結局、長女は仕事のオファーを受諾したとのことです。
月曜まで待って居た方の仕事はインタビューも受けたのですが、そちらは最終決定までのプロセスが未だ残っているようで、”取り敢えずは”24日に始まるこちらの方の仕事を確定させたようです。始める仕事は連邦通信委員会(FCC)に所属する非営利組織の一つでの仕事のようですね。
日本では同様の仕事は放送免許の許認可を統括するのは総務省ですが、FCCは終戦後の日本のラジオ放送のコンテンツコントロールなどを行っていた部署で、放送事業やインターネットに関してはいやらしいほど強大な力を持っているようですが、21世紀の今は全米におけるネットの”国の隅々までの普及”などに力を尽くしているようで、その関連事業を行うのが娘のようです。
なんだかこの前まで”ほんの子供”だと思っていた娘が一人前に人のために何らかの仕事をする人間になったのかと思うと、生物学的な親の存在理由も、マア半分は消滅したかな〜?なんてぼんやり考えてしまいます。
実際はこれから娘が仕事を通じて更に成長をしていく様を見ていくことになるのですが、彼女なりに、いつものように真面目に問題を解決していくのだろうなと思います。
既に5年間に亘ってボルチモアで貧困家庭の子供達に教師役をしたり貧困エリアに関するプロジェクトのための数ミリオン単位のfund raisingのお手伝いをずっとしていた娘には、今回の仕事はどう考えても”はまり役”にしか思えません。
ネット環境がなかなか普及していかない最後のロングテイルの部分こそは経済格差や機会の格差故にそのような環境が拡がらなかったエリアそのものです。娘の経験はそのような環境の改善にはまさにうってつけではないかと・・・。
このFCCでの仕事の経験を活かして更に次の高みを目指してほしいなと思います。娘が”なりたいもの”ではなく”やりたいこと”で自分の将来を決めていく事に頼もしさを感じるのでした。これからたくさん失敗と成功を積み重ねるのでしょうが、どちらに転んでも泰然として前進してほしいなと思います。やばくなればメゲルのもいくらでもありなのです。
取り敢えず、来月からデンタルの保険はお前の分は切るからね〜!とLINEで返事したら涙顔のアイコンが返ってきました。とは言え今までの保険より高品質になるくせになにをふざけているんだか・・・。
がんばれ我が娘!w
2 件のコメント:
お嬢さんの就職、おめでとうございます!
お父さんへの相談後、すぐに決意したんですね。
とても向いている職場を選ばれたとのこと。
やり甲斐がありそうですし、頼もしいお嬢さんで今後がますます楽しみですね。
ありがとございます、とは言っても何だか実感ゼロなんですよね〜。
自分で決めていろいろと進んでいく子供に育ってくれただけで御の字です。
いつもは何の連絡も寄越さない娘が人生の節目の一つで”フリであっても”相談をしてきてくれたことはちょっと嬉しかったですね。
まあ、子供達が健康で幸せであれば親としては特にコレ以上の望みはありません。
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