2017年4月14日金曜日

後期高齢者の親父とLINE

いやはや面白かったです。

親父から突然電話が入ってきて「LINEで話が出来ると聞いたがどうすれば良い?」とのご相談。自分の親に向かってこう言っては何ですが、唐突に直立二足歩行を試みるチンパンジーに出会った気分です。

何でこんなことをいきなり聞いてきたんだろうと思ってちょっと尋ねてみると、「急にネット接続の表示が遅くなった」という理由がわからなかったから電話したのがそのきっかけだったそうです。というわけで、まずは手始めに親父に質問しました。

「もしかして、よく動画とか見てない?」と聞くと「いつも見てる」とのこと。orz
いきなりのビンゴでした。そこで、データ量とは何なのか、そしてデータ量が有るレベルを超えるとどうなるのかなどを手短に説明した所、幸いにも「ああ、ヤッパリそういうもんなのか!」と納得されたご様子でしたので、先程の親父からの質問にもどり、LINEをセットアップすることに・・・。

まず、親父の電話がらくらくスマホであることは自分が贈ったのでわかっていましたが、LINEの画面がそもそも自分が使っているiPhone上の画面と一緒なのかということになると全くわかりません。
そこで「例えばこんな画面になってないか?」といろいろと聞きながら先にそろそろと進むのですが、どうやらちょこっと異なるようでイロイロ苦闘した挙句に「うーん、わからんな〜」とのお返事でした。

私の方から親父の電話番号を便りにインバイトするようにメッセージを送ったのですが、どうも”あるセットアップ”をクリアしないと親父の電話では私の方の招待を送ることが出来ないようになっておりましたので、それが出来るようにドコモのお姉さんのところに行ってセットしてもらうように私のLINEのIDをテキストで送っておきました。

何にしろ、今日は親父にとってもわたしにとっても記念日。何でかというと親父と初めてテキストでメッセージをやり取りできたからです。わたしが大量にテキストを送って説明すると一言「わかった」。そしてまた、色々とテキストを送って説明したのですが「よくわかりません」とのこと。

この二行だけが親父からの返信でしたが、これは私にはマルコーニの大西洋横断無線通信レベルの快挙でした。

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