーでなくても良いと言いました。

最終決定の4月末まで日にちもあと僅か、どうなりますやら・・・予断は許しません。w

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