2016年10月6日木曜日

ゴジラとキングギドラの来名

やってまいりました。名古屋に、両親が。orz

出発の前日の夜は前回書いたごとく連絡無し。そして今朝飛行機に乗り込むであろう1時間前に電話してもナシのつぶて。病院で診療をしながらも、頭の片隅では「何をしとるんかの〜」と考えていたのですが、飛行機の実際の到着時間をウェブで確認しその二十分後くらいに電話をして初めて出てまいりました、電話口に。

何事もなかったのように「さっき着いた」と言われましたので、こちらも拍子抜けして何もそれ以上は言わず。11時のバスに乗って藤が丘に向かうということでしたので、それに合わせて私も病院を出ることにしました。
車を駐車場に停めてバスターミナルに近づくと、丁度その瞬間に目の前のバスの最前列の座席に座って無邪気に手を振る年寄りが見えました。

二人が降りてきた後は荷物を持って車に載せ、二人を家まで案内しました。新居に着くと荷物をおろし、あとは家の使い方の説明を10分ほど致しました。少なくとも母ちゃんの方は説明など理解できないので、主に親父にレクチャー。その親父も何となく理解のほどは怪しげなのですが、取り敢えず説明の後は親父自身に操作させて失敗をしてもらいながら最終的には合格となりました。

飛行機の中で「耳がボンとなった」と言って言い訳をする親父に関して言えば、その耳の遠くなったことに驚きました。確かに飛行機の影響はあるものの、若い頃から素潜りで耳を痛めた後の耳に感音性難聴が若干あった親父の耳はすでに補聴器が必要だと思えるレベルまで悪くなっているように思えました。不思議と夫婦間の会話は問題無さそうなのですが、私の声は音が小さいと良く他の人にも言われるので、特に年寄りには聞こえにくいのでしょうね。

問題は母ちゃん。間違いなく短期記憶障害が出てきています。イワユル初期の認知症ですね。軽度認知障害(MCI)でしょう。テストでは田舎に居たとき25点前後とっているらしいのですが、悪化する人はアッという間に悪化します。色々と調べてみる価値はありそうですが推測する所、彼女の病歴に脳梗塞もあり、af(心房細動)なども有ることから脳血管型の認知症という感じでして、もしこれなら現時点で通常出回っているところの”抗痴呆薬”というものは殆ど役にたたないことが最新の報告で報告されています。

アルツハイマー型やDLBと言うものでは無さそうなので、かえって治療は限定されるというか・・・。

まあ、この一週間でいろいろとその片鱗を見せてくれるのでしょうが、じっくり息子として両親の”老け具合”を観察させて頂くことといたしましょう。

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