高校の知り合いで中国地方に住む女性からFBのチャットでひどい話を聞いて唖然としました。
話は簡単なんですがその話を聞いた感想は余りにも話された中身が酷くて、ホンマに人間がする仕業かよ?ってのが正直な感想でした。親がクズだとその子もクズになるという連鎖というのは比較的どこにでもある普通の話なんだろうなと思ったのはこの話を聞いた後の自然な感想でした。
話のあらましはこうです。
あるところに、大学在学中から付き合っていたペアが居りました。そのまま結婚して子供を授かったのは良いのですが、二人の女の子が長じてその長女が高校に入る頃に勤めていた郵便局を辞めました。理由は知り合いの社長に誘われて美味い儲け話が有るから内で働かんかという口車に乗せられて・・・。
まあ、それだけでも十分愚かなんですが、基本的に働きの悪い男で、楽な話・うまい話に靡く悪い癖が有るという輩、どうしてもその手の話には釣られ続けます。上の娘が高校を出る頃にはその移ったはずの仕事も辞め、嫁さんに対する暴力が”酷く”なっていったようで、いわゆるDVの果てに裁判所から接近禁止令が出されました。
その後、嫁さんに出会うことはできなくなったものの、大学へ行った長女とだけは会っていたのですが、これがまた問題を産み出します。このダメ親父、裁判所との話し合いの中で家族の生活費のうち家族が住む家の家賃だけは払うことになっていたとのことで嫁さんの方はすっかり安心しきっていたところ、大家から突然の立ち退き命令が来て仰天したとのこと。何と親父からの家賃の振込は全く為されていなくて、全部が無職の自分の生活費に使い込まれていたという話。
おまけにこのバカ親父は長女に支払われていた非給付型の奨学金を長女に毎月自分の所に持ってこさせており、その金を元手に家の家賃を払っているとかなんとか言って、(こう言ってはなんですが)その少しトロい長女を信じ込ませた挙句、大学の入学金や授業料も払っているなどと言っていたんだそうですわ。
ところがどっこい、昨日になって判明したのはそういった金も最初の入学金以降は払われておらず、大学からも督促が来ている状態とのことで、FBのチャットでその話を聞いた時には「クズ中のクズ」よの〜!くらいに思いましたが、話はここで終わらない。
ナント、その男は今後も娘の奨学金の残りは俺に寄越せとか言ってきたというあり得ないようなタカリ体質を見せており、そんなことを恥も臆面もなく嫁さんに言ってきたというのです。orz
その友人の女性が言うには四国に有る資産家の実家に最初からおんぶにだっこの形で結婚してきたそうで、本人曰く「逃れられなかった」と私には言ったのですが、悪いのですが”そんな男を選んだあんたが悪いんよ”と書いて返事を返しました。ちょっと残酷かなと感じたのですが、そこまで引っ張り続けてダメ男を半分でも息をさせて育ててきたのは”あなた自身”ということを理解してもらうにはそれしか無いなと・・・。
可哀想なのは娘達ですが、部活も辞めて下手したら高校も辞めるような選択になるかもとのこと。医学部受験を目指している成績優秀な次女の方は一体どうなるのでしょうか、他人事ながら少々心配です。
それにしてもこの気になるのはクズ男の家庭なんですが、この男の弟も無職、スキル、資格なし、将来なし。親父も無職の資産無し家族だそうで、今回の件にも全く息子を非難せずという、クズを産んだ男らしい立派なクズの親玉です。
この手のタカリ体質というのは小さい時にピシッと躾けることが出来なかったらずっと続くんでしょうね。友人の女性の心配は「長女がこのだらしない父親に似たところがあって・・・」とのことでしたが、まあ、遺伝ですかな。
私にできることは今後の幸運を祈るのみです。合掌。
2 件のコメント:
クズは遺伝なのか環境によって生まれるのか両方なのか・・・?
おじいちゃんが身を粉にして資産を増やし、お父さんがその資産を受け継ぎ守った家でも
跡取りとして甘やかして育てると、ロクでもない大人ができあがります。
これは環境のせいですよね。
資金全額親持ちで会社を設立してもらい自分はそこの社長におさまるものの、創業以来ずっと赤字。
もうすぐ60になろうというのに、赤字の穴埋めも運転資金も自分の生活費も子供の学費も全部親持ちでも
「自分はこの家を守っている」って言っちゃえる神経・・・もう何億もつぎ込まれたのに・・・
これ、本人だけが悪いとも思えないんですよね~だって母親が何度もそう言い聞かせてるんですもん。
似たような環境で、資産を受け継いだ長男が、仕事もせずに高価な壺やら絵やら掛け軸やらにつぎ込み
テレビで紹介されたおいしいパンを買うためだけに東京にやってくる・・・なんていうパターンも
知っております。
お金持ちの長男が全員こういう人たちではないけれど、身近に2人もいると考え込んでしまいますね。
なななな・・・。
なんという具体的で詳細なお話。wヤッパリいるんですねそういう人達って!
「売り家と唐様で書く三代目」とは昔から申しますが、こういう話を伺うと遺伝も親もともに大切な要素であることは論を俟ちませんナ〜。
歴代続く有名な家系というのはほぼ確実に養子として”出来の良い血”を外から引き入れていますが、我が子可愛やでは”家系”と言う意味では確実に滅びるものだということは歴史を見ればほぼ例外なく確実なもののようで。
諸行無常であります。
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